7月26日(土)
朝4時に起床。外の温度は16.5℃。
予報どおり晴れている。よし、待った甲斐があった。
6時10分に御池駐車場の奥の登山口を出発。
少し鬱蒼とした木々の中を歩いたのち、岩場の急な登りが続く。
登りきると、平坦な草原状の地に出る。
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▲ 広沢田代と呼ばれる湿原だ。
ほっとして、木道を歩んでいく。休んではいられない。これからだ。
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▲ 池のような池塘(ちとう)が点在している。
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▲ 白いワタスゲが一面に咲いている。今年は、散るのが遅く開花が続いているらしい。
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▲ ワタスゲと黄色い花が混在しているところも。
広沢田代の湿原を後に、木道沿いにまた登っていく。
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▲ だいぶ登ったところで、今来た方角を振り返ってみる。
手前右に、広沢湿原の広がりが見える。そしてその左後ろには、白い御池駐車場が少し見える。あそこから登っててきたのだ。
更に後ろの山並みの、ポチッと突き出た山頂が会津駒ケ岳2132m だ。会津駒ケ岳も桧枝岐村の登山口から登るのだ。桧枝岐村の来かたが分かったから、いずれ登りたい。
そして、前方にはもちろん燧ケ岳が私を待っている。
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▲ 前方の燧ケ岳。手前の山を先ず越えねばならない。
この樹林を超えると・・・
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▲ もう一つの湿原が、一気に眼前に現れた。熊沢田代の湿原だ。
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▲ お見事!! 熊沢田代。
木道が、燧ケ岳の頂上へ導くように細く続いている。
一緒に歩いていた人が、燧ケ岳へ登るルートは、他にも尾瀬ヶ原の見晴からと、尾瀬沼から登るルートもあるが、御池から登るこのルートが一番きれいだと言っていた。
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▲ 木道の右側に池塘が。そして向こうには、越後の山並みが。あのどれかが八海山だ。
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▲ 来た方向を振り返ってみる。広々とした湿地だ。よくもまあ、こんなにきれいに保たれていることだ。
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▲ さらに頂上を目指して登っていく。再度振り返ってみると、熊沢田代の全景と、ずっと背後に会津駒ケ岳の山影が見える。
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▲ 笹ばかりの道もある。笹漕ぎして登る。
気温は22度~29度ぐらいを上下している。下界に比べれば涼しいのだろうが、直射日光を浴びて登攀続けているから、汗はもうダクダクだ。
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▲ 下りてきた人からあるよ、と言われていた雪渓が姿を現した。
私も、買い替えたばかりのポールを出して、雪面を登る準備を。
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▲ 雪渓は50mほど続いていただろうか。雪面自体は滑りやすいわけでもなく、アイゼンは全く不要。
しかし往く手を遮るものは無いだけに、登り続けなくてはならず結構しんどい。こんなところをスキー担いで登る? no way! (ありえねえ) だな。
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▲ ハイマツの中、頂上が見えてきた!
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▲ 燧ケ岳の頂上、俎(まないたぐら)2346mに到着。
午前9時30分頃。登山口から3時間20分要した。モデルコースタイムが4時間だから、いい具合だ。
ここから南下を見ると↓、尾瀬沼が見える。
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▲ 尾瀬沼。手前のポッコリピークは、これから下りる時通るミノブチ岳だろう。
西横を見ると↓、燧ケ岳のもう一つの頂上、柴安(しばやすぐら)2356mがそびえている。
しかし、連続して登るわけにはいかない。疲れている。で、メシだ。
コンビニ・助六寿司パックを食べて30分休憩。
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▲ 10時から、この柴安↑を目指して行動開始。
いったん下って、また登る。この登りが急でしんどかった。
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▲ 途中にあった、シャクナゲの花。
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▲ 柴安の頂上に到着。お墓みたいに立派だ。
この頂上から、西の方向を見下ろすと見えるんです。
これが。
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▲ 尾瀬ヶ原が広がっている。残念ながらかすんでいてはっきり見えないが。
この尾瀬ヶ原の向こうには、昨年登った至仏山が見えるのだけれど。ほぼまったく見えない(涙)。
俎頂上に戻って、11時頃から、さあ尾瀬沼へ向かって下山開始。
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▲ 途中でみた花。
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▲ まず、ミノブチ岳に到着。ここからは、尾瀬沼がさらに大きく見える。
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▲ 下りてきた方を見上げると、燧ケ岳の二つのピーク、柴安ぐら(左)と俎ぐら(右)が両コブのように並んで見える。いわゆる双耳峰(そうじほう)の山だ。2週間前に登った北横岳も南峰と北峰の二つのピークを持つ双耳峰だった
ミノブチ岳からは、尾瀬沼東岸まで長英新道をえんえんとだらだらと降りていくのだ。
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▲ この長英新道がクセモノ。泥でぬかるんでる所(左)、抉り取られて壕のような道になっている所の連続で歩きにくかった。見晴も無い中をずっと歩くのはつまらないですなー。
ただ、岩場ではない下りだから膝には優しい。おかげで、今回は膝の筋が全く痛くならなかった。
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▲ 頂上から2時間半ほどたって、ようやく下に着いたようだ。
尾瀬沼が向こうに見える。13時半頃。
【続く】「夏の尾瀬・大江湿原ニッコウキスゲ」
関連日記: 「夏山っ 尾瀬・至仏山登山(続き)」 2013年8月9日
朝4時に起床。外の温度は16.5℃。
予報どおり晴れている。よし、待った甲斐があった。
6時10分に御池駐車場の奥の登山口を出発。
少し鬱蒼とした木々の中を歩いたのち、岩場の急な登りが続く。
登りきると、平坦な草原状の地に出る。
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▲ 広沢田代と呼ばれる湿原だ。
ほっとして、木道を歩んでいく。休んではいられない。これからだ。
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▲ 池のような池塘(ちとう)が点在している。
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▲ 白いワタスゲが一面に咲いている。今年は、散るのが遅く開花が続いているらしい。
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▲ ワタスゲと黄色い花が混在しているところも。
広沢田代の湿原を後に、木道沿いにまた登っていく。
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▲ だいぶ登ったところで、今来た方角を振り返ってみる。
手前右に、広沢湿原の広がりが見える。そしてその左後ろには、白い御池駐車場が少し見える。あそこから登っててきたのだ。
更に後ろの山並みの、ポチッと突き出た山頂が会津駒ケ岳2132m だ。会津駒ケ岳も桧枝岐村の登山口から登るのだ。桧枝岐村の来かたが分かったから、いずれ登りたい。
そして、前方にはもちろん燧ケ岳が私を待っている。
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▲ 前方の燧ケ岳。手前の山を先ず越えねばならない。
この樹林を超えると・・・
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▲ もう一つの湿原が、一気に眼前に現れた。熊沢田代の湿原だ。
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▲ お見事!! 熊沢田代。
木道が、燧ケ岳の頂上へ導くように細く続いている。
一緒に歩いていた人が、燧ケ岳へ登るルートは、他にも尾瀬ヶ原の見晴からと、尾瀬沼から登るルートもあるが、御池から登るこのルートが一番きれいだと言っていた。
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▲ 木道の右側に池塘が。そして向こうには、越後の山並みが。あのどれかが八海山だ。
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▲ 来た方向を振り返ってみる。広々とした湿地だ。よくもまあ、こんなにきれいに保たれていることだ。
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▲ さらに頂上を目指して登っていく。再度振り返ってみると、熊沢田代の全景と、ずっと背後に会津駒ケ岳の山影が見える。
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▲ 笹ばかりの道もある。笹漕ぎして登る。
気温は22度~29度ぐらいを上下している。下界に比べれば涼しいのだろうが、直射日光を浴びて登攀続けているから、汗はもうダクダクだ。
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▲ 下りてきた人からあるよ、と言われていた雪渓が姿を現した。
私も、買い替えたばかりのポールを出して、雪面を登る準備を。
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▲ 雪渓は50mほど続いていただろうか。雪面自体は滑りやすいわけでもなく、アイゼンは全く不要。
しかし往く手を遮るものは無いだけに、登り続けなくてはならず結構しんどい。こんなところをスキー担いで登る? no way! (ありえねえ) だな。
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▲ ハイマツの中、頂上が見えてきた!
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▲ 燧ケ岳の頂上、俎(まないたぐら)2346mに到着。
午前9時30分頃。登山口から3時間20分要した。モデルコースタイムが4時間だから、いい具合だ。
ここから南下を見ると↓、尾瀬沼が見える。
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▲ 尾瀬沼。手前のポッコリピークは、これから下りる時通るミノブチ岳だろう。
西横を見ると↓、燧ケ岳のもう一つの頂上、柴安(しばやすぐら)2356mがそびえている。
しかし、連続して登るわけにはいかない。疲れている。で、メシだ。
コンビニ・助六寿司パックを食べて30分休憩。
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▲ 10時から、この柴安↑を目指して行動開始。
いったん下って、また登る。この登りが急でしんどかった。
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▲ 途中にあった、シャクナゲの花。
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▲ 柴安の頂上に到着。お墓みたいに立派だ。
この頂上から、西の方向を見下ろすと見えるんです。
これが。
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この尾瀬ヶ原の向こうには、昨年登った至仏山が見えるのだけれど。ほぼまったく見えない(涙)。
俎頂上に戻って、11時頃から、さあ尾瀬沼へ向かって下山開始。
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▲ 途中でみた花。
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▲ まず、ミノブチ岳に到着。ここからは、尾瀬沼がさらに大きく見える。
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▲ 下りてきた方を見上げると、燧ケ岳の二つのピーク、柴安ぐら(左)と俎ぐら(右)が両コブのように並んで見える。いわゆる双耳峰(そうじほう)の山だ。2週間前に登った北横岳も南峰と北峰の二つのピークを持つ双耳峰だった
ミノブチ岳からは、尾瀬沼東岸まで長英新道をえんえんとだらだらと降りていくのだ。
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▲ この長英新道がクセモノ。泥でぬかるんでる所(左)、抉り取られて壕のような道になっている所の連続で歩きにくかった。見晴も無い中をずっと歩くのはつまらないですなー。
ただ、岩場ではない下りだから膝には優しい。おかげで、今回は膝の筋が全く痛くならなかった。
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▲ 頂上から2時間半ほどたって、ようやく下に着いたようだ。
尾瀬沼が向こうに見える。13時半頃。
【続く】「夏の尾瀬・大江湿原ニッコウキスゲ」
関連日記: 「夏山っ 尾瀬・至仏山登山(続き)」 2013年8月9日