未熟であることは、伸び白があることの裏返しである、とは分かっていても、自分を律し切れないときの不甲斐なさは気持ちのいいものではありません。
私の中で、最も嫌な状態の一つが、勉強しよう(読書することも含めて広義で)、という意欲の湧いてこないときです。逆に、そのような意欲が非常に強く、勉強を実践しているときには、 充実感を覚えます。
また、勉強とは、「吐き出す」ときに強く求められます。論文を書くとき、講演で話すとき、指導をするとき、に従来の自分では足りないと感じ、勉強をするきっかけになるように思います。
この一ヶ月程度の、自分の中での低調には種々の理由があるとは思いますが、低調の中でも、人と話すときに自分自身の調子が戻る気配を感じます。特に、研究の議論を外の人とするときに、自分自身が刺激を受けて機能し始めるのを明らかに感じます。
今日からインドのハイデラバードに出張で、普段接しない方々との時間を過ごします。23日のJICAの国際ワークショップでは、私も30分の時間を与えられ、研究の紹介をします。日本の品質確保の動向を紹介し、そこで活用されている技術が、インドのインフラの高耐久化にも活用されるよう、興味を持ってもらえるよう、発表の準備をしたいと思います。発表の準備は、飛行機の中で、になりますが。。。
3月には、「話す」機会が圧倒的に増えます。その過程で、おそらくすっかり元気になるものと思います。
話すだけでなく、文章を執筆する機会も3月中までにそれなりにあるので、これも自身が勉強するチャンス、とありがたく活用できればと思います。
私の中で、重荷になっていたいくつかの外部の業務が、片付いています。フランス渡航をきっかけに、いわゆる禊ぎがほぼ完了したようにも思うので、新年度の27年度は新たなスタートを切るつもりでしっかりと戦略を練りたいと思います。