細田暁の日々の思い

土木工学の研究者・大学教員のブログです。

使われてこそ

2012-06-06 09:36:12 | 人生論

昨日はなかなかハードに働きました。21時に日本大通りの横浜市研修センターで講義が終わり、その場で15分ほど打ち合わせをして、一日の仕事が終わりました。午前も講義で、講義時間の終盤に実験室に移動してコンクリート、モルタルの圧縮破壊を見せました。

脳みそもフットワークも十分に使うと、心地よい疲れと充実感を覚えます。21時に講義が終わる15分くらい前には疲労で顔面の左の辺りが少しひくひくしましたが、まあ何とかなりました。1週あけて、再来週に最終回。最終回は補修・補強ですので、私のこれまで学んできたphilosophyを横浜市の方々にお伝えしたいと思います。

帰宅中に、久しぶりに村上春樹の「ねじ巻き鳥クロニクル」の第3巻を開きました。読書意欲もやや減退していましたが、心身の活性化とともに読書欲も戻ってきたように思います。帰宅後、入浴した後、糖質70%オフの発泡酒を1缶ゆっくりと飲んでほろ酔い気分を味わいました。

結局は、私の体も脳みそも、使ってあげることで、負荷をかけてあげることで、活性化します。使われないと、劣化する一方。

仕事も一緒です。私を使っていただける場があって初めて、負荷がかかり、その結果活性化する。

また、ここのところ調子がいまいちであったこともあり、自分と向き合う日記が多いですが、何と言っても、自分のやるべきことを一所懸命やることが大切です。傍から見て清々しいようでなければならない。ようやく普段の自分に戻ってきたように感じます。

偶然かもしれませんが、昨日、プレストレストコンクリート工学会から、PC構造物の高耐久化・保全に関するガイドラインを作成する委員会の委員の就任の依頼も来ました。大学では、大御所の先生3人に混じって、准教授1人、という最近よくあるパターンですが、産官学のトップレベルの方々と議論できる場ですので、ありがたくお引き受けいたしました。

今朝は2年ぶりに健康診断を受けてきました。悪天ですし、子供二人のお迎えもあるので、仕事の時間は限られていますが、打ち合わせ2件以外の時間は、貴重なデスクワークの時間を存分に楽しみたいと思います。