青い空とわたし

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走っていきたくなります

あと3日で思い出に~ネクタイ

2016年02月15日 23時42分24秒 | 日々の思い
2月15日(月)

机の中は整理して、捨てるものは捨てた。

でもまだ一つ残っていた。



ネクタイだ。

勤め先がエブリデイカジュアルになって、10年近くになるだろう。
ネクタイなしでの出勤は軽快だ。特に蒸し暑い夏には助かった。
しかし、必要な時はいつでも締められるようにと、机の中に常備しておいた。

考えてみれば、サラリーマンがネクタイを締めて自らを窮屈にするということは、サラリーマンとしての行動規範に従う、従っている者ということを内外に示す旗印だ。
社長以下の上意下達はもとより、会社と自分の同一視、出る杭は打たれるので同調行動、前例主義等々の暗黙の行動ルールを、私も皆さんの期待通り守りますと宣誓しているのだ。
今では死語だが、ブルーワーカーでないという最低限の象徴であった人もいただろう。

そんなものだから、入社当初、女子社員の教えてくれる会計処理機械打ちを、いつまでたっても覚えられず馬鹿にされるので、立派な会社員でございと首からぶら下げているネクタイがうらめしかったこと・・(笑)

そういうネクタイともさようなら。

今後ボクがネクタイを締めるとすれば、黒一色か白一色の冠婚葬祭用しかないだろう。


「このネクタイはもういらねーや。オレは自分の規範で生きていく。」
とゴミ箱に捨てた。