青い空とわたし

青い空の日  白い雲の帆船をみていると

どこかへ どこまでも Harmonyと

走っていきたくなります

春を呼ぶ左義長・ドンド焼き

2012年02月26日 18時52分26秒 | 同上(お祭り)
2月26日(日)

今朝は雨こそ降っていませんが、やはりどんより曇り空。
雪がひらひら降りてきます。予報どおりだ。

さあ、どうするか。スキー場に戻るか? 思案。
あの3時間でもういいかな、と軟弱な決定になりました。

で、水芭蕉の湯から勝山市内へ移動します。
10時から、子どもばやしコンクールが始まるのでそれを見ることに。
11の地区の子どもだけの、左義長太鼓の競演ということです。



各町内の子ども会は、この子どもばやしの練習を1月早々からするそうです。
伝統祭りが継承される体制が立派にできていますね~。



15人の審査員の大人たちが最前列で見ています。各地区のやぐらを審査員は順次
見て回ります。私も一緒について11地区全部見て回りました。
子供たちも楽しそうに演技をしていました。続けてほしいものです。



各地区は、やぐらのほかに何か作り物を作成することになっています。
ある地区が作った打ち手の雪だるまと、かまくらです。


勝山左義長の最後を飾るのはドンド焼きです。
夕方になって九頭竜川の河川敷の弁天緑地を見にいきました。


各町内ごとの御神体が雪の緑地に運びこまれていました。

午後8時半になると神明神社で採火した御神火が各区の松明に点けられ緑地まで
送られます。

忠臣蔵みたいだ(笑)。

御神体に一斉に火が点けられました。

私は橋の上から見ていますが、一瞬に火の熱さが橋の上にまで伝わってきました。
冬空に火の粉が上がります。燃え盛る火で雪が赤く映えます。
このドンド焼きで神を送り、五穀豊穣と鎮火を祈願します。


突如現れたゲバルト隊、安田講堂前? ではありません。
竹の先にお餅をつけた竿(さお)を持った皆さんです。私も1本300円で
買って雪が踏み敷かれた河川敷に立ちました。

火がだいぶ収まってきました。


竿餅を皆さん焼き始めます。


私のも焼けたかな。

無病息災を祈願しながらいただきます。塩味が効いていておいしかった。

勝山左義長まつりは、この奥越地方に春を呼ぶ祭りと言われ、これを境に春の
足音が聞こえてきます。

さあ9時半だ。

皆さんも帰り始めた。私もふるさとを後にしよう。

またね。


勝山左義長祭り

2012年02月26日 12時45分56秒 | 同上(お祭り)
2月25日(土)

【絶滅したドラゴンたち】から続く

恐竜博物館を出て、すぐ近くの勝山市内へ入ります。
無料臨時駐車場に難なく停められます。
まずは、腹ごしらえ。


もちろん、福井・勝山に来たら、おろし蕎麦です。店は混んでました。

次に叔父の店に顔を出します。「またこの時きたよ。」
私の親類はまだまだ勝山にいます。

町の通りには屋台が出ていますが、まだ人通りは少なめ。



左義長まつりは小正月の火祭りとして全国にあります。勝山の左義長もそのながれ
にあります。

勝山市の各町内毎に12基のやぐらがくまれます。ありました。



この上で、赤い長襦袢(じゅばん)を着た大人たちが、おどけた仕草で、三味線、
笛、鉦(しょう)に合わせて、浮かれるように、太鼓を叩きつつ踊ります。

私の頃は、大人だけが参加していたと思いますが、近年では若い人たちの参加が
主流のようです。




のってますね~。
左義長ばやしの歌詞は
♪蝶よ花よ 花よのネンネ まだ乳のむか
 乳くびはなせ 乳くびはなせ

と小さい乳児をいさめるかのような歌詞ですが、元はといえば花町で遊ぶ
ぼんぼんをいさめた歌。そして花おんなが歌い踊った遊び歌が源流の説が
あります。

♪浮いた、浮いた、浮いた、ソレ浮け、ソレ浮け 

の囃し言葉が連続的に流れ、気分を盛り上げます。

浮くとは、ハイになること。昔風にいえばラリルこと。

低い腰位置から、手足をくねらせて、浮く状態を表して踊ります。
勝山左義長だけの特徴で、奇祭とよばれるゆえんです。





健康的に浮いてますね~。




若いオトコの子も熱演してました。



子供ばっかしの浮き。前列の3歳ぐらいの女の子が、真似して踊るんですよ~。



夜も各町内のやぐらでは♪蝶よ花よ、とおどりが続きます。



私は、昔なつかしいモノをゲット。左から、人形焼、草豆もち、おやき、かきもち。
なんだ、甘いもんばっかし。


勝山温泉センター水芭蕉へ行きました。


水芭蕉での食事は、またこれ。

おろし蕎麦とソースカツ丼のセット1000円。私B級グルメの大ファンです。

ソースカツ丼は全国区になってしまいましたが、発祥は福井ですよ。
ここの豚カツは、叩いて薄切にしてあり、真正のソースカツ丼でした。

さあ、今日はここでお休みです。

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