青い空とわたし

青い空の日  白い雲の帆船をみていると

どこかへ どこまでも Harmonyと

走っていきたくなります

アッシー君の一日

2012年06月30日 16時34分44秒 | 青い空の日は旅立(全般)
6月29日(金)

アッシーとは、ご存知、女性の送り迎えを任される軽めの男性に名づけられた、バブル景気時の用語。
今日は私もその役目を、二人の美女に仰せつかりました。

decoとその仲間のAさんが、仕事上で長野市のお客さんとの話合いが必要なので、長野までキャンピングカーで送迎してほしいと。

オレは運転手かよと思いつつも、先週末は浅間山に出ずっぱりだった負い目と、信州にまた行けるうれしさもあり、ニコニコ引き受けました。

朝、10時に出発し長野・松代(まつしろ)町へは12時半に到着しました。
彼女達を目的地で降ろすと、あとは運転手の自由時間です。

じゃあ、松代散策へ行くか。

信州・松代は戦国武将、真田氏の町です。
まずは、松代城跡へ。

松代城跡の正面

上田にも、真田氏の上田城跡がありますが、両者の関係はいかに?

上田市真田町が、やはり真田氏の発祥の地。
関が原の戦いで親子に分かれて戦いますが、徳川方についた真田信之が1622年に、松代藩主に任じられて、上田より松代へ移り明治まで続くという次第です。



↑松代城跡からみた松代の町。真田氏関係の史跡が多い、静かなしっとりした町でした。

残念ながら、メインの真田宝物館は修理中で入れませんでした。
代わりに、真田邸へ行きました。

 真田邸入り口

真田邸は、主に幕末以降に、真田家当主の居宅として使われたところです。

 トイレ

究極の和式トイレです(笑)。ここなら、哲学しやすそうだなあ。



↑御殿(主屋)から眺めた広い庭です。今日は30度で暑い。
こんな日は、風通しのよいこの部屋で、庭を眺めながら寝ころばっているのが一番。

あと、藩校であった文武学校、幕末の偉人であった松代藩士・佐久間象山を祭った象山神社を回り、最後に一番見たかった松代象山地下壕へ行きました。

 地下壕入り口

松代象山地下壕とは、先の大戦末期に軍部が本土決戦の最後の拠点として、極秘のうちに、大本営、政府各省、皇族居住所等を松代に移すという計画のもとに構築したものです。

 地下壕鳥瞰図

↑山の下を、碁盤の目のように掘りぬきました。全長10km。
9ヶ月かけて、主に朝鮮人を徴用して工事を進め、全工程75%の時点で終戦になったというもの。

 地下壕

↑地下壕は、ただ穴が掘ってあるだけでしたが、延々と続いていました。
こういう類の危機管理は、周到にやるのですね。やはり、大局観がずれていたのでは。

午後5時過ぎになりましたので、運動公園の広い駐車場に戻り、お二人の呼び出しがあるまで、Sora運転手は読書して待機しておりました。

午後8時近くに呼び出しをうけて、ピックアップ。帰路につきました。

 横川SA

横川SAで夕食。

今日一日の勤めが終わったのは、夜12時でした。

Aさん、長野への御用向きがあればまた声をかけてください。
Harmonyと出向きます。