4月がスタートしました。私個人としては、バタバタした状態ではスタートしていませんが、いずれ首が回らないような状況にも陥ると思います。余裕のあるときには戦略を考えたり、適切な種まきをしたりできればと思って実践しています。
昨年度は、スマホでの記録によると一日の平均歩数が9,826歩でした。スマホで計測できなかった歩数も多少あると思いますが、ほぼ持ち歩くようにしているので、およそ1万歩/日ということです。
昨年度の12か月のうち、10,000歩/日を超えた月が5回。6月は9,923歩/日だったので,ざっくりと半分の月で10,000歩/日を超えていたということになります。私も、年がら年中やる気に溢れている、というわけではもちろん無く、月単位、週単位、日単位で目標設定したり、気持ちが盛り上がったりしています。歩数については、月単位で特徴が表れるようで、月の最初にスタートダッシュを切ると(平均歩数が多いと)、その月はそのまま頑張ろう、という雰囲気になります。昨年度は2回高熱を出しましたが、1回目の12月は9,264歩/日(12/29にハーフマラソンを走り、30,000歩/日以上となった影響大)、2回目の1月は6,930歩/日で1年の中で最低の平均歩数でした。
今年度の最初の月である4月は、最初の3日間を11,000歩/日くらいでスタートしたので、年度初めで気持ちもリフレッシュしていることもあり、このままアクティブに動き回ると思います。
何事も、スタートを順調に切ることは大事かな、と思います。スタートダッシュをする、という意味ではなく、自分の快適なペースでスタートを切る、ということかと。
一方で、何事も常に順調には進みません。そういう意味では、最近では「焦らないこと」「じっくり待つこと」もとても大事である、と考えるようになってきました。
最近読んでとても感銘を受けた本に、「死は存在しない」(田坂広志著)があります。この中に「ゼロ・ポイント・フィールド」という概念が登場し、この世のあらゆる現象や、人間が考えたこと、感じたことなどが、ホログラムのように波動としてゼロ・ポイント・フィールドに記憶されている、というようなものです。詳しくは田坂さんの本をお読みいただくとして、私は彼の考え方に共鳴し、信じています。
すべてが記憶されているゼロ・ポイント・フィールドから、私たち自身の引き出せるものを引き出している、というイメージを今の私は持っています。
そこで、「待つこと」が大事になります。断片的に我々が考えたり、学んだり、感じたりしたことがゼロ・ポイント・フィールドにはあるのですが、それらがつながったり、インスピレーションのように湧いてくるように感じるのには、やはり時間が必要です。
一晩寝かせる、というような表現もありますが、一晩どころか、半月寝かせてもよいし、数年経ってふっとつながることだって当然あります。
だから、焦らず、日々を丁寧に、着実に重ねていく。ヴィジョンや想念が正しく、強く、確かであれば、いずれ適切な解はやってきます。
4月から「豊穣な社会研究センター」が始動しました。まだHPも整備されていないような状況ですが、私がセンター長を務めます。このセンターと並走する形で、「豊穣な社会のための防災研究拠点」が走っています。豊穣な社会研究センターにおいても、かなりの質・量の活動をしていくことになると思いますが、焦ってもどうにもなりません。しっかりしたヴィジョンを持ち、焦らず、着実にやっていくしか他に方法はありません。
スタートはしっかりと、しかし、焦らずに。どんな2023年度になるのか、楽しみです。
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