今年も週末になかなか晴れませんね。
おまけに仕事も相変わらずハード。
天体撮影とか難しいこと言わず、もうどこでもいいから行きたくなりました。
ほんとは前日の金曜日の夜に出発して、適当に山の上でルーフテント泊して、晴れないのはわかっていたので、湿原でも適当に歩いて帰って来ようかと思っていたのですが、家で横になったが最後、そのまま朝まで寝てしまいました。
土曜日の朝出発となったので、家族も連れて行くことにしました。
Google mapで見ていて、天体観測によさげな場所をみつけたので、そこに向かいました。
ここは家から片道2時間弱。
標高1300m弱。
南の空がちと弱いが、北の空はよく開けている。
トイレ、水道なし。
でも、なかなかよさげ。
できる限り早く、天体観測してみたい。
無線マニアが一台、どこかと交信してました。
星屋は無線屋とよく会いますな。
カップラーメンをもっていましたが、高原のお宿でそばを提供していたので、そこで昼食。
そば屋で出会ったタテハチョウ科ヒオドシチョウ。
意識して見たのは初めてだと思います。
が、東ヨーロッパから東アジアまでの温帯から冷帯にかけて分布するそうな。
普遍種?
食事を済ませ、家族で森に入ります。
気持ちいい。
ここの湿原は春のツツジが有名みたいですが、すでに花は散っておりました。
湿原にいたウラジャノメ。
基本的には標高1000m以上に分布するそうな。
涼しい場所が好きなのね。
PENTAX Q7 + Standard prime 01で撮影。
山歩きにやはりマクロレンズは必須です。
それを車においてくるとは。。。
梅恵草(バイケイソウ)
EOS 6D + EF 50mm F1.8 Ⅱで写すのにちょうど良い大きさ。
他にも直径5mmくらいの小さな花がいくつか咲いていたのですが、マクロ撮影の装備をもって来なかったために写せなかったという。。。
再び森歩き。
ガスって来ました。
樹皮が剥かれていました。
樹液は木にもよりますが、中にはハーブの香りの樹液もありました。
剥いた動物はなんなのか?
この爪痕、熊さんでしょうか?
車にナタをおいてきたことを後悔しました。
(後日、これは鹿による皮剥ぎであるとの指摘をいただきました。2017/09/10)
ガスが晴れて来たところ。
帰りに寄ったもうひとつの湿原の木。
雰囲気ありました。
アオガエルの鳴き声が響いていました。
家族で山歩きができてよかったです。
子どもと奥さんをもっとフィールドに連れ出さなければならないと感じています。
今回の最大の収穫は、自分がフィールドから離れすぎていることを実感できたことでした。
山歩きをするときの装備をもう一度吟味し直す必要があります。
あと、ツキノワグマの勉強もしなくてはならないなと、感じました。
なかなかに天体観測には良さげなスポットです。8^0^)
こんな風景を日光でも見掛けましたが、人が来過ぎて今では渋滞も。。
湿原が近いと霧も出易いので対策必要かも。。
これは熊の爪痕ですネ。
かなり古いですが、強力に木の皮を剥いだようです。
お子様も居るので要注意ですし、ナタは(^0^)も積んでますが、
いざとなると役に立つか心配です。
公園と言っても東屋とベンチがあるくらいで、遊具があるわけでもありません。
何もない尾根にあるので、トイレも水道もありません。
なので、一般人にここの駐車場に長居するメリットはあまりないかと。
そういう意味で星屋向きかもしれません。
熊対策、勉強せねばと思っています。
ナタは最終手段で、僕も頼りになると思っておりません。
熊と出会わないことが、一番大切だと思ってます。
そのためには何が一番よい対策なのか。。。
やはり集団行動でしょうかね。。。