私なりの発破をかけておりますので、研究室の学生たちが発奮してくれている状況も報告しておかないと、フェアでありませんね。
基本的には、清々しく(すがすがしく)やりたいわけです。
自分たちの能力次第ではあるけれど、出来得るベストを尽くして、悔いの無いように頑張る。チャンスは一度ではありません。失敗することも度々あるでしょう。失敗すれば、その状況を受けてまたベストを尽くせばよい。とにかく自分たちに出来得るベストを尽くせば、それなりの道は拓けるし、拓けなかったとしても真の意味で諦めることができるので、清々しくなります。そうありたい。
もっともっとできることがあるのにチャレンジせずに、後悔ばかりする、愚痴ばかり言い合う、というのが最も私の嫌うところです。日本全体がそのような状況にあると言っても過言ではない。
私からの発破の影響も多少はあるのかもしれませんが、学生たちも頑張り始めています。その程度には差があって当然ですが、何のために大学院で研究・勉強をしているのかを再度自問して、ベストを尽くしてもらえればと思います。
今日も複数の研究ミーティングを行いましたが、少しずつ前進しており、よかったです。来週、私の最終一時帰国の機会も最大限に活用してもらえればと思います。
研究とは、研究テーマの設定の仕方がほぼ全てだと思います。テーマの設定がいいかげんなのに、良い研究成果が出ることはありえないと思います。
5年、10年前に比べれば、私たちの設定している研究テーマも、 社会的な重要度が増してきているように思います(もちろん、もっとレベルアップすることはいくらでもできますが)ので、主担当の最前線の学生も、もちろん指導する我々も、高いモチベーションをもって日々の研究活動に、清々しく邁進したいものです。