「視野の広さ」は私自身の長所であると自覚を深めていることを本家ブログにも書きました。もちろん、人それぞれかけがえのない長所を持っていますので、私は自分の長所を伸ばしていくしか生きる道は無い、という覚悟でもあります。
視野が広いと、選択肢が増えます。ゆえに、効率的に目標を達成する道筋を簡単に見つけることも可能なときがあります。羽生さんの「大局観」とも通じるかと思います。
今日は示方書の施工編の改訂部会のWGだったのですが、とにかく準備をする時間がほぼゼロでした。しかし、今日の少人数のWGで有意義な議論ができるための準備を短時間ででもできればいいわけで、実際には1時間弱の準備・予習で臨みました。
結果として、私の担当分については非常に有意義な議論ができたと思います。山口県のひび割れ抑制システムも参考に、14章「マスコンクリート」などの内容を大幅に改訂するつもりで作業を進めます。
プレストレストコンクリート技術協会で設計施工規準類の作成に携わらせていただいている経験も、示方書改訂の作業に非常に大きな武器になりつつあります。1年前だと何も問題点が見いだせなかった示方書の条文や解説文も、今の目で見ると問題だらけ。
やはり、日常を一生懸命過ごし、そこから学び、視野を広げ、その時点で最善と思う一手を打っていく。これの積み重ねしかないかと思います。
激務に飲み込まれている最中ですが、今年は自分自身のペースで泳いでいる感覚です。