YNU土木見学会ファンの皆さんへ
中村文彦先生の企画で2件、お届けします。
(1) 新東名の伊勢原の深夜橋梁架設 (12月6日の深夜)
(2) 都電沿線と赤羽地区の市街地状況視察 (12月6日の午後)
(3) 立体交差工事、城山ダム、調整池の現場見学 (12月13日)
さあ、みなさん、「活物同期」するのである!ワイワイ見学会で盛り上がりましょう。私は、(1)には参加します。体力に余力があれば、(2)にも参戦を考えます。。。
「土木史と技術者倫理」の講義で、300枚近いレポートを、毎週読んで翌週に学生に返していることはこのブログでも何度か書いているかと思います。
よくそんな大変なことできるね、といろんな方に言われます。
ですが、私は本当にこのレポートを読むのが楽しみで、本を読むよりも面白いです。
現実の、「生の」学生たちの声を、しかも数百人の声を、毎週聴くことができる、というのは実は大変に貴重な経験なのであると、感じ始めています。
私は本当に、心の底から誠意を持って学生たちに接しています。
それでも響かない学生もいないわけではありません。そういう学生たちは、人生の中で良き師に出会うことを願うのみです。簡単ではないでしょうけどね。
さて、響いてくれる多くの学生たちのレポートからは、心を揺さぶられることも多々あるし、私が勉強になることも多々あるし、そして何よりも、今の学生たちが何を考え、何を悩んでいるのか、どのように希望を見出そうとしているのか、を私自身、浴びるように吸収させていただいています。
これが積み重なることは、実は実は大変に大きな経験値になるのだろう、と昨日辺りから思い始めています。
数百人の学生と毎週対話を重ねた大学教員がそれほど多くいるとも思いません。本当の現場を知らない教師はものすごくたくさんいます。
学生たちの目線で講義のできる教師、子どもたちの目線で授業や対話、教育のできる大人、が非常に少なくなっているように思います。
私が今のやり方でいつまで現場の最前線に立ち続けられるか分かりませんが、力の続く限りはチャレンジしてみたいと思っています。