細田暁の日々の思い

土木工学の研究者・大学教員のブログです。

7割

2015-02-19 08:56:45 | 家族のこと

相変わらずトップギアに入らないままに2月の中旬を終わろうとしています。

昨年の9月末に単身帰国し、10月からの秋学期は相当にタフな期間になるだろうと覚悟してスタートしました。

講義も例年の二倍以上を担当し、修士2年の学生が8名、卒論生が2名の指導もあり、明らかに例年よりは負担の多い状況でした。

昨年の12月の下旬までは、日本各地への出張も何度も重ね、なかなかそれ以上の上積みは厳しいレベルで仕事に専念してきたように思います。

新年に入り、家族とともにパリから戻ってきました。家族それぞれが新しい環境で奮闘を始めました。現時点でいまだに仮の住居ですし、徐々に生活基盤は整ってきているものの、まだフランス滞在の戦後処理の状況です。

修論、卒論の最終審査も終了し、タフな秋学期が何とか着陸に向かおうとしている状況です。

私自身、1月の中旬以降、約1ヶ月ちょっとの間、全力疾走のできない心身の状況にあります。フルパワーの状態の7割程度しか、発揮できていないように感じます。

昨年の激しい活動の反動、とも思われるし、大量の講義が1月末に終了し、かなり放電したので、充電期間中とも捉えられます。

1月に入ってから、まだ一度も東北に出張できていません。それも、トップギアに入らない一つの要因なのかもしれません。

3月には3度、東北出張が予定されています。山口、鞆の浦、福岡への出張も予定されています。

今週の日曜から、短期間ですがインドのハイデラバードへJICAからの派遣という形で出張してきます。ワークショップに出席しますが、目視評価法やSWATの最新情報も含めて、コンクリート構造物を耐久的にするための実践的なノウハウを30分の発表で魅力的に伝えたいと思います。

タフではありましたが、何とか秋学期を乗り切ろうとしています。様々な研究成果も得られたので、論文や解説文、講演等で発信していく段階です。この文章を書いているうちに少しエネルギーが湧いてきました。

今日の午後も、長年一緒に共同研究してきた企業と、今年度の成果についてのミーティングです。