2009年度は,我々の研究室においては,ここ5~6年では,最も成果が出た1年であると認識しています。成果が論文等で公表されるのにはもう少し時間がかかると思いますが。別の見方をすると,過去,研究室としては,努力している割に成果が少なかったともいえます。現状は,ようやく,投入している努力に成果が追いつき始めた程度でしょうか。
多少なりとも成果が出たのにはいろいろと理由があります。林さんの学位論文が仕上がったこと,ソンさんが学位論文の仕上がりが近く,研究が大きく進んだことが大きいです。
ソンさんの研究も,元は2005年度に始めたスラグの研究がスタートなので,足かけ5年くらいでしょうか。ようやく納得できるレベルの研究になってきました。ソンさんの努力も相当なものがあります。また,ソンさんは最後の仕事として,今後に大きな展開の可能性のある研究を行ってくれたので,この研究はまだしばらく続けます。またソンさんのように研究を高みに持っていってくれる学生が現れたときに,研究が大きく進展するでしょう。
表面含浸材の研究も,2005年度から始めましたが,少しずつ幅も広がってきて,蓄積もできてきて,下田君がかなり精力的に研究してくれました。表層品質の研究と絡めて,留学生のウスマンさんが引き継いで研究をしてくれるので,彼が頑張れば,かなりのレベルに持っていけるように感じています。まだ分かりません。
定着不良の研究も細々と続けていますが,兼子君がCOM3を使ってある部分は固めてくれました。構造の勉強ということで,今後も気長に続けて行きたいと思います。
合成短繊維の研究も,一区切り付いたと思ったので,土木学会論文集に投稿しました。が,まだまだ真相をつかみきれていないことが分かってきたので,終止符を打つまで続けます。
その他は,種まきの研究やら,ようやく進展期に入ったものなど,いろいろありますが,まだまだこれからです。
研究室内の研究だけでなく,学外での取り組みも一気に幅が広がりました。これらを前へ前へと回していくには,私自身ももっとレベルアップしないと対処できません。
2009年度にそれなりの成果が出た,ということは,それ以前の地道な取組みの成果です。2010年度は直感的には,地道な取組み,勉強にもっと時間を割く必要があると思っています。なぜ,そうであるのか,も分かっているつもりなので,研究室のメンバーに理由も含めて説明し,一緒に勉強してもらえるようにリーダーシップを発揮します。
もはや,研究室の取組みだけに閉じこもっていられない立場にありますので,地道な修練と,研究室外でのパワフルな活動とのバランスをうまくとれるよう,自己制御したいと思います。
多少なりとも成果が出たのにはいろいろと理由があります。林さんの学位論文が仕上がったこと,ソンさんが学位論文の仕上がりが近く,研究が大きく進んだことが大きいです。
ソンさんの研究も,元は2005年度に始めたスラグの研究がスタートなので,足かけ5年くらいでしょうか。ようやく納得できるレベルの研究になってきました。ソンさんの努力も相当なものがあります。また,ソンさんは最後の仕事として,今後に大きな展開の可能性のある研究を行ってくれたので,この研究はまだしばらく続けます。またソンさんのように研究を高みに持っていってくれる学生が現れたときに,研究が大きく進展するでしょう。
表面含浸材の研究も,2005年度から始めましたが,少しずつ幅も広がってきて,蓄積もできてきて,下田君がかなり精力的に研究してくれました。表層品質の研究と絡めて,留学生のウスマンさんが引き継いで研究をしてくれるので,彼が頑張れば,かなりのレベルに持っていけるように感じています。まだ分かりません。
定着不良の研究も細々と続けていますが,兼子君がCOM3を使ってある部分は固めてくれました。構造の勉強ということで,今後も気長に続けて行きたいと思います。
合成短繊維の研究も,一区切り付いたと思ったので,土木学会論文集に投稿しました。が,まだまだ真相をつかみきれていないことが分かってきたので,終止符を打つまで続けます。
その他は,種まきの研究やら,ようやく進展期に入ったものなど,いろいろありますが,まだまだこれからです。
研究室内の研究だけでなく,学外での取り組みも一気に幅が広がりました。これらを前へ前へと回していくには,私自身ももっとレベルアップしないと対処できません。
2009年度にそれなりの成果が出た,ということは,それ以前の地道な取組みの成果です。2010年度は直感的には,地道な取組み,勉強にもっと時間を割く必要があると思っています。なぜ,そうであるのか,も分かっているつもりなので,研究室のメンバーに理由も含めて説明し,一緒に勉強してもらえるようにリーダーシップを発揮します。
もはや,研究室の取組みだけに閉じこもっていられない立場にありますので,地道な修練と,研究室外でのパワフルな活動とのバランスをうまくとれるよう,自己制御したいと思います。