緊急事態宣言の延長が決定されました。
状況的には仕方がない。
本来なら週末の2/13(Sat), 2/14(Sun)に山梨に行きたいところですが、あいにく仕事です。
2/20(Sat)の夜は24時を過ぎないと月が沈まない。
今の時期、AM5:00過ぎには天文薄明を迎えてしまいます。
つまり、2/20夜の場合、撮影できる時間は5時間に満たない。
今月は厳しい状況。
やむなく、2/10(Wed)に行きました。
当然仕事がありますので、出発は遅くなります。
なんとか22:30過ぎに現地到着。
この日はArduinoのプログラム更新をしました。
オートガイドができるようにしたのです。
友人がプログラムを組んでくれました。
まさか、こんな日が来るとは。。。
赤道儀と合わせて1トン級の巨大ニュートンでオートガイド?!!
半信半疑で起動してみると、できるではありませんか!
この夜はとりあえず360秒露出まで確認できました。
ガイド鏡には1,200mm F15のアクロマートを、ガイドカメラにQHY5L-Ⅱを使用しました。
やはりガイド星がなかなか見つからないです。
子持ち銀河の写野でガイド星となる星をガイド鏡に入れたら、こんな構図になってしまいました。
それでも360秒露出は魅力です。
ISO 3200での1枚撮りで、軽い画像処理をしただけで、これだけの画像が出てきます。
上の画像をトリミングしたのがこれです。
ISOを下げると、画質が向上します。
やはりISO 40000で撮った画像だと、最低でも8枚はコンポジット処理したい。
それが4枚で結構いい絵が出てきます。
M63 ひまわり銀河
M97 惑星状星雲
オートガイドができるようになったことで、安定した長時間露光が可能になります。
これからの展開が楽しみです。