AMASHINと戦慄

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機動戦士ガンダム MSイグル-

2006年05月27日 | ミノフスキー粒子

0079ファンにとって興味をそそらされずにはおれまい「機動戦士ガンダム MSイグルー -一年戦争秘録-」シリーズをレンタルで見てみました。
確かこのDVDは一時期ローソンなんかで限定販売されてて今はもう店頭では売ってないみたいです。

イグルーとは試作兵器運用試験の目的で試験支援艦ヨーツンヘイムに搭乗した第603技術試験隊を舞台に歴史の狭間に消えた男たちの「熱さ」と「哀しさ」をフルCGムービーで描いた連作シリーズである。
まずは第一巻「大蛇はルウムに消えた」を見たが、舞台はスペースコロニーサイド5宙域での話。つまり宇宙世紀史上発のモビルスーツ戦が投入されたあのルウム戦役がCGで再現されているのである。
ルウム戦役ゆーたらジオン軍が2回目のコロニー落としを企てたのを連邦が阻止しようと応戦した史上最大規模の艦隊決戦ですね。
ここではこの戦いにより“赤い彗星”の悪名をほしいままにしたシャアの搭乗する赤ザクが通常の3倍のスピードで暴れまくるシーンが余すところなく描かれとります。
そう、死にかけのパオロ艦長が言うてた「ルウム戦役で5隻の戦艦がシャアひとりのために撃破された・・に、逃げろー!!」というあの言葉通りの場面です。
いや、でも細部に渡って精密に描かれたMSのCGは確かに迫力があります。モノアイの動き、バーニアの噴出具合、やられ戦艦マゼラン、サラミスの爆発シーンまで実にリアリティーに溢れている。
ただ、人間はやっぱ生気がないというか、やっぱロボットみたいな動きやねぇ。
第603技術試験隊の実用性のないモンをあてがわれて一生懸命カッコつけようとする空しくなるドラマもはっきりいってどうでもいいです。
どうせならもっとMS戦闘シーンなぞを細かく描いて欲しかった。黒い三連星によるレビル将軍生け捕りシーンとか。
しかし話が短すぎますわ。30分程度であっという間に終わってしまう。CG技術に大量の時間と金がかけられてるのは分かるけど、このDVDを一話だけのために5000円も出してよー買えません。

さて、二巻とんで第三巻「軌道上に幻影は走る」はザクとの生産競争に敗れた幻のMSヅダをヒューチャリングした、地球上のオデッサ作戦で敗れ、HLVカプセルで宇宙に脱出してくるところを連邦に狙い撃ちされてるジオン軍兵士たちを第603技術試験隊が救出しようとする話。
これも話自体はつまらんけど、やはりグフを髣髴とさせる青のボディーのMSヅダのメカデザインがカッコよすぎます!!ある一定の速度を超えるとヅダヅダに分解してしまうという悲しい欠陥MSで、ある程度の熟練パイロットしか扱えないのでやっぱ量産には向いてなかったみたいです。ザクよりも遥かにカッコええんやけどねぇ・・・
プラモ出たら絶対欲しい!!


「ザクとはちがうのだよ!!ザクとは!!」


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