青い空とわたし

青い空の日  白い雲の帆船をみていると

どこかへ どこまでも Harmonyと

走っていきたくなります

青と白の世界~GALA湯沢・湯沢高原スキー

2016年02月14日 20時51分07秒 | 同上 (スキー)
2月12日(金)

前日は関越道・高坂SAに車中泊。

朝8時頃出発。行先はGALA湯沢スキー場だ。
会社の同僚達とは翌日にGALAで合流するが、ボクだけ前日に行って一日余計に楽しもうという魂胆なのだ。



▲ 関越トンネル(左)、トンネルを抜けた越後湯沢(右)

前からご愛読いただいている方は、このビフォー&アフターの写真を載せるのは、ボクが次の文章を引用したいがためということをよくご存じだろう。

「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。」  

そう、川端康成の「雪国」の冒頭セリフだ。
毎度すみませんね。湯沢といったらボクには「雪国」しか思いつかないので。

それにしても、どちらも雪があって今年は変わらないか(笑)。

9時過ぎにGALAに到着。
パッと着かえて、ゴンドラへ向かう。



▲ そこに雪はあるかって?

あるだろう。なけりゃ困るよ!
当初1月16日にGALAの予定を雪不足でキャンセル、今回まで延ばしたのだから。
(右端のスキー↑は、ボクのイタ)




▲ ゴンドラを降りると・・

あった!!


いつもの通りGALAのトップまで先ず上がってしまおう。




▲ 一つリフトに乗って、もう一つあのリフトに乗ればGALAの頂上・高津倉山1181mだ。

コースが一直線に下っていて、気持ち良さそうだ♪




▲ ヒョーツ! カイカーン!(準備運動待ちきれなくて・・)

数回滑って、隣りの湯沢高原スキー場に移動することに。

GALAエリアは、三つのスキー場が連結している。
左から湯沢高原、中央にGALA湯沢、右に石打丸山だ。
ボクは3スキー場の共通2日券を購入した。

明日くる同僚だちは、GALA湯沢の単独券で明日はそこを滑るから、今日は湯沢高原中心に滑ろう。




▲ 湯沢高原のリフトに乗って、同様に頂上を目指す。

木々と陽光の木漏れ日がいい。




▲ 頂上・大峰山1172mに到着。

うmm。そう、もうお気づきでしょうが、景色がいいのだ。
なかでも、大峰山のここからが・・




▲ オジさんが写真を撮っている。

ボクにも景色を見せてよ。




▲ オオー!

下が湯沢の町並み。右端が関越トンネルを出た土樽(つちたる)の方向。右は新潟の方向に続く。

正面の山並みは、群馬と新潟の県境いの、昔風に言えば上州と越後の国境いの山並みだ。

中央の白い山は、谷川岳連峰だろう。

高い白い山は、陽を受けて照り輝いている。
手前の越後の低山は、水墨画のような白と黒の味わい深いコントラストで波打って広がる。
こんなワイドな眺望はここでしかボクは見たことがない。




▲ 右端から中央へ通って中央上へ伸びる(関東と越後をつなぐ)三国街道は新潟へ、そして日本海へ出る。

この頂上から日本海が見えるというが、海が空と一緒になってよく分からない。




▲ では、日本海に向けて滑走だ。





▲ 湯沢高原の頂上からは初級者用のう回路もあって、山並みを眺めながらゆっくり下っていくのも楽しい。





▲ お昼は中腹にあるエーデルワイスで。

ボクは建物の左端に席をとった。




▲ 選んだのは、野菜いっぱいハヤシライス。

眺めも食事も満足♪


食事のあとは、湯沢高原スキー場の下部の布場ゲレンデに下りて行く。



▲ 布場へ下る林道コースはくねくねと細いコースだが、ところどころで湯沢の布場地区がよく見下ろせる。




▲ 布場ゲレンデに来た。

「雪国」にも出てくる昔からのゲレンデだが、一番左側にこじんまりと位置しお客さんも少なくなった。

左の赤丸印が、これから行こうとしている湯沢スキー神社。
右の赤丸印が、川端康成が逗留中に芸者駒子と出会い、「雪国」の中心舞台となった高半旅館




▲ 湯沢スキー神社。森の先にあって雪に埋もれかけている。

昭和51年に、スキーヤーの安全と住民の繁栄をねがって立てられたという。




▲ ボクは、3月12日岩手・安比高原スキー場での白神仙人さんとのスキー対決の必勝ではもちろんなくて、健闘を祈願した(笑)。

これで、大丈夫だ。(なにが?)





▲ あとは、GALA湯沢ゲレンデへもどり、主に北ゲレンデで心ゆくまで滑走を楽しんだ。

決して非圧雪エリアへは踏み込まない。

青い空のもとで、あたり一面に白い雪面、白い山肌が耀いて、自分の心がスッキリする良い日だった。



~・~・~・~・

スキーを終えて、コーヒーを淹れて休憩したあと、GALAの駐車場から歩いて10分ほどの温泉場へ。



▲ GALAの裏手、坂道を上がっていくと「山の湯」がある。

山の湯は「雪国」にも2箇所ほど言及される由緒正しき温泉だ。
「雪国」では共同湯と呼ばれている地域住民の温泉。400円。



▲ 共同湯の駐車場。下にも駐車場があるが、いつも満車状態だ。




▲ 温泉から出ると、もう真っ暗。

湯煙りが立ち昇り、屋根からは雪解け水がしたたり落ちてくるさまは、小説通りだ。





▲ GALA正面の駐車場で、GALAのロゴが浮かびあがる。

このロゴは関越道からも見える。

ボクのHarmonyが正面で待っている。

夕食は何にしようか? やっぱりパスタだな。