カエル撮影を再開しようともくろんでいます。
雨が降っても、曇っても、大気の状態が悪くても、夜に子どもが寝静まったあとにできること。
それはカエル撮影。
もう少しで田に水が引かれれば、ニホンアマガエルが姿を現します。
ぶっちゃけ、ニホンアマガエルより、モリアオガエルを撮影したいのですが、身近に存在しないので仕方がない。
さらに贅沢を言えば渓流のナガレタゴガエルに会いたいが、今は妄想でしかない。
今は遠出できるチャンスがなかなかないので、まずは身近にいるニホンアマガエルから始めよう。
沖縄の野生のカエルは、人工の明かりがない場所にいるため、明かりをこちらでコントロールすることができた。
また、人間をあまり知らないこともあり、アプローチが比較的容易でした。
そのため、被写体に寄れるコンデジでの撮影がカエル撮影には最適と考えていました。
当時の僕の作品は、被写体から10cm以内の超近接撮影によるものがほとんどでした。
ところが埼玉に戻ってきたら事情が違いました。
田んぼその他、夜でも普通に明るいので、こちらの姿がカエルから丸見えなんです。
おまけにカエルが人間の存在をよく知っている。
逃げるタイミングが早い。
よって、コンデジでの超近接撮影に難渋しました。
今の僕は一眼レフを所有しているので、長距離射撃が可能です。
そのための兵器も新調しました。
EF-S 55-250mm F4.0-5.6 IS STMです。
EF 70-200mm F4 L IS USMに劣らぬ解像度を誇るとうわさです。
今回はニホンアマガエル撮影に向けてEF-S 60mm Macroでミニチュア撮影をしました。
まずは全身撮影。
F32
なんともボヤッとした写り。
ピントは間違いなく合ってます。
これはいけませんな。
F20
被写体深度は好みだが、まだ解像感が足りない。
F10
被写体深度が足りないが、解像感は許容範囲。
F5.6
被写体深度が浅過ぎ。
F2.8
被写体深度が浅過ぎ。。。
EF-S 60mm Macroの最短距離撮影。
思った以上に大きく写せるんですね。
F32
絞り込むと、こんなに解像感が失われるんですね。
F20
F10
F5.6
F2.8
これを見る限り、EF-S 60mm Macroで撮影するならF10が僕の好みです。
試し撮りをしてみて、初めて実感したことがあります。
絞れば絞るほど被写体深度は増しますが、解像度がどんどん落ちるんですね。。。
知識として知っていましたが、自分で画像で確認するのは初めてのことでした。
あと、やはりEF-S 60mm Macroでの撮影も、けっこうな近距離撮影なんですね。
ニホンアマガエルの全身を画面いっぱいに写すときのワーキングディスタンスがだいたい15-20cm程度。
ニホンアマガエルにここまで近寄れるか、あまり自信がない。
次はEF-S 55-250mm F4.0-5.6 IS STMで試し撮りをしてみよう。
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