そもそも、研究など、簡単に解決できないことをテーマにしているのであって、苦労するのも当たり前だし、うまく行かないステージがあるのも当たり前。
ここのところ、とにかくできることはやろう、とポジティブに外交したり、情報収集したりしていることに加え、メンバーは大きく入れ替わりましたが、スタッフや学生たちが相当にポジティブにチャレンジをしてくれていることもあり、研究の局面が変化する機会が多いように思います。
苦労したり、後退しているのでは?とすら思うステージがあるからこそ、 小さくてもブレイクスルーがあり、前進しているときの楽しさも倍増します。
そして、結局は、研究の過程で学んだこと、身についたこと、が自分の力の大半なのだな、と感じます。
今日も、利便性を追い求めることで結局はしっぺ返しを食らう、という当たり前のことを、自分の研究の中で学びました。
真実は、世の中に、研究活動の中に溢れています。
真っ当に、誠実に生きていくしかありません。続ける、ということです。
専門バカという悪口を言われる場合が結構ありますが、頭の中で点と点がつながりにくい、という状況でしょうか。
一方で、一つ一つの知識はそれほど深くないようであっても、点と点がつながるので、新たな価値を生み出したり、新たな動きを創り出したり、という方もおられます。
専門家と素人、のどちらが良い、悪い、ではありません。
真の専門家はどこまでも深く、また広いのだと思います。
今日の教室の会議で、山田均先生に、素人的な研究者の典型例が私である、と言われました。(「素人的な研究者」の方を強調されたのではなく、長所の方を言っていただいた、との解説をFBでいただきました。)
自覚はしておりましたが、やっぱり、そうですよね。。。
マニアックな部分では深さも磨こうとしておりますが、やはり生来の特長を活かしていこう、と改めて思った次第です。