猫五郎の写真日記

なんか、写真よりも文章がメインになってます。しかも、くどい。要改善。でもなかなかねぇ。

天体観測(野外活動)におけるポータブル電源について その9 (ノートパソコンを消費電力の小さいものに入れ替える)

2016-11-20 13:01:14 | その他

天体観測における電源は、赤道儀のEQ6proがMPB-52800、ノートパソコンはスゴイバッテリーということで、一件落着しました。

現在もそれで快適に過ごせております。

最近の変化。

それはノートパソコンを入れ替えたことです。

天体観測(オートガイド)する分には2007年発売のLL550/JGで事足りていたのです。

しかし、LL550/JGを職場で使おうとするとさすがに2007年発売の機種とあって、難渋することが多々あり、やむなく職場用に新しいノートパソコンを購入したんです。

新しく購入したノートパソコンを天体観測に転用したところ、棚ぼたで電力事情を潜在的に改善しました。


結論から言うと、2007年発売のNEC LaVie LL550/JGと2016年のパソコンでは消費電力が大幅に違うということです。




新たに手に入れたパソコンはマウスコンピュータのLB-F571X-SSD2-KK。
現行機種です。
Core i7/8GBメモリ/240GB SSD/15.6インチ フルHD液晶





両者の消費電力を比較してみると。。。


★LL550/JGの消費電力
標準 27W
最大 75W

★LB-F571X-SSD2-KKの消費電力
標準 約9.7W
最大 40W
スリープ 0.7W


LL550/JGはHDDをSSDに載せ変えてありますので、このデータのままではないでしょうけど、ほぼほぼ倍は違うと言って差し支えないのではないでしょうか?
実際は、USBポートからQHY5Lへの給電があるので、単純に消費電力が半分に減るわけではないでしょうけど。

それにしても、この9年間の間に、こんなにノートパソコンの消費電力は下がっていたんですね。
年々、ノートパソコンの情報処理能力が上がっているので、低電力化とほぼほぼ相殺されているのかと勝手に思っておりました。

バッテリー容量を増やすことも大事だし、HHDをSSD化することで、パソコン本体の消費電力を下げるのも大事だけど、今までで一番パンチのある電力事情改善策だったかもしれません。

今後、LL550/JGにはサブ機になってもらいます。



ただ、これだけで話は終わりません。
新しいノートパソコンをスゴイバッテリーにつなげれなければ、意味がありませんから。

手に入れたのはマウスコンピュータのLB-F571X-SSD2-KKですから、ハッキリ言って、マイナー機種です。
手持ちの機材では、スゴイバッテリーから給電できなかったんです。


結論からいうと、以下のような接続になりました。

スゴイバッテリー

DCA-PC90の19V端子(外径5.5内径2.5)

DCプラグ 変換アダプター 外径5.5内径2.5→外径5.5内径2.1

MPB-52800付属DC変換チップ 外径5.5内径2.1→外径4.7内径1.7

LB-F571X-SSD2-KK


==================================================

スゴイバッテリーからLL550/JGへの給電は、パソコン電源アダプターDCA-PC90を利用しています。
(DCA-PC90は、スゴイバッテリーからノートパソコンへの給電用にシステムトークスが販売している)




LB-F571X-SSD2-KKの入力電圧は19Vです。
DCA-PC90の19V用DC接続端子の規格は外径5.5内径2.5です。
試しにLB-F571X-SSD2-KKの電源入力DCメス端子に差し込もうとしましたが、規格が違うので入りませんでした。



LB-F571X-SSD2-KKのDC接続端子の規格がわかりませんでした。
メーカーに問い合わせると、外径5.0内径2.0との回答。
この規格の端子を探してみるも、存在せず。。。(大丈夫か?マウスコンピュータ・サポートセンター!)

仕方がないので、手持ちのMPB-52800付属の様々なDC変換チップのオス端子を、LB-F571X-SSD2-KKの電源入力メス端子に適当にいくつか差し込むと、外径4.7内径1.7で機能することがわかりました。

しかし、MPB-52800付属のDC変換チップの入力側メス端子の規格は外径5.5内径2.1。


DCA-PC90に付属している19V用のDCプラグのオス端子の規格(外径5.5内径2.5)と合わない。

さて、どうしよう?
まずはシステムトークスのホームページをみると、19V外径4.8内径1.7のプラグ自体は存在するのですが、入手するとなると1万円弱となることがわかりました。

うーむ、半端なく高い。。。
こんなに払いたくない。。。
他に方法はないのか?

ネットで「DC」「変換」「外径5.5」「内径2.5」「内径2.1」などのキーワードで検索すると、あるではないか (^^)

amazonで「DCプラグ 変換アダプター 外径5.5内径2.5→外径5.5内径2.1 」




というわけで、スゴイバッテリーとLB-F571X-SSD2-KKの接続は、

スゴイバッテリー

DCA-PC90の19V端子(外径5.5内径2.5)

DCプラグ 変換アダプター 外径5.5内径2.5→外径5.5内径2.1

MPB-52800付属DC変換チップ 外径5.5内径2.1→外径4.7内径1.7

LB-F571X-SSD2-KK



と、やっています。

あとから気付いたことですが、外径5.5内径2.5→外径4.8内径1.7の変換プラグもamazonで売られていました。
(外径4.7と外径4.8の記載が混在しますが、変換ブラグ・変換チップ販売元の記載がそうなっています。実際の規格は外径4.75であるようです)


それにしても、各メーカー、各電気機器で、なんでこんなにいろんなDC接続端子の規格が数多く存在するのか、意味不明です。
もっとシンプルに行かないものなのでしょうか?

でも、打開策としてDC変換プラグというものがあり、助かりました。

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2016/06/25(日) 栃木の湿原へ

2016-07-09 22:08:50 | その他

今年も週末になかなか晴れませんね。
おまけに仕事も相変わらずハード。

天体撮影とか難しいこと言わず、もうどこでもいいから行きたくなりました。
ほんとは前日の金曜日の夜に出発して、適当に山の上でルーフテント泊して、晴れないのはわかっていたので、湿原でも適当に歩いて帰って来ようかと思っていたのですが、家で横になったが最後、そのまま朝まで寝てしまいました。

土曜日の朝出発となったので、家族も連れて行くことにしました。

Google mapで見ていて、天体観測によさげな場所をみつけたので、そこに向かいました。
ここは家から片道2時間弱。
標高1300m弱。
南の空がちと弱いが、北の空はよく開けている。
トイレ、水道なし。
でも、なかなかよさげ。
できる限り早く、天体観測してみたい。
無線マニアが一台、どこかと交信してました。
星屋は無線屋とよく会いますな。




カップラーメンをもっていましたが、高原のお宿でそばを提供していたので、そこで昼食。

そば屋で出会ったタテハチョウ科ヒオドシチョウ。
意識して見たのは初めてだと思います。
が、東ヨーロッパから東アジアまでの温帯から冷帯にかけて分布するそうな。
普遍種?




食事を済ませ、家族で森に入ります。
気持ちいい。







ここの湿原は春のツツジが有名みたいですが、すでに花は散っておりました。




湿原にいたウラジャノメ。
基本的には標高1000m以上に分布するそうな。
涼しい場所が好きなのね。
PENTAX Q7 + Standard prime 01で撮影。
山歩きにやはりマクロレンズは必須です。
それを車においてくるとは。。。





梅恵草(バイケイソウ)
EOS 6D + EF 50mm F1.8 Ⅱで写すのにちょうど良い大きさ。







他にも直径5mmくらいの小さな花がいくつか咲いていたのですが、マクロ撮影の装備をもって来なかったために写せなかったという。。。


再び森歩き。
ガスって来ました。




樹皮が剥かれていました。
樹液は木にもよりますが、中にはハーブの香りの樹液もありました。



剥いた動物はなんなのか?
この爪痕、熊さんでしょうか?
車にナタをおいてきたことを後悔しました。
(後日、これは鹿による皮剥ぎであるとの指摘をいただきました。2017/09/10)




ガスが晴れて来たところ。




帰りに寄ったもうひとつの湿原の木。
雰囲気ありました。
アオガエルの鳴き声が響いていました。




家族で山歩きができてよかったです。
子どもと奥さんをもっとフィールドに連れ出さなければならないと感じています。

今回の最大の収穫は、自分がフィールドから離れすぎていることを実感できたことでした。
山歩きをするときの装備をもう一度吟味し直す必要があります。

あと、ツキノワグマの勉強もしなくてはならないなと、感じました。
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2016/05/04 GWに妹宅へ

2016-05-05 20:08:30 | その他

GWになりました。
平日に3連休はうれしいですね。

ただ、遊んでいる場合じゃないんです。
学会が近づいている。
しかも2つ立て続けに。
この3連休を逃すわけにはいかない。

しかし、問題は子どもです。
家にいるとき、遊び相手は基本、僕です。
子どもは、奥さんの方には行かない。

この3連休、子どもに暇をさせるより、思いっきり楽しんでもらいたい。

というわけで、妹宅に行ってきました。
高速道路が30km渋滞していて、普段は1時間程度で着くはずが、3時間以上かかりました (^_^;)

妹宅には、いとこ同士が瞬間風速で8人集まりました。
さながら保育園のよう。

「テントに登らせて!」

と子どもたち。
ルーフテントは大人気です。
マットを汚されないようにシーツをひきましたが、、、ひかないよりマシって程度でした (^_^;)




妹宅の庭にある池には、アズマヒキガエルのオタマジャクシがたくさんいました。


その池でオタマジャクシをたくさん食べて、羽化したばかりのトンボ。


池に卵を産みつけているトンボ。



妹宅は僕が卒園した保育園のすぐわきにあります。

未だにこの保育園、大好きなんです。
来るたびに散策してしまいます。
とっても緑豊かで広い保育園なんです。






保育園の庭にこんな木が生えているなんて、素敵だと思いませんか?!






保育園の園舎。
この園舎は僕がいたころにはなかったものです。
でも、そのコンセプトは当時のままです。
素敵すぎる。
僕の子どももここに通わせたかった。。。



保育園内に、さくらんぼがなっていました。




とてもいい気分転換になりました。

妹宅には、もう一人の妹と僕が子ども計4人を連れて行ったので、布団が足りず、ルーフテントが活躍しました。
小学二年生と、年長さんの二人がルーフテントで寝たいといい、僕と一緒に寝ました。
二人とも寝相が激しくて、僕は二人をよける格好で、肩身を狭くして寝てました。
やはりこのルーフテント、普通に考えれば3人は無理です(^_^;)
二人までは、かなり快適ですが。

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2016/03/26 ルーフテント 入手!

2016-03-30 20:26:26 | その他

ルーフテントを手に入れました。

ルーフテントと言って、すぐに理解できる人は少ないでしょう。

車の屋根の上に立てるテントです。


元をたどれば、キャンピングカーが欲しかったんです。

小学生低学年に2年間アメリカで過ごし、 キャンピングカーをたくさん見かけました。
セサミストリートで、キャンピングカーでの生活を紹介していたりして、キャンピングカー生活に憧れました。

行きたい場所へ行き、行った場所で宿営する。
みたい景色の中でゆったり過ごす。
きれいな景色の中で眠る。
旅を生活とする。
なんて素敵なんでしょう。


日本に戻ってからもその憧れは消えず、中学校の時に、
「将来はマウナケア山頂の天文台で働き、キャンピングカーを住居とする!」
と、発表したことがありました。

しかし、大きくなるにつれ、現実が見えてきました。

・キャンピングカーは高額である。一番安いクラスで400万円。
・大型車両の運転は大変である。ハイエースクラスでもお気軽ではない。
・気軽に買い物に行ける車ではない。
・自宅や出先で駐車場の確保が難しい。
・電気と水の供給と、汚物処理をどうするかが問題。
・燃費が悪い。
・維持費がかかりすぎる。

現実に手にするのはかなり厳しいシロモノでした。


今の僕には、経済的にも使い勝手的にも、(中古の)国産ステーションワゴン(現エアウェイブ)がお似合いです。
理想を言えば、冬に標高1000mを目指すために雪道走行性能が世界一優れるスバルのフォレスターが欲しいですが、まあ、先の夢ですね。

で、現エアウェイブ(以下「エアちゃん」)の移動基地としての機能を最大限に引き出せる小道具がルーフテントなんです。


そう。
エアちゃんに移動基地としての機能がほしい。



現時点でもエアちゃんはよく働いてくれてます。
総重量100kgほどになる僕のオモチャを常時積載して15km/L弱の燃費を叩き出しています。
おかげで遊びにいきたいと思って、社会的・自然的条件が満たされたら、スクランブルできます。


でも、僕の体力が年々落ちてきているんです。
スクランブルするとき、体の準備ができていることなんて、年に1回あるかないかです。
くたびれた、ヨレヨレの体にむち打って発進します。

そんな状況で、エアちゃんに眠れるスペースが基本、ありません。
横になって、快適に眠れるスペースが欲しいんです。
この機能がつけば、今よりもっと気軽に遠征できます。

(そんなこと言っても、家族持ちだし、仕事もハードで、なかなかまともな休日なんてなかなかないんですけどね・・・)




長々と書いてますが、まだ続きます。


一番重要なことは、僕がフィールドに引っ付きたいということなんです。

まともなフィールドワークなんて、もう何年もしてませんが。。。

フィールドワークをする上で、どこで寝るかというのは大事な問題なんです。
寝る場所によって大きく行動が規定されてきます。


宿をとると、

・予約を入れなくてはならない。
・チェックイン、チェックアウトに気を使う。
・食事・風呂の時間に縛られる。
・フィールドと宿の距離が近いことは少ない。
・星見屋や両性爬虫類屋は夜がメイン。深夜の出入りが可能な宿だとしても、気軽に出入りできるか(例えば、玄関を開けてもらうために誰かを起こさなくてはならないとなるとハードルが高くなる)。
・夜通し活動したあと、真昼間にゆったり寝ていられるか。
・温泉宿だと気分が落ち着いてしまい、腰が重くなる。(温泉宿はゆっくり、ゆったりすることを目的に滞在するようにできている。)

フィールド・ワークは「現場に長くいる」ことが大事であることが少なくないんです。
とにかく現場に長くいたい。


現状、僕が2日以上フィールドワークするなんて、夢物語でしかありません。
でも、その手段を手に入れておきたい。
今は身動きできなくとも、フィールドワークが好きな自分を確かめたい。
自分のアイデンティティを形として手に入れたい。



さらに、もう一つ、目論んでいることがあります。
それは、家族をフィールドに連れ出すツールにしたいということなんです。
現状、フィールドへは一人で行っています。
一人で楽しみたいというのもありますが、年に1回くらい、家族にも来てもらいたい。
きれいな天の川を一緒にみてもらいたい。


そういう想いで、ルーフテントを入手することにしました。



ネットで調べていて、神奈川県の業者さんが販売しているEasy Camper Revolutionが気に入り、購入することにしました。


取り付け風景。




周囲のベルトを外して、リモコンを押すと車の上にテントが立ち上がります。






中はこんな感じです。




大人二人が寝返り打てるくらいの広さです。
しかし、子どもも含めて3人となると、ちょっと狭い。
子どもがまだ小さいうちは何とかなるでしょうけど、大きくなったら無理です。


高い買い物でした。

今まで、僕にとってテントは、現場に張り付くためだけでなく、旅を安く挙げるための手段でもありました。
今愛用しているテントは、1995年に3万6千円ほどで購入。
細かく数えてませんが、400泊程度してます。
一泊100円程度ということになります。

ところがルーフテント。
取り付け費用合わせて43万円ほど。

一泊100円とするためには4300泊しなければなりません。
無理です。
20年間使ったとして、200泊できたら御の字でしょう。
つまり、一泊2000円を目指すことになります。
ハッキリ言って、安くない。
どんなに頑張っても、今の仕事をしている限り、元を取ろうなんてのは夢物語です。



金銭的な得をするために買ったわけではないんです。

・自分の行動範囲を広げるため
・自分の選択肢を増やすため
・自分らしさを手に入れるため
・子どもや奥さんに天の川を見せるため
・親子の絆を深めるため

より充実した人生を送るために。

そういう思いで買ったんです。


これから僕がこれをどう使っていくか。

楽しみです。
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2015/04/29 見沼通船堀

2015-05-03 12:52:00 | その他

髪の毛がぼさぼさ。
散髪に行った帰りに見沼通船堀に立ち寄りました。



こんな小さな小川を江戸時代に船が行き来していたとは、とても信じられません。
日本でも有数の古さを誇る「閘門(こうもん)式運河」だそうで、毎年その様子を実演しているそうな。
一度みてみたい。


今、ハナダイコンが見頃。




ハナダイコンの別名はショカツサイだそうで、諸葛亮孔明が出陣した先にこの花の種子をまいて回ったそうな。
そいつは三国志ファンとしては見逃せません。


シャガ。
中国からの帰化植物だそうです。
3倍体なので種子を作ることができず、日本にあるシャガはすべて同一遺伝子をもつクローンだそうです。
(生殖する際、染色体を2分するのですが、3倍体だと2分できないので、種子が作れない)




ミズキ。
そうか、これがミズキか。
姪の名前がミズキです。





通船堀沿いの桜の木に見慣れぬ昆虫がたくさんいました。
ヨコツナサシガメ。




ヨコツナサシガメの脱皮直後の個体。
脱皮直後の個体は、色が赤いそうです。


ヨコツナサシガメ、日本にいるサシガメの中で最大だそうです。
中国から東南アジアに分布していたものが昭和初期に日本に入ってきたそうです。
関東に入ってきたのは1990年代のことだそうです。

パッと見の印象で、あまり日本っぽくないなと思ったのですが、その印象は当たっていたということです。
集団で生活するようで、その様子は正直、あまりみめよいものではありません。
おまけに刺すそうです。
激痛だそうです。
うーむ。

ここまでの写真はPENTAX Q7 + 01 standard primeにて撮影。
今まで所有した数々のコンデジで、この画質はなかったと断言できるすばらしい写りです。
やはりレンズだけ別に作った方が、無理がないということと、あとは単焦点である点が違うということでしょうか。


竹林。
PENTAX Q7 + 03 fish-eye




通船堀脇の水神社。
小さいですが、由緒正しい神社のようです。


03 fish-eye。
シャープさを求めることはできませんが、出てくる絵画とにかくおもしろいです。


PENTAX Q7。
楽しいお散歩カメラを手に入れました。
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2015/04/11 散る桜

2015-04-11 20:53:48 | その他

歩いていると、桜の花びらが足下に落ちていたりする今日この頃。
桜が散ってゆきます。

完全にピークは過ぎましたが、まだ咲いている花も見られます。

(画像が眠いのは、多分、花が風でひっきりなしに揺れているためだと思う。そう思いたい)



仕事がハード過ぎて、過労になってます。
過労以外の表現を思いつかない。

今日は神社にお参りに来ました。
お祈りしました。
身体を壊さないように。

1ヶ月前にお参りしたときは、「世の皆々さまの健康と平和をお祈りいたします。仕事はほどほどで勘弁してください」と絵馬に書きましたが、もはや後がない状況なので、ストレートにお祈りしました。


神社の階段を降りているときの光景です。
散る桜もきれいだなぁ。




日本人は桜が好きです。

散った桜の花びらをみてふと思いました。
そういえば、散った花びらは最終的にどうなるんだろう?
土にかえるんだろうけど、その過程は?
そう言えば、桜の花びらが朽ちてゆく過程をイメージできない。




大半の花の花びらは、花がしおれると色もくすんで、茶色がかることがほとんどです。
ところが桜の花びらはそのイメージがない。
汚く茶色になった桜の花びらを見た覚えがない。。。




そこで、しおれて汚く変色した桜の花びらを探してみました。
ところが、これがなかなか見つからないんです。
やっとひとひら見つけましたが、疲れた僕には1枚みつけるのが精一杯でした。

ふと思いました。
桜が日本人に愛されることになった理由の一つに、散った花びらがキレイな桜色のままだということがあるのではないでしょうか。
逆に、桜の花びらが散ってすぐに茶色く変色していたら、どうでしょう?
こんなに日本人に愛され、町中に植えられることはなかったと思います。

では、なぜ桜の花びらは散ってからもこんなにも長くキレイなままの姿でいられるのでしょう?
他の花の花びらで、こんなに長くキレイなものがあるのでしょうか?
勉強不足で、情報がありません。

桜の花びらがいつまでもキレイな色をしている秘密を研究すれば、面白いことがわかるかもしれませんよ!


2015/04/13 加筆
翌日早朝、近所の桜の木の下を歩きました。
ありました!
山ほど、桜の花びらのなれの果て。
茶色くしおれてました。
昨日はやはり疲れていたのでしょう。
これを桜の花びらと思いませんでした。
この記事の下から2枚目の写真にもたくさん写ってます。
しおれて茶色くなると桜の花びらと思わせない何かがある。
そう思っておくことにします。
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2015/03/31 桜

2015-04-04 21:25:31 | その他

空が晴れ渡りました。
おそらく今日が桜満開となる日。
今日は火曜日。
平日です。
今日は外勤日。
出勤がいつもより40分ほど遅くてよい日です。
しかも、外勤先近くには桜がキレイな河原がある。
去年、カメラをもって来なかったことを後悔したので、今年は一眼レフをリュックに忍ばせました。
いつも通り、朝7時きっかりに子どもを保育園に送り届け、そのままバイクを飛ばして土手に向かいました。

思った通り、満開です(^^)
iPhoneにて撮影。



以下はEOS kiss X3 + EF 50mm F1.8







年度替わりということもあってか、仕事がスカスカだったので、昼休みにも職場を抜けて、この土手に来ることができました。
なんて幸運なんでしょう(^^)

iPhoneにて撮影。
iPhoneの写真も馬鹿になりませんね。
細部は潰れ、色のりベタッとしてて画質はダメダメですが、パッと見の印象は、肉眼で見た印象にかなり近いです。
一眼レフで何気なく撮った写真より、目で見た印象をうまく写せているように見えます。



以下はEOS kiss X3 + EF 50mm F1.8


















勤め人ともなると、会社をさぼって花見というわけにはいきません。
桜が満開になることを見計らって、いきなり有給というわけにもいきません。
(というか、僕の職に果たして有給なんてあるのかどうか、あったとして何日あるのか、知りません。)
それが、短い時間とはいえ、平日の日中に、温かい春の日差しを浴びて、花見ができたんです。

僕は幸せ者です。
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天体観測(野外活動)におけるポータブル電源について  その7 (外付けリチウムバッテリー)

2014-11-02 18:49:26 | その他

セル交換によるバッテリー・リフレッシュに失敗しました。

現状、ノートパソコンのバッテリーは、オートガイドで(安全マージン込みで)8分しか保ちません。

もう少し長く保たせられないか。

そういう思いで、「ノートパソコン」「バッテリー」とアマゾンで検索してみました。

そしたら、ノートパソコンの外付けリチウムバッテリーが引っかかりました。


スマートフォンのヘビーユーザーが小型の外付けバッテリーを持ち歩いているのはよく見かけます。
それが大型化したもののようです。

特筆すべきは、その「容量」「重量」「価格」です。

以下、適当にピックアップ。



サンワサプライ USB充電ポート付きノートパソコン用モバイルバッテリー BTL-RDC6
容量 16Ah
重量 499g
価格 1万円弱




日本トラストテクノロジー Mobile Power Bank 32000 MPB-32000
容量 32Ah
重量 1.4kg
価格 1万7千円前後




Universal Power Bank EX 52000mAh
容量 52Ah
重量 1.3kg
価格 2万5千円弱





システムトークス スゴイバッテリー 【リチウムタイプ】Ver2 SGB-MDC300LP2
容量 75.8Ah
重量 2.5kg
価格 3万5千円前後





僕のノートパソコンのバッテリー容量は4Ahです。

が、これらの外付けリチウムバッテリーは、16Ahのもので1万円を切ります。

これなら、バッテリーのセル交換(リセル)なんぞしなくてもよかったのでは・・・。

セル交換より安価で、しかも、容量が数倍ではないか。..





鉛蓄電池と比較して、目に付くのはその重量価格です。

とにかく軽い!!

僕が所有する20Ahのシールドバッテリーの重量が6.24kgです。
対して、リチウムバッテリー、20Ah前後だと重量が600g前後

軽い!!


ぶっちゃけ、鉛蓄電池、重いです。
20Ahのシールドバッテリーが一つ6.24kg。
そのバッテリーを4つ所有しているので、合計25kg。
小型のガソリン発電機(3万円弱)が13kgからあることを考えると、ものすごい重さです。
(小型ガソリン発電機とポータブル・ガソリン・タンク購入は、手狭な家に住んでいる都合、置く場所を思いつきませんし、奥さんを説得できる自信がありません)



続いて価格。

僕が所有する20Ahのシールドバッテリーの価格が4千円弱です。
1Ahあたり200円弱

対してリチウムバッテリー、だいたい1Ahあたり500円前後

2.5倍くらいの値段になります。
ちと高い。

しかし、軽い!
これは大きな魅力です。

充電時間が半分くらい。
これも大きな魅力です。

しかも、過放電、過充電に対して、安全回路を備えている
これも大きな魅力です。


うーむ。。。

なにはともあれ、一つ、試してみようかなぁ。。。?

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天体観測(野外活動)におけるポータブル電源について  その6(バッテリー分解)

2014-11-02 18:10:47 | その他

ノートパソコンのバッテリーセル交換サービス、バッテリー・リフレッシュ・サービスを利用しましたが、バッテリーは回復しませんでした。

モヤモヤした気分で、ノートパソコンのバッテリーを眺めます。
傷一つない。
外見からは内部のセルを交換したかどうか、見分けがつきません。
見事なセル交換技術です。



「ノートパソコン」「バッテリー」「分解」などと検索すると、バッテリーのセル交換に自分で挑戦した人々の記録がたくさん引っかかってきます。

成功率はあまり高くない。

そして、その分解方法ですが、カッターで切って開けたり、無理矢理こじ開けて、バッテリー容器を破壊してしまった人も見られます。

つまり、ほとんどは、物理的な手段でバッテリー容器を開いて、セルにアクセスしている。


セル交換サービスでは、どのような方法を用いているのだろうか?


単純な疑問でした。

そして、想像したのが、「接着剤の溶剤」でした。

早速、検索。

たくさん引っかかってきます。
それどころか、100円ショップでも売っているではありませんか。。。

早速購入。




溶剤を容器の継ぎ目に塗って、しばらくすると。。。。




あっさり、容器は開きました。

中身は、セルだけではなく、基盤が付いてました。
その基盤が何の役目をするのか、さっぱりわかりません。

結局、修理には結びつきませんでした。

が、接着剤には溶剤があることを学んだのでした。

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天体観測(野外活動)におけるポータブル電源について  その5(バッテリーセル交換)

2014-11-02 17:03:15 | その他

前出ですが、僕の所有するノートパソコンLL550は2006年製造で、バッテリーがほぼ機能しません。




そこで、バッテリーのセル交換サービス、バッテリー・リフレッシュ・サービスを利用してみました。

ホームページから申し込み、バッテリーを定形外で送り、1週間ほどで戻ってきました。

ところが、早速ノートパソコンに組み込み、充電し、使用してみると、15分しか保ちません。

ネットで調べてみると、セル交換した直後は数回充放電すると機能するようになるとあります。

数回充放電を繰り返しました。

しかし、状況はまったく変化しません。

バッテリーセル交換サービスの会社にメールで対応を求めると、下記のメールが届きました。


「当店は間違いなくセルのみを交換するサービスでご使用に関しての個々機種の使用動作や保証やサポートはしておりませんのでご了承ください。

お客様の機種が該当するかわかりませんが、一般的に充放電しリセットされる方が多い様です。
また、一般的に充放電できない場合や改善が見られない場合等はヒューズ切れや内部の制御基盤不良によるものが多いです。

宜しくお願いします。」



この会社の利用規約を読んでみると、


・リセルサービスは、バッテリー内のセル(電池)のみを単に交換するサービスでバッテリーとしての動作や機能・性能を保証するものではない改造委託作業で、
バッテリーを修理するサービスではありませんので、作業後いかなる場合でも返品・交換・返金・弁償等はできません。

セル(電池)交換することによりバッテリーやそのバッテリーに関連する機器(充電器や本体等)が正常に動作する保証はございませんし、不具合が生じても当ショップでは責任を負えません

・使用するセル(電池)は、メーカー検査合格品のセル(電池)のみを使用してますが
品質保証等(初期不良も含む)はなく、セルのメーカー・仕様書・評価証明等の開示や添付及び証明はしてません。また、交換前のセルに比べ外見や重量及び品質・仕様等が異なる場合があります。

・リセルサービスは、通常開封できないバッテリーケースを開けますので、外見上のキズや割れ・破損等が生じる場合がございます。また、
変形などで本体機器や充電器等との装着に支障がでる場合ございますので予めご了承ください

・リセルサービスは、セル(電池)を
交換した際にバッテリー内部の制御基板がエラーを起こしたり故障する場合がございます。予めご了承ください



ため息しか出ません。。。
消費者としては、とても承伏しがたい内容です。

しかし、相手の立場になって考えてみると、ある程度納得できる内容です。
バッテリーのセル交換をする時点で、ノートパソコンはそれなりの年代物です。
バッテリーの充電機構、もしくは、ノートパソコン側の充電機構になんらかの故障があっても不思議ではありません。
そこまでいちいちチェックしていたら、コストがかさむでしょう。

また、ノートパソコンが年代物だと言うことは、顧客が許容する投資額は低いと見なければならないでしょう。
低価格でなければならないサービスなのです。

低価格でなければ、数が稼げないでしょう。
数が稼げないと、商売が成り立たない。


一見、無茶苦茶な利用規約ですが、やむを得ない内容なのかもしれません。

今回の投資額(送料込みで)1万5千円は、高い社会勉強代となりました。。。

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天体観測(オートガイド)におけるポータブル電源について その4  (自動車を発電機として使う)

2014-11-02 15:44:02 | その他

10月下旬に今年2回目の夏休みを取り、奥会津へ3泊4日で遠征してきました。

その際、困ったのがバッテリー切れです。
やはりオートガイドはかなりの電気を喰います。


容量の大きな鉛蓄電池は充電に時間がかかります。
20Ahだとどんなに短くても10時間、通常は20時間弱、見込んでおいた方がよいでしょう。
ところが、今回与えられた充電時間は1回に8時間程度。
20Ahの鉛蓄電池を4つ(内一個は死にかけてる)持って臨みましたが、3連夜の観測にはとても耐えられませんでした。

観測場所は山奥です。
外部からの給電の余地はありません。
そこで苦し紛れにおこなったのが、自動車を発電機として使用する方法です。

運転席のシガーソケットを使う方法もありますが、それだと電源ケーブルが非常に長くなります。
今回は車載バッテリーに直結しました。

まず、市販のバッテリー直結型ソケットをバッテリーに直結します。




ソケットにシステムトークスのパソコン電源アダプターDCA-PC90を接続し、




ノートパソコンに給電します。





この方法、自動車のエンジンをずっとアイドリングさせねばならないという難点があります。
ネットで軽く検索したこところ、以下の点が気になりました。

(1)アイドリング中に、一酸化炭素中毒死をした事例が多々ある。

(2)自動車を一晩中アイドリングさせると、車種にもよるが、ガソリンを10~15Lほど消費する。

(3)自動車のエンジンは、油冷式ではあるものの、やはり、走行することによる空冷も想定された設計であるため、アイドリングを長時間続けると、エンジン内で局所的に異常高温を引き起こす可能性がある。

(4)アイドリングは不完全燃焼を伴いやすいらしく、エンジン内にカーボンが溜まって、エンジンの不調に繋がる








(1)については、天体観測では定期的に撮影しに外に出るので、その際、車内が換気されるため、大きな問題にはならないでしょう。

(2)について。今回は、一晩中ずっとアイドリングしたわけではありません。
下段で記載しますが、断続的にアイドリングさせました。
結果、燃料計の針は、「Full」からほんの少ししか動きませんでした。
燃料計には「Full」と「Empty」の間に3本の目盛りがありますが、その一本目にすら下がりませんでした。
10リットルも消費してなさそうです。
感覚的には7-8リットル程度(タンク容量42Lの10%~20%)でしょうか。

(3)については、寒い夜にボンネットを開いた状態で使用すれば、おそらく問題ないでしょう。猛暑に自動車を走らせることと比較すれば、まだマシな状況でしょう。

(4)が気になりました。

うちの車は、2007年発売のものを中古で購入、現在、走行距離4万kmを超えています。
お世辞にも、いい状態のエンジンだとは思えません。
一晩中のアイドリングで故障されては困ります。
そこで今回の遠征では、この方法でノートパソコンに給電しつつ、ノートパソコンのバッテリーが(30分ほどで)満充電になったら、ノートパソコンのバッテリーでオートガイドさせ、その間は、エンジンを停止させることを繰り返しました。
オートガイドをした場合、ノートパソコンのバッテリーは(安全マージン込みで)8分間ほど保つので、エンジンの稼働率は1時間当たり50分間程度だったかと思います。


今回の遠征はこの方法でしのぎましたが、やはり(4)が気になったため、帰宅してからいろいろ調べました。
そして、燃料添加剤なる商品を見つけました。
ガソリンに混ぜることで、不完全燃焼を抑制し、エンジン内に溜まったカーボンを取り除いて、エンジンの調子を戻してくれるそうです。






燃料添加剤の効果については、カスタマーレビューを読んだり、個人のブログの記事をみたりする限り、「効く」という人もいれば、「効かない」とする意見もあり、なんとも言い難い。
しかし、効く場合もあることは確からしく、試してみることにしました。


燃料添加剤をガソリンに入れて、完全燃焼しやすい状況(定速走行を続ける)を作ってやれば、エンジン内に蓄積したカーボンを一部でも除去できるかもしれない。

幸い、エンジンをアイドリングさせて発電するのは遠征するときなので、終わった後は、必ず100km以上の距離をかなり良い条件で走行します。
(夜明けの幹線道路や高速道路はスカスカに空いていて定速走行しやすい)
燃料添加剤を加えておけば、少しは足しになるかもしれない。



最初に購入したポータブル電源が、「Meltec 5WAYシステム電源 SG-3500LED」であったため、結果的に20Ahのシールドバッテリーを4つも購入したのに、オートガイドをするには容量が足りず、もっと大きな容量のカーバッテリーに買い換えねばならないのではないかと、暗い気持ちになってました。
しかし、シールドバッテリーが足りない部分をこの方法で補えば、今の装備のままで行けそうです。

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天体観測(オートガイド)におけるポータブル電源について その3  (中間報告)

2014-09-28 20:01:04 | その他

尾瀬の記事の続きを書きたいのですが、バッテリーの話を今書かないと忘れそうなので、記憶が新しいうちに書き残します。


前回のポータブル電源の使用についての記事で、バッテリーに蓄電されている直流電流を、インバーターを介さず、直流電流のままパソコンに給電する方法がエネルギー効率がよいだろうとお話ししました。

その後、ノートパソコンの消費電力効率について、さらに検討を進め、ノートパソコンのHDDをSSD化しました。

HDDはメカニカルな機器です。
HDDは内部のディスクを1分間に(モノによりますが)5400もしくは7200rpmで高速回転させます。
その高速回転するディスクの上をアームが必要なデータを求めて行き来するわけですから、当然エネルギーを消費します。
調べてみると、HDDはアイドル時で2-3W、アクティブ時で7-8Wの電気を消費するそうです。

僕の頂き物のノートパソコンLaVie LL550/JGのアイドル時の消費電力は27Wです。
アクティブに働かせると、最高75Wまで消費電力が上がるそうです。
つまり、ノートパソコンの消費電力の少なくとも1-2割はHDDが消費しているのです。

SSDの消費電力はアクティブ時で0.15Wだそうなので、事実上無視できる値です。
つまり、SSDにすることで、最低でも1割以上の電気をカットできるわけです。

そういう目的で今回、ノートパソコンをSSD化して観測に臨んでいたんです。




SSDは高価なイメージを持っていましたが、時代は進み、今はそうでもなくなってます。
128GBで7千円ちょっとの値段でした。
(LL550に元々入っていたHDDの容量は120GB)
交換は簡単でした。
副産物として、動きがむっちゃ早くなりました。
何をするにも、もっさりした動きだったLL550/JGが、サクサク動きます。
電源を入れて、パスワード入力画面になるまでが35秒。
電源ボタンを押してから、ステラナビゲータが立ち上がりきるまでの時間が55秒。
とんでもない変身ぶりです。






さてさて、9/27の夜、やっと実践で消費電力の低下ぶりを検証する機会を得ました。

が、結論から言うと、その検証は中途半端なものになりました。

というのも、私のノートパソコンLaVie LL550/JGは2006年製造で、内蔵バッテリーが機能を失っています。



ポータブル電源が落ちる、イコール、パソコンが落ちる。
そういう状態にあるんです。
頂き物のノートパソコンですが、万一故障されては今後の観測に響くので、今回は電源が落ちるところまで攻めることができませんでした。

現在、1万4千円の大枚を叩いて内蔵バッテリーをセル交換に出してます。
内蔵電源が復帰し次第、ポータブル電源のバッテリーをダメにする覚悟で検証してみたいと思ってます。


そういうわけで、今回は中間報告になります。





以下、9/27夜の観測のときの状況です。

21:30にパソコンの電源を入れました。
PHD guidingを開始し、2時間ほど経過したところで、オートガイドをした状態でバッテリーチェックボタンを押してみました。
(下の写真は過去の記事からの転用です。)




「要充電」を通り越して、「使用不可」の赤ランプが点灯しました。

これは予想外の展開でした。
ポータブル電源のバッテリーは新品に替えてあります。
前回はインバーターを介して4.5時間もったのです。
今回はそれより効率が良いはずの直流電流変圧器を用いているのです。
にもかかわらず、2時間で「使用不可」の赤ランプが点灯!


これはどういうことでしょうか?
状況を落ち着いて見直すと、オートガイド自体は何の問題もなく進行している。
前回、4.5時間もった。

中身のバッテリーは新品に替えてあるのだから、今回も、少なくとも4.5時間もつハズなんです。

そのままAM1:00過ぎまでオートガイドを継続しましたが、電源がいつ落ちるともわからない精神的ストレスを軽減する目的で、AM1:16、念のためバッテリーを交換しました。

そこでです。
ポータブル電源を交換した直後にバッテリー・チェック・ボタンを押してみると「使用不可」の赤ランプではなく、「要充電」の黄ランプが点灯するではありませんか。
さらに10分ほどおいて、再度バッテリー・チェック・ボタンを押してみると、今度は使用可能の緑ランプが点灯しました。


今回の中間報告の結論です。

バッテリーが給電している状態で、バッテリーの状態を評価をするのは難しい。
バッテリーを評価するときは、すべての電気機器を外した状態で行わなければならない。

ノートパソコンであれば、一時的にポータブル電源のコードを外しても、内部バッテリーで稼働し続けられるので、これは可能なことでしょう。
(9/27の僕のLL550/JGは内蔵バッテリーが機能していなかったので、それができませんでしたが。。。)


「おまけ」
時間とともにバッテリーが回復したので、もしかしたら、バッテリーは一気に使い切るのではなく、時々交代させて休憩を挟ませると、保ちがよくなるかもしれない。




さてさて、インバーターを介さないようにしたことと、HDDをSSDに替えた効果のほどは、いつ確認できるでしょうか。。。

つづく。。。
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天体観測(野外活動)におけるポータブル電源について  その2 (2014/11/02、2015/11/22 加筆)

2014-08-05 18:26:46 | その他

2014/07/26の観測で、僕のポータブル電源、SG2号(ほぼ新品のSG-3500LED)が、満充電の状態からノートパソコンに電気を供給していましたが、わずか4.5時間で空になりました。
SG-3500LEDは、12Vの直流電源で、20Ahの容量があります。
それに対して、ノートパソコンにもともと内蔵されていたバッテリーの容量は4Ahです。
(ノートパソコンは2006年製で、内蔵バッテリーは機能を失って久しいです)



ノートパソコンなわけですから、その4Ahで、おそらく4時間くらいは動いたはずです。
それが、今回、5倍の容量を持つSG-3500LEDにつないで、わずか4.5時間でバッテリー切れになりました。
走らせていたソフトウェアはPHD guidingという、10MBにもならないフリーウェアだけです。

(それ以外に、ノートパソコンのUSBソケットから、USBケーブル経由でオートガイド用CCDに給電している。2014/11/02 加筆)


この原因はなにか。

原因はノートパソコンとSG-3500LEDのつなぎ方にありました。
そのつなぎ方とは、ノートパソコンの電源コードの差し込みプラグを、SG-3500LEDのコンセントに差し込む、というものでした。
(下の写真のように、SG-3500LEDにはコンセントがあるんです)




「なんだ、普通の、当たり前のつなぎ方ではないか」

でも、これ、やっていることを逐一確認して行くと、とんでもないつなぎ方なんです。

SG-3500LED内蔵の鉛蓄電池から取り出されるのは12Vの直流電流です。
コンセントは、100Vの交流電流です。


SG-3500LEDのバッテリーから出発した12Vの直流電流は、SG-3500LED内蔵のインバーターを介して100Vの交流電流に変換されます。
変換された100Vの交流電流はプラグからコードの途中にある箱型のACアダプターにいき、19Vの直流電流に再び変換されて、ノートパソコンに届きます。

下の写真は、パソコンの電源コードの途中についているACアダプター(AC-DCコンバーター)


長くなったので、もう一度まとめると、

12Vの直流電流」は、「100Vの交流電流」に変換されて、次に「19Vの直流電流」に再び変換されて、ノートパソコンに届く、というカラクリなんです。

(ディオの)「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄~!」の声が聞こえてきませんか?

12Vの電圧を100Vに上げるだけでもそれなりのエネルギーが必要なことが想像されます。
また、100Vの交流電流を19Vの直流電流に変換するACアダプターが熱くなるのを知っている人は少なくないと思います。
変換するために、また、電圧を下げるために、エネルギーの一部を熱として捨てているんです。


そんなことせずに、素直に12V直流電流を19V直流電流に変えられないのでしょうか?

そもそも、ノートパソコンの内蔵バッテリーの電圧は9.6Vです。
ノートパソコンを内蔵バッテリーで動作させるために、9.6Vの電圧を19Vに変圧する仕組みがノートパソコンに内蔵されているはずなのです。
それなら、直流電流の電圧を変えるだけの機能を持った機器が存在してもおかしくないはずです。

ネット検索をかけると、あった!
しかもAmazonや楽天で普通に売ってる。

これらです。

(DC12V用 マルチ電源コンバーター)


(パソコン電源アダプター)





値段もインバーターとたいして変わりません。

こいつを使えば、インバーターとコンバーターを経由して2回も変圧させるより、はるかに効率の良い電源利用が可能になるはずです。


僕の所有する2006年製のノートパソコンに元々内蔵されていたバッテリーの容量は4Ahです。
その4Ahで、このノートパソコンを仮に4時間、作動させることができるとすると、20AhのSG-3500LEDなら20時間保つ計算になります。

(実際には、鉛蓄電池は蓄電したすべての電気を給電できるわけではないので、20時間は保たない。またオートガイドでは、ノートパソコンだけでなく、オートガイド用のCCDへもノートパソコンのUSB経由で給電するので、20時間はまず期待できない。2014/11/02 加筆)

検証はまだですが、SG-3500LEDで一晩くらいは間違いなく保つでしょう。
(SG-3500LEDで一晩、絶対に保ちません。原因はよくわかりませんが、やってみて、とにかく保ちません。SG-3500LEDにこだわるなら最低でも3つ持って行かないと一晩保ちません。充電時間がかかりすぎることと、体積と従量がかさむのでSG-3500LEDでのパソコンへの電源供給を諦めました。2015/11/22)

★まとめ その2
⚫︎外部バッテリーでノートパソコンを動かすときは、インバーターやACアダプターを経由させず、直流電流変圧器で接続すべし。

コメント (7)
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天体観測(野外活動)におけるポータブル電源について  その1(鉛蓄電池は空になるまで使ってはいけない)

2014-08-03 12:17:57 | その他

天体観測に電動の赤道儀EQ6proを使用し始めたことで、ポータブルな電源が必要となりました。
ポータブル電源に手を出すのは初めてです。
(所有してる自動車にも、バイクにも実はポータブル電源と同じバッテリーが乗っているのですけどね。)

天体観測をしている人々の多くはカーバッテリーを電源として使用しています。
発電機を持ち歩いている方もいらっしゃいますが、多数派ではありません。

このたび、バッテリーについて少し学びましたので、それを軽くまとめてみようかと思います。

日常目にするバッテリーは、自動車用バッテリーとか、バイクに使われているシールドバッテリーが多いかと思います。
その多くは高校化学で学ぶ鉛蓄電池で、電解液に希硫酸を用いてます。

自動車用バッテリーに使われているもののほとんどは「ベント形鉛蓄電池」というもので、使用するに従い、電解液中の水が減り、時々減った水の補給を必要とします。
倒すと電解液である希硫酸がこぼれるので危険です。
常に水平な地面に置く必要があります。

適当に画像を引っ張ってくると、こんな感じのものがその代表的なものかと。








バイクバッテリーに多く使われているのは「制御弁式鉛蓄電池」で、シールドバッテリーとか、メンテナンスフリーバッテリーとか、ドライバッテリーとか呼ばれています。
同じ鉛蓄電池ですが、充電の過程で水が分解されて発生する水素と酸素がきっちり処理されて、水に戻されるので、水の補給が必要なく、密閉構造であるため、倒しても液漏れしません。
バイクは必ず倒れるものですので、倒すたびにバッテリーが液漏れしては困ります。

適当に画像を引っ張ってくると、こんな感じのバッテリーです。






これらの鉛蓄電池の特徴として、過放電(電池残量がゼロになる)を繰り返すと性能が劣化するというのがあります。
こまめに充電して、過放電を避けた方がより長く機能を維持できるそうです。
自動車やバイクに用いるバッテリーは、エンジン始動の電源として用いたあとは、エンジンのエネルギーを使った発電機(オルタネーター、ジェネレーター)で充電されるので、過放電状態になることを想定して作られていないそうです。

つまり、電池を空になるまで使い切ってしまっては、その後の使用に支障が出るということです。

それを克服したディープサイクルバッテリーという鉛蓄電池もあります。
電動車椅子など、フル充電してから、空になるまで使い切るような使い方をすることを前提に作られています。
ただし、難点として、一つが20kg前後あります。
重過ぎるためか、あまり見かけません。



僕が持っているポータブル電源はSG-3500LEDという、シールドバッテリーにインバーター(蓄電池の直流電流を交流電流に変換してコンセントが使えるようにするもの)がついた製品です。



SG-3500LEDには、過放電を避ける工夫がなされています
下の写真のように、バッテリーチェックボタンがあり、「要充電」になったら充電するようにすればよいようになってます。




ただ、難点なのは、これ、自分でチェックボタンを押さない限り、バッテリーの状態がわからないんです。
つまり、気付かずにバッテリーを過放電にしてしまう状況があり得る。

なので、僕は過去に二回(今年4/26と、7/26)、気付かずに「使用不可」まで使い切ってしまっています。
このことが、一台目のSG-3500LED(2013年1月購入。以下、SG1号)の容量が最近、急激に減少した原因だと思われます。


なお、今年5月に購入した二台目のSG-3500LED(以下、SG2号)も7/26に「使用不可」まで使ってしまったのですが、記憶違いでなければ、そのとき、SG2号からアラームが鳴りました。
アラームが鳴って、初めてバッテリーが上がりかけていることに気付けたのです。
最近の製品には、アラーム機能が追加されたのかもしれません。
なお、その時点で、SG2号から電源供給を受けていたノートパソコンは、まだ正常に機能していました。


まとめ その1
★自動車用バッテリーやシールドバッテリーは、空になるまで使ってはいけない。

長くなるので、項を分けて続けます。

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2014/05/27 上野動物園でPENTAX Q + EF-S 55-250mm F4.0-5.6 IS

2014-05-18 08:27:42 | その他

保育園の遠足です。
毎年恒例?上野動物園。
去年初参加しました。
去年は、ヤフオクで落としたばかりのPENTAX Qと、EF-S 55-250mm F4.0-5.6 ISを持ってゆきました。
去年は、三脚を持ってゆかず、手持ち撮影でした。
が、案の定、手ぶれの嵐でした。
また、焦点距離が長過ぎて、欲しい絵を固定することができず、よって、マニュアルで行うピント合わせも多いに外しまくりました。
というのも、1/2.3型センサーのPENTAX QにEF-S 55-250mm F4.0-5.6 ISをつけた場合の焦点距離はフルサイズ換算で300-1,375mm相当の超望遠になるからです。

今年はそれを鑑(かんが)み、三脚とリモコンレリーズに加え、天体撮影用に手に入れた微動雲台を持ってゆきました。

ビクセンの微動雲台。
三脚の上に乗せて使います。
今回の撮影のように焦点距離が長い(最大1,375mm相当)撮影の場合、三脚のみでは構図の微調整が難しいので、つまみを回して左右上下に微動調節できるコレがあるととても便利なんです。




遠足なのでまずは引率業務が最優先です。
今年の上野動物園は去年よりものすごく混んでいて、先導する先生も大変、ついてゆくこちらも大変。
でも幸い、迷子になる子もおらず、無事昼食をとる場所にたどり着くことができました。
昼食を食べて解散です。

さて、それでは、参りましょうか。
昼食をとった場所のすぐ隣にある猿山へ。





いやぁ、手持ちと違って楽チン楽チン。
微動雲台で細かい構図をいじれるので、これも楽チン。
猿たちが暑い日差しを避けて、日陰に入っているので、シャッター速度を稼げない状況ではますます、三脚+微動雲台+リモコンが活きます。

子どもづれ。








被写体までの距離は10m弱?
なんせ、相手は猿山にいるわけですから、そんなに近づけるわけではありません。
それでいて、この絵ですから、PENTAX Qは偉大だと思います。
画質については1/2.3型センサーということもあり、ほめられたものではありませんが、たったの2万円で手にできる機材が叩き出している絵だとはとても思えない。












撮っていて、とても楽しい。
けど、やはり撮っているうちに欲も頭をもたげてきます。
PENTAX Q7が欲しいなぁ。
1/1.7型センサーになれば、画質はワンランク上になります。
少しはフォトレタッチ耐性も上がります。
焦点距離は5.5倍から4.6倍に下がりますが、この楽しさはそんなに変わらないでしょう。


マニュアルフォーカスであること、絞り開放のみであることを考えても、楽しすぎる。
マニュアルフォーカスについては、すぐに慣れます。
もちろん、ピンを外すことは多々ありますが。
絞りについては、例え絞れるという選択肢があっても、シャッター速度が落ちてしまうことを考えると、結局開放での撮影が多くなるのではないかと思います。







もちろん、この機材、被写体を選びます。
動きの多い被写体は苦手です。
この日のキリンはゆったりとですが、常に動いていたので、写すのが非常に難しかった。
オリの枠の関係で、写せるタイミングがかなり限られたというのもありますが。
ゆったりとであっても、動き続けられると、ズームリングを調整しながら、ピントを合わせ、レリーズを切るのはかなり慣れが必要です。
今回はまともなキリンを1枚も撮れず。






PENTAX Q + EF-S 55-250mm F4.0-5.6 ISだけで、上野動物園で一日暇しないで過ごせそうです。






いずれ、独りで来たいなぁ。。。とか言ってみたりして。。。
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