8月20日(水)
ゆめのゆでの朝。いい夢が見れたかな。
藤江バス停から、今日も金沢市内の武蔵ケ辻(近江市場前)へ出勤だ(笑)。
向かいのANAスカイホテル1階で購入したのがコレ。
▲ 市内通勤定期・・でなくて、1日フリー乗車券(500円)。
これで市内バス(北鉄グループのみ)が乗り放題だ。
ナニ、バスは巡回しているだけだからたいして難しくない。(1時間も乗っていればまた戻ってくるし・笑)
それに複数の巡回コースがあって重複しているから、15分も待てばバスは来る。
で、香林坊まで行って、その裏にある長町武家屋敷跡から探索開始。
▲ 長町(ながまち)武家屋敷跡は、江戸時代に加賀藩の中級武士が住んだエリア。
黄色い土塀と石畳の小径が続く。
どこも個人名の表札がかかっているから、おさむらいさんの子孫だろうか。
▲ その一角に、九谷焼鏑木商舗(くたにやきかぶらきしょうほ)という店があった。
九谷焼の老舗窯元で、普段モノから芸術モノまで幅広く器を揃えている。
「みやげ選びに最適」とガイドに書いてある。
▲ コーヒーカップを買ってしまった。(現在使用中)
九谷焼の華やかさを現代風に生かしたようなデザインと色合い。
わたくし、気に入っているのです。
次に訪れたのが、武家屋敷跡野村家。
▲ 野村家は加賀藩の重職を歴任した家。1200石か。
▲ ここの庭園が、趣きを凝らしており評価が高いらしい。
2階に茶室があった(有料)。
▲ お茶をいただく。
▲ 結構なお菓子で。大豆あんに黄粉をコーティングしたもの。
「地の香」の名で土産店で売っていたので、あとで購入した。
武家屋敷跡をぶらついた後、12時近くになったのでお堀通りの兼六園下へバスで移動。
▲ 兼六園の茶店通りの角にある見城亭(けんじょうてい)へ入る。
2階の和食レストランで食事しよう。
注文したのはこの店の一番人気らしい、「びろうど苔」という料理。
ビロードのように美しい兼六園の苔をもじった名だとか。
▲ 前菜
▲ メイン。お造り、天ぷら、鶏肉等々、すこしずつ色々楽しめるようになっていた。
▲ 見城亭の名のとおり、このレストランは隣の金沢城が見れるロケーションにある。
城が見れるといっても木々で、お堀の石垣がよく見えるということだが。
今回は、金沢城も兼六園も過去何回か観ているのでスキップ。
まだ見ていなかった所だけ周る予定だ。
*********
お昼を済ませたあと、広坂(21世紀美術館前)へ移動。
▲ 金沢21世紀美術館。入ってみよう。
世界の現代アートが集まる。入館者数日本トップクラスだとか。
▲ 建物自体が十分現代アートだ。
ワタクシ、こういう感じは大好きなほうだ。
▲ 四角い部屋で、皆さん上を見上げているが・・・
▲ 空だ。
立方体の部屋の天井中央部が開口していて、天井と空が同じ平面上にあるように見えるのだ。
いつも眺めている広い空だが、こうして切り取った形で一部を見せられると、空の青さ、白い雲の形状が実に印象的、感動的なものになる。 PHOTOと同じ。
それにしても今日が青空で良かった。
次の空間では、
▲ 壁一面に鮮やかな色の花模様が広がり躍る。加賀友禅の図柄をモチーフにしているということだ。
それにしても、椅子に座っている皆さんは、なんかとても楽しそうだが?
▲ 反対側から見ても同じ。楽しそう。
一番手前の女性が座っている椅子を良く見てほしい。
普通の椅子ではない。そうロッキングチェア風になっている。
何気なく座ると、一瞬後ろへグラッとのけぞってしまうのだ。けれどひっくり返りはしない。
その意外感に自分で笑ってしまうのだ。
みんな、座った人は全員。
そしてこの人たちが前方、ガラス越しに見ているものは・・・
▲ 雲を測る男、だって。
ま、キミしっかり測ってくれ(笑)。
********
21世紀美術館のあと、外に出てすぐ近くの「金沢能楽美術館」へ入ってみた。
金沢は昔から能楽が庶民に根付き、盛んなところ。
武家屋敷跡で、ボランティアガイドさんからこの美術館では能面や装束の着装体験ができるよ、と聞いていた。
▲ 着装体験コーナーでは、先ず能面を選ぶ。
彼女は、一番手前下段の能面を選んだ。小面(こおもて)の変形の孫次郎(まごじろう)という能面だ。
並べてある能面の中では、一番口元で笑みをたたえている面だ。
▲ 白い靴下を履き、白い装束をかける。係員さん二人がかりで着せてくれる。
▲ そして上の立派な装束を付ける。
おう、お姫さまみたいだ。
▲ 孫次郎の能面も付けた。
▲ 扇を持って、能楽役者ができあがった。
おみごと!
▲ 戯れに、般若の面を付けてみる。
おお、コワ。
▲ 能に関するいろんな展示物もある。金沢能楽美術館入り口(右)。
******
さあ次は、和の美と粋が今も息づく「ひがし茶屋街」へ、お茶屋体験に行こう。
茶屋街とは加賀藩が1820年、城下のお茶屋を集めて誕生させた花街。
金沢には、ひがし、にし、主計町の三つがあり、ひがし茶屋街が最も格式が高いといわれた。
▲ 目ぬき通り。石畳の両脇に格子戸が特徴の町家が立ち並ぶ。
▲ お茶屋の一つで国指定重要文化財になっている志摩。
中に入ってみよう。
▲ 座敷(二階)の向こう下には坪庭がある。
坪庭はそれぞれの部屋から眺められるよう配置されている。
別棟に、坪庭を眺めながら一服いただける茶室があった。
▲ 上生菓子と抹茶がいただける。(700円)
▲ 今回もオトナのたしなみを知るお客は、私達だけだ(笑)。
あなたも、カフェのほうがいい?
今日は、2回もお茶をいただいたし、見るところもだいたい見た。
(買い物もカップ以外はいちいち載せてないが、あちこちで散財したようだし)
ぼちぼち帰ろうか。
▲ で、ゆめのゆへ戻ってきました。
ポロンちゃん、お留守番ありがとう。
さあ、散歩に行くよ。
金沢は、今日一日の散策でもう十分だろう。
▲ 今晩もここで、夕食アラカルト。わたりガニの唐揚げと湯豆腐とパスタとあとは忘れた。
二人で3千円以上食べると、風呂のタダ券がもらえる。
きょうももらった。
明日はもうここに泊まらないので、出口で他の若いカップルに譲渡(禁止文言無し)したら、ずいぶんと喜ばれた。(一日一善)
明日は、私の郷里福井へ行こう。
ではまたあした。
ごきげんよう。
ゆめのゆでの朝。いい夢が見れたかな。
藤江バス停から、今日も金沢市内の武蔵ケ辻(近江市場前)へ出勤だ(笑)。
向かいのANAスカイホテル1階で購入したのがコレ。
▲ 市内通勤定期・・でなくて、1日フリー乗車券(500円)。
これで市内バス(北鉄グループのみ)が乗り放題だ。
ナニ、バスは巡回しているだけだからたいして難しくない。(1時間も乗っていればまた戻ってくるし・笑)
それに複数の巡回コースがあって重複しているから、15分も待てばバスは来る。
で、香林坊まで行って、その裏にある長町武家屋敷跡から探索開始。
▲ 長町(ながまち)武家屋敷跡は、江戸時代に加賀藩の中級武士が住んだエリア。
黄色い土塀と石畳の小径が続く。
どこも個人名の表札がかかっているから、おさむらいさんの子孫だろうか。
▲ その一角に、九谷焼鏑木商舗(くたにやきかぶらきしょうほ)という店があった。
九谷焼の老舗窯元で、普段モノから芸術モノまで幅広く器を揃えている。
「みやげ選びに最適」とガイドに書いてある。
▲ コーヒーカップを買ってしまった。(現在使用中)
九谷焼の華やかさを現代風に生かしたようなデザインと色合い。
わたくし、気に入っているのです。
次に訪れたのが、武家屋敷跡野村家。
▲ 野村家は加賀藩の重職を歴任した家。1200石か。
▲ ここの庭園が、趣きを凝らしており評価が高いらしい。
2階に茶室があった(有料)。
▲ お茶をいただく。
▲ 結構なお菓子で。大豆あんに黄粉をコーティングしたもの。
「地の香」の名で土産店で売っていたので、あとで購入した。
武家屋敷跡をぶらついた後、12時近くになったのでお堀通りの兼六園下へバスで移動。
▲ 兼六園の茶店通りの角にある見城亭(けんじょうてい)へ入る。
2階の和食レストランで食事しよう。
注文したのはこの店の一番人気らしい、「びろうど苔」という料理。
ビロードのように美しい兼六園の苔をもじった名だとか。
▲ 前菜
▲ メイン。お造り、天ぷら、鶏肉等々、すこしずつ色々楽しめるようになっていた。
▲ 見城亭の名のとおり、このレストランは隣の金沢城が見れるロケーションにある。
城が見れるといっても木々で、お堀の石垣がよく見えるということだが。
今回は、金沢城も兼六園も過去何回か観ているのでスキップ。
まだ見ていなかった所だけ周る予定だ。
*********
お昼を済ませたあと、広坂(21世紀美術館前)へ移動。
▲ 金沢21世紀美術館。入ってみよう。
世界の現代アートが集まる。入館者数日本トップクラスだとか。
▲ 建物自体が十分現代アートだ。
ワタクシ、こういう感じは大好きなほうだ。
▲ 四角い部屋で、皆さん上を見上げているが・・・
▲ 空だ。
立方体の部屋の天井中央部が開口していて、天井と空が同じ平面上にあるように見えるのだ。
いつも眺めている広い空だが、こうして切り取った形で一部を見せられると、空の青さ、白い雲の形状が実に印象的、感動的なものになる。 PHOTOと同じ。
それにしても今日が青空で良かった。
次の空間では、
▲ 壁一面に鮮やかな色の花模様が広がり躍る。加賀友禅の図柄をモチーフにしているということだ。
それにしても、椅子に座っている皆さんは、なんかとても楽しそうだが?
▲ 反対側から見ても同じ。楽しそう。
一番手前の女性が座っている椅子を良く見てほしい。
普通の椅子ではない。そうロッキングチェア風になっている。
何気なく座ると、一瞬後ろへグラッとのけぞってしまうのだ。けれどひっくり返りはしない。
その意外感に自分で笑ってしまうのだ。
みんな、座った人は全員。
そしてこの人たちが前方、ガラス越しに見ているものは・・・
▲ 雲を測る男、だって。
ま、キミしっかり測ってくれ(笑)。
********
21世紀美術館のあと、外に出てすぐ近くの「金沢能楽美術館」へ入ってみた。
金沢は昔から能楽が庶民に根付き、盛んなところ。
武家屋敷跡で、ボランティアガイドさんからこの美術館では能面や装束の着装体験ができるよ、と聞いていた。
▲ 着装体験コーナーでは、先ず能面を選ぶ。
彼女は、一番手前下段の能面を選んだ。小面(こおもて)の変形の孫次郎(まごじろう)という能面だ。
並べてある能面の中では、一番口元で笑みをたたえている面だ。
▲ 白い靴下を履き、白い装束をかける。係員さん二人がかりで着せてくれる。
▲ そして上の立派な装束を付ける。
おう、お姫さまみたいだ。
▲ 孫次郎の能面も付けた。
▲ 扇を持って、能楽役者ができあがった。
おみごと!
▲ 戯れに、般若の面を付けてみる。
おお、コワ。
▲ 能に関するいろんな展示物もある。金沢能楽美術館入り口(右)。
******
さあ次は、和の美と粋が今も息づく「ひがし茶屋街」へ、お茶屋体験に行こう。
茶屋街とは加賀藩が1820年、城下のお茶屋を集めて誕生させた花街。
金沢には、ひがし、にし、主計町の三つがあり、ひがし茶屋街が最も格式が高いといわれた。
▲ 目ぬき通り。石畳の両脇に格子戸が特徴の町家が立ち並ぶ。
▲ お茶屋の一つで国指定重要文化財になっている志摩。
中に入ってみよう。
▲ 座敷(二階)の向こう下には坪庭がある。
坪庭はそれぞれの部屋から眺められるよう配置されている。
別棟に、坪庭を眺めながら一服いただける茶室があった。
▲ 上生菓子と抹茶がいただける。(700円)
▲ 今回もオトナのたしなみを知るお客は、私達だけだ(笑)。
あなたも、カフェのほうがいい?
今日は、2回もお茶をいただいたし、見るところもだいたい見た。
(買い物もカップ以外はいちいち載せてないが、あちこちで散財したようだし)
ぼちぼち帰ろうか。
▲ で、ゆめのゆへ戻ってきました。
ポロンちゃん、お留守番ありがとう。
さあ、散歩に行くよ。
金沢は、今日一日の散策でもう十分だろう。
▲ 今晩もここで、夕食アラカルト。わたりガニの唐揚げと湯豆腐とパスタとあとは忘れた。
二人で3千円以上食べると、風呂のタダ券がもらえる。
きょうももらった。
明日はもうここに泊まらないので、出口で他の若いカップルに譲渡(禁止文言無し)したら、ずいぶんと喜ばれた。(一日一善)
明日は、私の郷里福井へ行こう。
ではまたあした。
ごきげんよう。