切手収集、果てしなき旅そしてロマンを求めて...

小学校2年生の国語の教科書で挿絵に日本の記念特殊切手が紹介されていました。その魅力に取り付かれて早50年近く...。

これは、甲州石班澤の北斎ブルーなんだぁ!

2020年03月23日 | 記念特殊切手

 美術の世界シリーズ第1集-青の世界-で、葛飾北斎の甲州石班澤が採用されました。印面が小さいのが残念なんですが、これは間違いなく初摺の藍一色の版画なんだと、BS放送で『北斎ブルー』を特集しているのを観ていたので気付きました。

 この青は特殊な色合いで出されています。原画作成者の北斎が摺師にこの“北斎ブルー”を使うように依頼したのか?、それとも版元が指示したのか?その辺りが非常に興味のあるところです。

 後摺が多色摺だと言われており、こちらが先に文通週間で発行されました。

 ここ数年、北斎の版画と言えば“神奈川沖浪”が多く題材として切手や葉書に採用されていますが、江戸時代に先に発売されたこの版画に、既に波の形とかが使われています。

 最後に切手に採用された2種の切手を並べてみました。私は北斎ブルー、今回の方が素敵だと思いますが、皆さんはどう思われましたか?

 

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