今週も刺激的な日々が続いておりますが、今日の夜も素晴らしい出会いがありました。
木谷正道さんという方を、 横浜市の方にご紹介していただきました。私の研究室まで、木谷さんを含む3人で来られました。
ご紹介していただいた横浜市の方が、私と木谷さんをぜひ会わせたい、ということでお会いすることができました。
何の前打合せも無く、話が始まり、2時間ほど、夕食も食べずに何も飲まずに20時まで話しました。もちろん、お互いずっと話しっぱなしです。
話していてとても楽しかったですが、とてもすごい方のようです。お父様が、20世紀で指折りの囲碁の棋士、木谷實さん。紫綬褒章を受章され、木谷一門と呼ばれる弟子を多く育てられています。 正道さんを含むたくさんの子どもを育てられましたが、その中にも著名な方が多く、ウィキペディアで見てびっくりしました。
木谷正道さんのいろんな活動を聞かせていただいて、すごく興味が湧いて、私も仲間に入ってくれ、と言われました。一方で、私の仕掛けているいろんなことにも興味を持っていただき、また私の考え方に共感を持っていただきました。というか、すごく似ていました。
木谷さんはいろんなことをやられていますが、一つは防災。首都圏直下、東海地震などの危機は本当にすぐそこに迫っており、日本の命運がかかっています。これだけ過密化した世界最大の都市が大地震を受けてどうなるのか。人類初の世紀の実験と言っても過言ではありません。日本が崩壊するかもしれません。被害を何とか食い止めるために奔走しておられます。
また、日本人の精神性、生き方が崩壊しかかっていることにも稀有な危機感を持っておられ、人と人がつながるために、いろいろな地域で素晴らしい取組みを実践しておられます。感激しました。
さらに、今日一緒に来られた横浜市の二人の方のうち、初めてお会いする方のお嬢様が、何と、横浜国大の1年生で、私の土木史の講義を受けておられたそうです。その女子学生は家でお父さんに、私の講義の話をしょっちゅうしていたそうで、お父様は今日私と会うのを心待ちにしておられたとか。そして、その親子は22日の私の横浜市での講演に参加されます。
何というのでしょうか、つながる、ということが自分の予想をはるかに超えて、止まらなくなってきています。私自身も火をつけて、そこに油を注ぐタイプですが、そういう人たちが集まり、つながり始めている様相です。幕末と似てきてますな。
ちょっとこわい感じもしますが、私の心から望む方向性です。今後、どんな展開が待っているのか、想像も付かなくなってまいりました。がんばろう。
2/22(水)に横浜市で講演をします。山口県のひび割れ抑制システムや,長崎県の産官学・市民の連携による道守のシステムを核に,全国展開をしかけていきますが,横浜市もその大きな舞台の一つです。本気でやりますので,火が付いて行く現場に一緒にいませんか?
横浜国大の学生で参加希望者は,土木工学教室の見学会のブログで参加表明をしてください。私に直接メールで連絡くれても大丈夫。この記事のコメントでも大丈夫です。
横浜市の方々も,将来,連携していく,未来の技術者たちがたくさん来てくれるのを願っているようです。