遠くまで見渡せそうな秋の空
判る事だけ文字にする夜長かな
深々と虫の音沁みる夜半なり
少しずつ疲れが取れる秋曙光
先方の進捗見えず本の秋
世の中を読み切れぬまま秋半ば
取り敢えず置かれた場所に気づく秋
八冊目残り三割り秋の筆
手編み帽被りし様な実を拾う
部屋からは月は見えぬが芒かな
枯野踏み歩けば飛蝗多く跳ぶ
此処其処に秋空見えて胸に青
判る事だけ文字にする夜長かな
深々と虫の音沁みる夜半なり
少しずつ疲れが取れる秋曙光
先方の進捗見えず本の秋
世の中を読み切れぬまま秋半ば
取り敢えず置かれた場所に気づく秋
八冊目残り三割り秋の筆
手編み帽被りし様な実を拾う
部屋からは月は見えぬが芒かな
枯野踏み歩けば飛蝗多く跳ぶ
此処其処に秋空見えて胸に青