大仙公園内にある
たったの160円で楽しめるハコモノ
堺市博物館のレポの続き
をば早速…
「中世の堺」
ポルトガルから、この南蛮船がやってきて、火縄銃とかの製造技術が広まっていったんですね…
この舟がもし関東にやってきてたら
長篠の戦いは「武田軍」の勝利になってたかも…なんて、勝手に歴史に思いを馳せるのも面白くて
そんな…堺のまちのはじまり 平安時代後期~鎌倉時代
三好・織田政権と堺
豊臣政権と堺…戦国時代と解説パネルを追って
大阪湾に面した重要港となっていた堺は、環濠をめぐらした港町で、有力商人たちが自治の中心となり、貿易都市として繁栄…
商家が館内に作られていて
そこには
どどんと
堺緞通が敷かれていました…
さらに、戦国時代にはここで鉄砲も製作されていたそうな
その中でも目を見張る慶長大火縄銃は日本最長の火縄銃
もう、この鉄砲…持って歩くだけでもしんどそう…
ここでは足軽になれるよ!!…なりたいかどうかは置いといて
火縄銃が伝わる
火縄銃を作る
火縄銃を売る・買う
詳しくは桂紅雀さんが、教えてくれます…
鉄砲は庶民には買えない高価なものだということがよーく分かりました…
「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」…お金がなくちゃ、下手な鉄砲も撃てないことがよーくわかりました…
私は、鉄砲を買うくらいなら、2年分の生活費に遣います…苦笑
ここで「サカイ・ヒナワ」くんと言った新・キャラクター発見!!
「サカイ・ヒナワ」くんもマスクは必須…鉄砲で撃たれること以上に、新型コロナウイルス感染症の拡大防止を怖れているようで…
確かに…ウイルスは目に見えませんから、鉄砲が使えませんしね…
そう思うと…やっぱり、鉄砲を買うよりも2年分の生活費の方が…笑
堺の商業・文化
約400年前に描かれた屏風「住吉祭礼図屏風」
住吉大社から祭だけに多くの人で溢れていて、堺の街の活気が伝わってきます…
これが、ジオラマで??立体的に…
町並み模型展示…
密集して暮らしていた堺の人々の生活の場がよーくわかる…
ただ…人が誰もいなくて…ゴーストタウンであるかのよう…ここは、行き交う人の人形を足したジオラマにすると最高なんだけどな…
JAFを使った割引入場料を180円にしてもいいから???ここに当時の暮らしぶりを再現する人形をぜひここに作って飾っておいてくださいな…!!
元禄菱垣廻船模型
昔に作られた廻船の模型であるよう…
堺といえば、包丁は有名ですよね
そんな包丁の製作工程
そして堺の祭り
開口神社の「祭礼鉾」
さらに、三国ヶ丘駅の前の公衆電話の上に載っていました
百舌鳥八幡神社の「ふとん太鼓」
祭りで盛り上がって、心も開放的…ふっとんだ気分に違いない…
ちなみに、私は…ふっとんだ…ならぬ…ふとった…汗
それにしても、こんなに充実している博物館なのに…外が雨ということが影響してか…もしくは、ここもよくある地方の「○○博物館」でみかける光景なのか…ほとんど誰もいません!!
「よみがえる中世の堺-堺環濠都市遺跡の発掘調査-」
この解説パネルには、ちょいと興味が注がれる…というのは、今でも堺市街地を発掘調査すると、茶器を中心とする数多くの陶器類が出てくるらしい…別にとうき(陶器)がとうき(投棄)されている訳ではないので、勘違いなさらないように
志野茶碗…これも割れた破片を組み合わせてあるのが、よくわかる…
堺緞通の織機!
「福助」は堺出身??だったんですね!知らんかった…いやあ、この知識が入っただけでも堺市博物館にきてよかった!!
堺の宗教文化…
行基菩薩坐像
これは、撮影禁止でございました!
みたかったら、ぜひ、堺市博物館へ…
(ググるとヒットすると思うけど…)
観音菩薩立像
こちらは撮影OK!!
優しそうないいお顔をしてらっしゃいます
相撲游楽図
みなさん、今のお相撲さんのように、太ってはいませんなあ
海外との国際試合でしょうか…
まあ、こうして、オネーチャンをくどいているおっちゃんは、いつの時代にもいてますなあ…
「家はすもうる(スモール)だけど、俺といっしょに住もう(相撲)!」なんて言って口説いてたりして…
さてさて、ここからは
企画展「古墳が変わるー百舌鳥古墳群から新たな時代へー」
第1章 静まっていく百舌鳥の古墳づくりー巨大古墳築造の終焉ー
ジグゾーパズルのようにはりつけていくこの作業…本当に根気がいって大変そうだなって、もうこの作業こそ終焉したいなって思ってたに違いない…???…あの…それって、観る観点がずれているような…
第2章 新たな葬送のかたち―横穴式石室ー
副葬品の数々の図パネル
横穴式石室のマメ知識
自分にぴったりな横穴式石室にいってみよう!!
私にぴったりな横穴式石室は
高安千塚古墳群でした…
よーし、いつかはこの八尾市の高安千塚古墳群に行くぞー!!
なんせ、私にぴったりと言われれば、「コフン」だけに「コーフン」しちゃうじゃないか!!
こんなに横穴式石室の古墳があるらしい…
いやー、コーフンするねえ
湯山古墳の石棺…
その石棺復元図のように破片が並べられていました
第3章 須恵器の里にあらわれた個性ー横穴式木室ー
陶器千塚古墳群からの出土品
その陶器千塚古墳群は、棺が木材だったんですね
そんな横穴式木室のマメ知識
いやあ、ここで得た知識を…横穴式石室の後には横穴式木室が築かれていたことを、飲みながら熱く語りたい…
たぶん、聴いてる方は「こふん」ならぬ「ふうん…」だと思うけど…
リアルな復元模型
檜尾塚原5号墳
須恵器の甕がお棺…
まあ、骨壺と思えば…思えなくもない…
いやあ、甕にいれちゃうなんて…ヒデキ、カンゲキ!!ならぬ…スエキ、カンゲキ!!
須恵器の里のやきものを使ったお墓たち
お墓だけに、須恵器でぼちぼち(墓地墓地)つくったのでしょう???
陶器千塚古墳の調査をつづった壁新聞
陶器千塚
刀剣もでて
頭骨もでて
男女二体の棺跡がみつかったようで
この展示室の最後に紹介したいのがこれ…
道田池4号墳からみつかった
金銅装圭頭太刀は、実に珍しい…
いや、太刀が珍しいんじゃなくて、この表示…
撮影はOK!!…だけどSNS投稿禁止!!…でございました…
なので、このブログでもアップは当然なし…
みんな、気になるよね???気になるよね??
「こんど、そう、ほいと、立ち」よってみてはいかが???
「こんどう そう けいとぅ たち(金銅装圭頭太刀)」だけにね!!
さてさて、ラストに紹介するは
地下1Fの「体験学習コーナー」
「世界三大墳墓」である「クフ王のピラミッド」と「秦の始皇帝陵」とこの「仁徳天皇陵古墳」との大きさが比較できちゃう
単なる三角すいの透明な「クフ王のピラミッド」と
同じく透明な等脚台形の「秦の始皇帝陵」
比べてみると、さすが「世界三大墳墓」であるだけに、大きさは、ほぼ互角…そりゃそうだ…先程雨の中、ぐるっと「仁徳天皇陵古墳」の廻りを歩いたけど、歩きがいがあったもん!!
湯山古墳とその石棺…
さて、このコーナー、壁面には
古墳に関する質問が次々と…
答えは…
まあ、形は違えど、世界にもあるということで
続いての質問
もう一つ質問
さてさて、このフロアは、誰もいないけど…誰もいないけど…小学生向きかも…
記念フォトコーナー!!
平ぺったい「サカイタケル」くんと写真がとれるよ!
そして、「堺市」のことが時代別に並べられ、それもイラスト付きの
「堺のみちのり」
これ、小学生どころか、オジサン(私のことねっ)にもわかりやすい!!
旧石器時代
シカをイジメてるのではありません!生きるために、食べていくためにシカたなく…???
南花田遺跡
縄文時代…添えてある写真をみると「ドキドキ」しますなあ…土器だけに!
弥生時代
イネを収穫してる人そっくり…三つ子でしょうか??…実に微笑ましくてイイネ!!
四ツ池遺跡
添えてある写真をみると「ドキドキ」しますなあ…土器だけに!
堺の世界遺産が残る…古墳時代
いやー、この時には「仁徳天皇陵古墳」がまさか世界遺産(せかいいさん)になるとは思わず…この大規模な工事現場、この工事を「せかさないかん」と思っていたかも???
須恵器が焼かれた古墳時代後半
奈良時代
行基が大野寺(土塔)を建設…道路や池の整備にびっくりぎょうきてん??…もとい…ビックリぎょうてんの出来事だったに違いない
平安時代
熊野詣が盛んに…
あ、「くまのもうで」です「くまとのもうで(熊と呑もうで)」ではありません!!…って、誰がクマと呑むねん!!
鎌倉時代
河内鋳物師(かわちいもじ)が活躍したようで
絵文字などの「かわいい文字」が流行った訳ではありません!!
室町時代
千利休…博物館の前に雨にうたれて??座っていましたなあ
安土桃山時代
ビレラがやってきた…
徒競走で足が遅くて…それ、「ビリら」
東山動物園のイケメン「シャバーニ」…それ「ゴリラ」
河口慧海が生まれる…慧海(えかい)が堺出身だなんて、えがい…もとい意外(いがい)だった??
明治時代
与謝野晶子さんが生まれる
大正・昭和時代
いさかい(諍い)の起きてた戦時中の「さかい」
そして、平成・令和時代!
世界遺産に、さぞ「コーフン」したことでしょう…
いやあ、さかい(堺)の勉強にもなって、しゃかい(社会)の勉強にもなって、もう堺市民並みにさかいのことを語れそう!!
さてさて、ここに博物館のスタッフの苦労が実感できる体験コーナーがありまして、ここでは破片からジグゾーパズルのように土器が組み立てれちゃう!!
今どきの子供たちがこれを体験して、おおきくなったら博物館のスタッフになって、破片から土器を組み立てたい若者がウンと増えるといいですね!!
さらに、ここでは博物館のスタッフの体験ができるどころか
な、なんと仁徳天皇の気分が味わえちゃう!!!
「仁徳天皇陵古墳」の長持形石棺に入れちゃう!!!
はい、仁徳天皇気分を味わいました!!
感想は…この一言に尽きる…
コフンだけに…コフンだけに…コフンだけに……笑
「ヨブン」な一言はやっぱ、やめとこ!!