久々に大きめの彗星が近づいている。
(年末にも撮影しているのですが、忙しくてブログにアップできず)
2023/01/22時点で6.5等級だとか。
2023/01/21は仕事でしたが、終わってから遠征することにしました。
こんな時に限り、仕事が時間通りに終わらない。
駆け足で帰りました。
しかし、彗星を何で撮影しようか。
焦点距離2500mmでは彗星が画面からはみ出します。
Facebookのグループ写真を見ていると、中には135mmのカメラレンズで画角いっぱいに伸びた彗星の尾を撮影している人もいます。
僕の持っている望遠鏡で、一番焦点距離が短いのはBKP150ですが、いかんせん改造が済んでない。
頂き物のED81Sはフルサイズだと周辺減光が激しいとか。
まだAPS-CのEOS 60Daでしか撮影してないので、写り具合が読みづらい。
久々にBLANCA 130EDTを持ち出しました。
焦点距離910mmでどんな写りになるか。
赤道儀と望遠鏡を持っての遠征は、実はほぼ4年ぶりになります。
この4年間、巨大ニュートンにかかりっきりだった。。。
車に荷物を乗せてみると、他に人を乗せる余地がない。。。
助手席になんとか一人乗せられますが。
実は、奥さんと子どもを彗星見物に誘ったのですが、外のトイレが寒いからと断られました。
もしも、二人が来ることになっていたら、、、「あたしたちが乗る余地がないじゃない!」と怒られるところでした。。。
車、買い替えました。
工場出荷から16年目の車検に出したら渋い顔をされてしまい、買い替える気になりました。
新車は半年待ちだとか(車検通すしかないじゃん)。
中古で探すことになりました。
5ナンバーのステーションワゴンで、四駆のガソリン車と希望を出したら、系列の在庫に1台もないと。
泣く泣くハイブリッドになりました。
しかし、いざ乗ってみると、意外と乗りやすい。
奥さんの感想が一番気になりましたが、「乗りやすい」「高級車に乗ってるみたい」とのお言葉をいただきました。
前の車の後継機種なのですが、16年間で車格が上がったようです。
まだ理由はわかりませんが、長距離運転が楽に感じます。
ハイブリッドなので、燃費はいいですね。
ガソリンの給油を心配せずに埼玉県から往復できます。
19時前に現地に着いた時点で真っ暗。
出発時、埼玉は強い風が吹いてましたが、現地は晴天で無風状態でした。
急いで夕飯を食べて、まずは本命のBLANCA130EDTのセットアップにかかります。
久々のことなので、セットアップに手こずります。
極軸望遠鏡で極軸を大まかに合わせてから、PHD2のドリフトアライメントツールで極軸を追い込みます。
あまり拘らなくてもいいはずなのですが、巨大ニュートンのセットアップと並行してやっていたら、両者がセットアップされた頃には23時を過ぎてしまいました。
手際、悪過ぎです。
なんだかんだ忙しく動き回っていたので、氷点下の気温でしたが、寒さが全く気になりませんでした。
さてさて、この夜の成果。
BLANCA130EDT+EOS Ra
ISO 20000 100sec
彗星の動きが速く、せいぜい4枚までしかコンポジットできませんでしたので、ノイジーです。
焦点距離2500mm 口径500mmニュートン+EOS 6Dで撮ったのがコレ。
ISO 6400, 80sec
拡大した分だけ彗星の動きが速く、コンポジットが許されなかったので、1枚撮りです。
EOS 6D、画像処理で誤魔化しましたが、画面下側だけやたら明るい変な写り方をします。
残念ながら、天体撮影に関してはハズレセンサーなのだと思います。
メトカーフコンポジット
嬉しい写りではあるのですが、彗星の尾、淡くて手強いです。
もう少し夜空が暗くないと厳しいと感じました。
来週末、再挑戦する予定です。