超人日記・作文

俳句を中心に、短歌や随筆も登場します。

#俳句・川柳ブログ 

徒然俳句・秋の慈雨

2024-09-16 13:55:49 | 自作俳句
歳時記俳句は休止中ですが
時折、徒然俳句を綴りたくなりました。
往生際が悪い。皆さん、俳句とエッセイ、
どちらに一票でしょうか。

長雨に薄暗きまま敬老日
両親の他界も久し敬老日
秋雨は草木安らう最終章

珍しきヨアヒム・ラフと秋の雨
この夏の鉱石標本遠き秋
秋雨にホッとひと息悦び茶

中宮が泣いて切なき花式部
SFの疫病詐欺や秋ドラマ
黃葉の止まりしままに雨模様

北欧の故郷探訪読む夜長
中秋に人を見守る雨月かな
蝶か蛾か分からぬけれど秋の虫
コメント (6)
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日々の随筆・夕月と悪漢

2024-09-16 00:03:12 | 無題
夕方、団地の上に、淡い夕月が見えた。
空は、毎日違うドラマを見せてくれる。
〇秋の暮れ団地の上に淡き月

体内から水分が抜けて没する疫病が、
終末の日に蔓延し、善人だけが生き残る
という噂を「善良な市民連盟」の会長が
まき散らし、善良な市民にだけワクチンを打つ
テレビドラマをNHKで放映していた。
この連盟の会長役が、舞踏家の麿赤児さんで、
実はこの疫病自体が真っ赤なウソで、
終末の日は来なかった、という星新一氏のSFの映像化。
麿赤児さんは、顔は怖いし、やっていることも、発想も
独特だが、話してみると、実に物腰の柔らかい
好人物である。3回ぐらいお話した。
吉祥寺の「壺中天」という小劇場に行くと
その大駱駝艦の団員さんのステージが気軽に見れる。
神奈川から吉祥寺は遠くて、足が遠のいている。

〇強面の麿赤児さんが映像で疫病物の黒幕となる
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