2012年9月15日。早朝に地下鉄のEarls Court駅に集合して,田園都市の見学へ。世界初の田園都市,レッチワースへ向かいました。
開発されてから100年以上経過した街が,非常に美しい姿を保っていることに,この国のすごさを感じます。放射状に広がる道路の歩道の美しさにはため息が漏れました。我が国のニュータウンは街が老いていくにつれて種々の問題が顕在化しているそうですが,そもそも老いていく,ということを適切に想定していたかが一番の問題のように思います。膨大なインフラの劣化問題も,国民としての想定不足が一番の要因に思います。国家,国民がもっと想定力,想像力を豊かにしないといけません。
その後,ロンドンに戻る方向に少し電車に乗って,ウェリンへ。レッチワースよりも後にできた田園都市だそうですが,中村先生が心から賞賛される街です。駅を出ると目の前に公園が広がっていました。大胆な街構造で,二軸に広がる街内の庭園スペースには単純に感動しました。都市計画の専門の方々が一級と感じるものを見ておくことは,その分野の研究,教育を理解する上でよい経験をさせていただきました。何事も,とにかく一級のものを見るのがよいです。
夕方は,二つのグループに分かれて,我々はアーセナルへ。初めて,プレミアリーグの試合を見ました。アーセナル対サザンプトン。控えでしたが,吉田麻也が初出場し,記念すべき試合となりました。アーセナルが非常に強く,6対1という派手なゲームでしたが,ゴールがたくさん見れてよかった。しかも,ボックス席というバーのようなスペースも使える贅沢な席でした。アーセナルのホームで,プレミアリーグの迫力,スタジアムの一体感,ロック,ポップのイギリスのスタジアムの音楽のカッコよさを堪能しました。いろんな観点からその国を眺めることもまた大切。同行した男子学生3名は,感激しておりました。
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