あきここの豆だいふく

VIVA 日常の嗜好品

おきなわ屋

2009年10月15日 | 食べ物
水曜日はお弁当がない日です。いつもどこで食べようかな?って悩みます。基本的にひとりが好きなので、ひとりでゆっくり食べられるところが好きなんですけれどね。でも懐具合も気になります。

今回は、なんと。従業員ランチ500円ってことで嬉しくて来ました!
このお店、もともと人の入りが少なくてさ。きっと苦肉の策なんでしょうけど。



しょうが焼き丼とミニ沖縄そば、ミニミニサラダと温泉卵のセット。さらにシークワァーサードリンクがついちゃいます。(生に近い卵は苦手なので残しちゃいました。すみません)
しょうが焼きはどう味わっても、豚のカルビだれ丼に紅い生姜がのったもの(笑)しょうが焼きではなかったような。

でもやっぱり人がいなくて、落ち着くんだよね~。(店にとっては困るか)

食べてみてやっぱり採算度外視だと思うんだよね。この立地でこの金額。(従業員だけだけど)とりあえず人を呼ぼう!ここで夜の飲み会もやってもらおう!そのための実験的なサービスであるところがプンプン香ります。

どうか、なくなりませんように。
沖縄料理、愛してますから。

重力ピエロ 伊坂幸太郎著

2009年10月15日 | 
映画を見ていなくて、あらすじを聞いたら読んでみたかったので、図書館で借りました。

うーん。
読んで、正直「いい」とは思いませんでした。なんだろうね。なんだろうか?でも、映画でのキャストを知っていたので自分の中の映画ができて行くのをすごく楽しめました。(作品とは関係ないか)

だから、やっぱり映像でも見たくなったな。

友だちが「最後はね・・・」って結末を話してくれたときに「そうなっても、なんだか後味が悪くないんだよ」って言っていましたが、私は後味の悪さを存分に味わいましたよ。

ちょっと前に読んだ東野圭吾の『手紙』が効いてるのかな?
この本、東野圭吾さんのガリレオシリーズみたいなアップテンポな感じを読みたくて、借りたら、かなり静かな作品で。読み終わった後も考えることしばし。なぜ、これが題材に?って思ったけれど、後からじわじわ来ます。いや。”来ました”。

『重力ピエロ』を読んで『手紙』を考えるんだから、この『手紙』の土壌の深さを感じてなりません。

 *

たぶん、不幸はそこ、ここに落ちている。
不幸はそんなに珍しいものではないということ。
でも、その重さはその人次第。すごく軽いタッチで書いているから、頑張れば何とかなるんじゃない?って思いがちなんだけれど、でもそうじゃなかったり。

もちろん、ここで起きていることは、あってはならない不幸。

 *

もし不幸を乗り越えよう思うなら、やっぱりエイヤって気持ちが(すごく強い気持ち)ないと。

そのエイヤっが文中の”その部分で”。そして答えなのかな?
そう思うと、なんだかやりきれないな、と。

そうなると神様が「自分で考えろっ!」と言って、出た答えは、正しかったのかな?と。(正しい、間違いなんてそもそも論…か)