近々、夏休みの旅行に行く予定があり、持ってゆくカメラをEOS R8としました。
高性能だし、軽いし。
旅行先で予定通り獲物をゲットできれば、マクロレンズが必要になります。
2012年発売のOlympus XZ-2を持ってゆく予定です。
が、RF100mm f2.8 Macroが気になりました。
R8とは長い付き合いになりそうなのに、マクロレンズがないんです。
マクロ撮影する機会が激減しています。
小動物写真をやめてしまったから。。。
せいぜい、春の雑草くらいでしょうか。
でも、マクロレンズがなかったら、マクロ撮影の機会があっても逃してしまいます。
持っていないことには始まらない。
買ってしまいました。
で、早速、ニホンアマガエルの実物大フィギュアで試写してみました。
暗闇での撮影を想定して、EOS R8には手持ちのストロボ 270EXにディフューザーをつけて装着しました。
そしたら、なんと、絞り優先やプログラムモードで270EXが発光しませんでした。
調べてみると、EOS R8はストロボ端子が新しくなってるんですね。
EOS R8に対応しているストロボって、4種類しかないんですね!
しかも、どれも高い!
一番安いEL-10で4万円です。
いろいろ試してみたら、マニュアルモードで270EXが発光することがわかりました。
シャッター速度は1/200が限界で、これ以上短くするとストロボの発光が間に合わず、画面の一部が暗くなります。
よって、シャッター速度は1/100秒から1/200秒で固定。
絞りを好みに設定して、ISOをAUTOにすれば写ることがわかりました。
AF補助光の投光をオフにしましたが、赤色LEDのヘッドライトの光で十分に合焦しました。
時代の進歩を感じます。
で、早速撮影してみました。
な、なんと!
この画角、XZ-2にKenko Close-up lens No.10を装着したときとほぼ同じ、、、もしくは、もっと大きく写せているかもしれません。
RF100mm f2.8 Macroの売りはなんといっても最大撮影倍率1.4倍でしょう。
フルサイズで前代未聞。
伊達ではなかった。。。
以下、絞りを変えて、被写体深度を探りました。
絞りf8では被写体深度が浅すぎてダメですね。
しかも、ちょっとピントを外してるし。
右目に合わせたつもりだったのですが。。。
f11
f16
f32
XZ-2+Kenko Close-up lens No.10
f8
XZ-2は最大絞りがf8なんです。
一部を切り取って、写りを見てみました。
f8
被写体深度が浅すぎますが、写っている範囲はシャープです。
f11 許容範囲
f16 なんとか許容範囲
f32
やはり絞りすぎると細部が潰れてヌメッとしますね。
これは使えない。
XZ-2
f8
コンデジは高感度に弱いし、画素数も少ないです。
けど、ことマクロ撮影に関しては分があります。
一番シャープで自然な写りをしていると思います。
RF100mm f2.8 Macroで最大限、被写体を大きく撮影した際ですが、レンズ先端から被写体までの距離は5cm程度でした。
EOS R8がなんぼ軽くても、XZ-2のように被写体に片手を伸ばして撮影というわけにはいきません。
小動物撮影に限れば、やはりXZ-2に分があるように思います。
でも、買ったからには持って行かないわけにもいかない。
実戦投入して、使い勝手を見ないといけない。
ただ、今回のメインターゲットは、そんなに簡単に撮影させてくれる相手ではない。
貴重なチャンスを確実にものにしなければならない。
XZ-2なら過去の実績があります。
RF100mm F2.8 Macroは実績ゼロ。
RF100mm F2.8 Macroはでかいから、寄って行ったら逃げられてしまうかもしれない。
いろいろ悩みます。
キャノンがRFマウントを新たに設定した理由がわかったような気がします。
電子接点が増えたことによる情報処理もあるでしょうけど、フランジバックが短くなったことによって、レンズ設計が変わり、今までではあり得ない描写が可能になったんですね。
今まではマウント径が同じでフランジバックが短くなるのだから、天体撮影時の周辺減光が減るのか?としか考えてませんでした。
RFマウントになることで禁断の最大撮影倍率1.4倍が可能になったということは、望遠ズームなどの最大撮影倍率も大きくなっているのでは・・・。
案の定、RF100-400mm F5.6-8 IS USMの最大撮影倍率が0.41倍。
所有のEF70-300mm F4-5.6 IS II USMの最大撮影倍率が0.25倍ですから、大きな変化です。
悩みばかりが多いですが、まずは撮影に行かないとねぇ。。。
(^0^)も仕事でマクロレンズを多数使いました。
主にNikkor55/2.8?105/2.8?だったのですが、古い設計のレンズ
でしたが、入手が容易で用途を満足してくれました。(^0^;
他社のでも良かったのですが、マウントの関係でNikonになりました。
同FLのレンズは他にもありますが、何と言っても平面性が重視され、
これ以外は考えられない状況でした。(^0^8
大倍率の接写は無理があるので、等倍以下で使いましたが、
手慣れた器材として入手し、製造中止後も作ってくれました。
性能の安定性は不良率(目的の基準外)は1~2%程度でした。(~ ~;
今は新設計となっており、既に退職しているのでお目に掛かれ
ませんが、きっと更に進んだ仕様を満たしていることでしょう。。(^0^)
> ★マクロ必要★... への返信
お仕事でマクロレンズをお使いでしたか。
僕は一眼レフでのマクロレンズ歴はあまりないです。
マクロ撮影は基本、コンデジ+Kenko close-up lensでした。
小さいものを撮るなら、コンデジの性質が有利でしたし、フルサイズのマクロは高額ですので^_^;
若かりし頃よりは金銭的に余裕ができたことで今回の購入となりましたが、あとは時間の確保ですね。
金はあれど時間なし、と、時間はあれど金はなし。
どっちもダメですね。
白黒つけるなら、時間はあれど金はなしかも。
ないものねだりですね。