GW前半は家事と学会の準備で潰れました。
(まだ準備、終わってないけど)
GW後半のうち、手前2日間を休日としていただきました。
(残り2日間は、待機当番なので、遠出禁止)
子どもと奥さんはソフトボールの試合。
久々に自由な時間。
しかも、晴れる!
天体観測に行かないわけにはいかないでしょう。
お友達から、一緒に行かないかとのお誘い。
しかし、行き先が、山ではないんです。
標高は低そう。
町から離れていない。
高速道路のインターチェンジからわずか10km。
山梨県。
スターパーティーや、スケッチブックなど、星を見る宿がある地域とはいえ、うーむ。
正直、あまり乗り気ではなかったです。
真っ暗な夜空を目指して、山のてっぺんに行きたかった。
が、使える小屋があるという。
半世紀前に、個人で作った天体観測小屋だと。
興味が湧きました。
半世紀前に、夢と情熱で建てられて、今は持ち主が使わなくなった建物。
いいじゃないですか。
人生の勉強のつもりで、行ってまいりました。
2ヶ月前、友人が訪れた時には、床が腐って落ちていたそうです。
が、それをなんと半日で使えるところまで直した、と。。。
修復過程の写真を見せられて、絶句。
こんなことができるのか、、、と。
それは脇においておくとして、この天体観測小屋、感動ものでした。
個人の所有物ですので、あまり詳しく書くことができませんが、口径50cmのニュートンが常設されていました。。。
半世紀前の特注品です。
ゼロからこれを形にすること、僕にはできないと思いました。
半世紀経ち、すでに15年間以上放置されていたため、赤道儀の電子機器類が故障してました。
でも、1970年頃の様子が伝わってきました。
感動しました。
夜になりました。
空が開けていると、お世辞にも言えない場所でした。
しかも、足場が悪い。
草を刈っただけの場所なので、地面が柔らかい。
三脚プレートの上に三脚を設置して、自分の体重で地面に押し付けて、赤道儀を設置しました。
暗くなって、極軸望遠鏡を覗くと、木の枝が邪魔して北極星が見えない。。。
が、北極星がまったく見えない自宅ベランダの予行演習で、1,200秒露出ができたのですから、大した問題ではないでしょう。
今回、初導入したバーティノフマスク。
William Optics製
6千円。
高かった。。。
でも、ピントが確かに合わせやすい。
ピント合わせに、迷いが入らないのは、気持ちがいいです。
フード越しに取り付けるために、脚立が必要なのが難点ですが。
そして、その成果。
望遠鏡はBLANCA 130EDT、カメラはEOS 60Da、赤道儀は、、、。
M13球状星団。
ISO 1600、240秒露出。
ちょっと露出オーバー気味。
いやぁ、しかし、粒々です。
今まで、こんな点像がなかなか得られなかった。
写真に撮り損ねましたが、PHD guidingのグラフを見る限り、追尾精度はそれほどよくなかったんです。
赤経方向はいいのですが、赤緯方向の追尾精度がよろしくなく、上下1ピクセルの線の間に収まり切りませんでした。
が、星が丸く写ってます。
今まで、240秒露出で星が丸く写るのは、10枚に2枚程度だったので、4枚連続で点像を得たのは感動ものです。
しかも、コンポジット処理をするために、画像を4枚重ねてみると、星が1ピクセルたりとも位置がズレていない。
感動ものです。
M51子持ち銀河。
ISO 1600
1,200秒露出。
2枚合成。
焦点距離910mmのBLANCA 130EDTとAPS-Cのセンサーで写すM51は、大きさがもう一つ、ですね。
(トリミングになりますが)せめてこれくらいの大きさで写って欲しい。
フォーサーズカメラの入手を検討中です。
にしても、背景に今まで見たことのないタイプのノイズが認められます。
白い砂粒をまぶしたような。。。
これがもしかして、ダークノイズ?
今まではせいぜい180秒露出だったこともあり、目立ちませんでしたが、1,200秒露出をするにあたり、目立ってきました。
これの消去が次の課題です。
M101回転花火銀河。
ISO 3200
600秒露出。
薄いガスが通ったためか、背景が明るくなってしまったため、あまり写っていない。
これは、空がもっと暗いときにISO 3200で1,200秒露出しないとダメだ。
回転花火銀河は、夜空にシビアな被写体ですね。
締めは、明け方に登ってきたM8干潟星雲。
ISO 1600の240秒露出。
JPEGの1枚撮りでこれだけ綺麗なら、次回、ISO 800で600秒露出すればもっと良くなるはず。
仕事が忙しく、なかなか天体撮影のために遠征ができていません。
が、オートガイドが自由自在になりつつあります。
これは今後が楽しみです。
次、行けるのはいつになるでしょう。
梅雨前に、素晴らしい夜空に出会えたら、奇跡でしょう。
おそらく、夏休みにずれ込むでしょう。
でも、その奇跡を期待したいと思います。
行けば観測には不自由しない筈。。(^0^;
、、しかし、渋滞を思うと出たくない。。の心境でつ。
それでも何でも遠征観測とはご苦労様。。いんや
羨ましい限りでつ。(~ ~;
(^0^)は親族の病状が悪化して暫くは動けないと
思われるのでつ。
何やら大型器材が放置されているようですが、
これは使えるようになるには一通りの苦労とは
行くまい。(^0^8
手持ちの器材で撮影されておいでですが、なかなかに
見応えあります。
赤い星雲が得手のようでもあり、切れも良し!
(^0^)は昨晩だけ自宅★見台で写してみましたが、
黄砂が来ており冴えない写りでつ。
今夜は。。と思いますが、見る方が主体となるかも。。
天体撮影はなかなか報われませんね。
休みの日に限って曇ったり、風が吹いたり、はたまた機材が不調だったり。
機材については、なんとか目処がついてきました。
1,200秒露出ができるようになってきたので、これからが楽しみです。
あとは、新月期の週末に仕事や家庭の行事が入らないこと、曇らないこと、風が吹かないこと、体調を崩さないこと、を祈るのみです。
お互い、焦らず、コツコツやっていきましょう(^^)
怒涛の天体画像群に圧倒されました。
ガイドが決まれば、撮影するのも楽しいものですね。
ダークは引かれているんでしょうか?。
冬場は自然冷却でノイズも少なめですが夏場や強調処理するとノイスが目立ちますので・・・。
オートガイドがまともにできるようになったのだから、たくさん写真を撮りたいところでしたが、今年は(も?)週末にぜんぜん晴れてくれなかったですね。
温暖化の影響でしょうか。
温かくなって、大気中の水蒸気が増えれば、雲の量は増えるから、あり得るかもしれません。
ダーク、まだ引き方を知らないんです。
今まで、ダークを引く必要性を感じなかったので。
でも、今は感じてます。
ただ、今、別のおもちゃに首ったけになっているので、ダークを引くのはもう少し先になりそうな感じです。