6月22日(金)
東京都で一番標高の高い山は、雲取山2017m だ。
ちなみに埼玉県で一番は、三宝山2483m。やはりこちらのほうが高い。
が、三宝山は百名山に入れてもらえないが、雲取山は百名山だ。
で、前から雲取山に登ってみたいとは思っていたが、頂上までは距離が長く日帰り専門のボクは躊躇していた。しかしSoraさんなら登れますよと、ご本人は山小屋1泊しての登山だったがボクをそそのかす方もおられて(笑)、じゃあ登ってみるかなとその気になった。
時は1年で昼間が一番長い日を選んだ。時間をかければいいのだから。
▲ 青梅街道を走って奥多摩の更に奥の、東京と山梨の県境にある鴨沢へ。そこから山に少し上った小袖乗越の駐車場 で、いつものように前日泊だ。
前夜は、だれもいなかったこの駐車場も朝には5,6台もう並んでいた。
ちょっと寝過ごしてしまい5時半起床。
それでもなんとか、6時半に駐車場を出発した。
比較的、傾斜が緩めの山道が始まった。
▲ 杉の植林帯が見事に伸びる山道。
きょうは予想どおりの快晴(少なくとも始めは)で、木漏れ日が気持ち良かった。
堂所(どうどころ)を過ぎて、七つ石山とブナ坂の分岐点では早いといわれる下段まきみちを迷わず選択。
▲ この下段巻き道は、アップダウンが少なく歩きやすかった。
こんな↑細い木道も架かっていて、いかにも山道風情でよかった。
▲ ブナ坂に出る。
このあとは、石尾根という稜線を頂上まで歩くことになった。
稜線だから見晴らしが良く、特に左側には山並みが見えた♪
▲ 他の方が撮っていた、こういう色っぽいひねりを見せる樹が、あった、あった(笑)。
確かにね。このツイストは・・これを思い出す。
おわら風の盆の踊り
そして、左手の山並みの中に、これも、あった、あった。
▲ 富士山の山頂が、かすかに見える。
そのとき、バリバリとヘリコプターの爆音が遠くで聞こえたと思ったら、すぐ左横の上空にヘリの姿が。
▲ この先にヘリポートが設けられていることは知っていたので、そこに降りるのかな。
事故があったのかな。
ヘリの音は止むことなく、2回ほど上空を回旋したようだ。
先を急ぐと、
▲ 目の前でヘリは着陸の態勢で上からゆっくり降りてきた。
しかし、着陸するのではなくて、軽く地面に触れたあとは、
▲ また垂直に上昇していった。
タッチアンドゴー の離着陸訓練だな。
そして、飛び去っていった。
▲ 富士山とヘリ。
ボクは、山保険に入ってないから、ヘリは要請できないな。
要請する事態にならないよう、気をつけよう。
▲ 一心不乱に歩いていたからだけではなくて、この山で見た花はこれだけだったような。
先ほどのヘリの前方に見えたハゲ箇所の、小雲取山を越えて尾根道をたどっていくと
▲ 頂上らしいところが見えてきた。
頂上の避難小屋も見える。
▲ 頂上到着。
しかし更に右手に高いところがあるので、お弁当を食べている人に尋ねると、
ここは山梨県側の頂上で、東京都側の頂上は向こう側にあると。
東京都側の頂上のほうが高いそうな。
じゃあ、そっちに行かなくっちゃ。
▲ で、百メートルほど離れた東京都側の頂上2017m に到着! 11時24分。
5時間で登ってきたことに。コース時間どおりだろう。
まだ11時台だし、これなら確実に日没前には戻れる。
安堵、安堵(^^)。
見晴らしは、残念ながらアルプスの方向には雲がかかっていた。
▲ 山梨側の頂上に戻ると、富士山の方向も雲が厚くなって見えない。
けれど、あれは・・
▲ 鹿だ。二匹。
ここは若草山かよ?
エゾシカと違って、きれいな斑点がある。
▲ これは親子のシカだね。
櫛形山でアヤメが鹿に食べられて、無くなりそうになったくらいだから、繁殖しているのだろう。ま、キミらが悪いわけではないが。
しかし、雲取山にきてシカを撮るとは・・鹿撮山と呼ぼう。
シカ撮りのあとは、お弁当の助六寿司。
しかしね、もうハエが多くてね、まとわりついて、弁当どころじゃない。
避難小屋の陰に移動したら、少しは減ったので、そこでパクパクと。
いつもは頂上には1時間近くゆっくりしているのに、ハエでそうもいかず、30分ほどで下山だ。12時。
▲ テン場まで来ると、先ほど頂上におられた方が、また土手に並んで山並みを見ていた。
あの時 同じ花を見て
美しいと言った二人の
心と心が・・ ♪
横のテント泊かな。イイ瞬間(とき)だね。
戻りは、ブナ坂分岐で、今度は七ツ石山経由とした。
▲ 七ツ石山頂上。
この頂上に行くためにはブナ坂から登り返して、疲れた。
そのあと又降りるのだから、余計な山行のように思えた。
下りも林間だし、下の巻き道を再度降りるほうが良い。
それに頂上からブナ坂まで下りてくるあいだに、三回アップダウンがあったがあれも直登直下するのではなくて、側道を通り抜けたほうが早い。
▲ 駐車場に戻ってきた。15時15分。
結局、8時間45分ほどの山行になった。
10時間ほどかかってもと覚悟していただけに、上出来だ。
単純標高差は1275mだが 累積標高差は2100mあり、簡単な山ではない。
よし、これならトムラウシでも日帰りできる (これは冗談だが)。
奥州・蝦夷の山、今年もまだ登れるな。
林道を下って、道の駅たばやまへ。
▲ 道の駅から、つり橋で川を渡って日帰り温泉のめこい湯へ。
▲ お風呂のあとは、夕食。
ソバとミニ豚丼のセット。
生ビールも付けて、もう満足、満足だ。
さあ、明日からは奥州蝦夷地へ向かう準備に大車輪だ。
もう一度、カンパーイ
参考;
14年たって、ようやくこの地図が日の目をみた。
東京都で一番標高の高い山は、雲取山2017m だ。
ちなみに埼玉県で一番は、三宝山2483m。やはりこちらのほうが高い。
が、三宝山は百名山に入れてもらえないが、雲取山は百名山だ。
で、前から雲取山に登ってみたいとは思っていたが、頂上までは距離が長く日帰り専門のボクは躊躇していた。しかしSoraさんなら登れますよと、ご本人は山小屋1泊しての登山だったがボクをそそのかす方もおられて(笑)、じゃあ登ってみるかなとその気になった。
時は1年で昼間が一番長い日を選んだ。時間をかければいいのだから。
▲ 青梅街道を走って奥多摩の更に奥の、東京と山梨の県境にある鴨沢へ。そこから山に少し上った小袖乗越の駐車場 で、いつものように前日泊だ。
前夜は、だれもいなかったこの駐車場も朝には5,6台もう並んでいた。
ちょっと寝過ごしてしまい5時半起床。
それでもなんとか、6時半に駐車場を出発した。
比較的、傾斜が緩めの山道が始まった。
▲ 杉の植林帯が見事に伸びる山道。
きょうは予想どおりの快晴(少なくとも始めは)で、木漏れ日が気持ち良かった。
堂所(どうどころ)を過ぎて、七つ石山とブナ坂の分岐点では早いといわれる下段まきみちを迷わず選択。
▲ この下段巻き道は、アップダウンが少なく歩きやすかった。
こんな↑細い木道も架かっていて、いかにも山道風情でよかった。
▲ ブナ坂に出る。
このあとは、石尾根という稜線を頂上まで歩くことになった。
稜線だから見晴らしが良く、特に左側には山並みが見えた♪
▲ 他の方が撮っていた、こういう色っぽいひねりを見せる樹が、あった、あった(笑)。
確かにね。このツイストは・・これを思い出す。
おわら風の盆の踊り
そして、左手の山並みの中に、これも、あった、あった。
▲ 富士山の山頂が、かすかに見える。
そのとき、バリバリとヘリコプターの爆音が遠くで聞こえたと思ったら、すぐ左横の上空にヘリの姿が。
▲ この先にヘリポートが設けられていることは知っていたので、そこに降りるのかな。
事故があったのかな。
ヘリの音は止むことなく、2回ほど上空を回旋したようだ。
先を急ぐと、
▲ 目の前でヘリは着陸の態勢で上からゆっくり降りてきた。
しかし、着陸するのではなくて、軽く地面に触れたあとは、
▲ また垂直に上昇していった。
タッチアンドゴー の離着陸訓練だな。
そして、飛び去っていった。
▲ 富士山とヘリ。
ボクは、山保険に入ってないから、ヘリは要請できないな。
要請する事態にならないよう、気をつけよう。
▲ 一心不乱に歩いていたからだけではなくて、この山で見た花はこれだけだったような。
先ほどのヘリの前方に見えたハゲ箇所の、小雲取山を越えて尾根道をたどっていくと
▲ 頂上らしいところが見えてきた。
頂上の避難小屋も見える。
▲ 頂上到着。
しかし更に右手に高いところがあるので、お弁当を食べている人に尋ねると、
ここは山梨県側の頂上で、東京都側の頂上は向こう側にあると。
東京都側の頂上のほうが高いそうな。
じゃあ、そっちに行かなくっちゃ。
▲ で、百メートルほど離れた東京都側の頂上2017m に到着! 11時24分。
5時間で登ってきたことに。コース時間どおりだろう。
まだ11時台だし、これなら確実に日没前には戻れる。
安堵、安堵(^^)。
見晴らしは、残念ながらアルプスの方向には雲がかかっていた。
▲ 山梨側の頂上に戻ると、富士山の方向も雲が厚くなって見えない。
けれど、あれは・・
▲ 鹿だ。二匹。
ここは若草山かよ?
エゾシカと違って、きれいな斑点がある。
▲ これは親子のシカだね。
櫛形山でアヤメが鹿に食べられて、無くなりそうになったくらいだから、繁殖しているのだろう。ま、キミらが悪いわけではないが。
しかし、雲取山にきてシカを撮るとは・・鹿撮山と呼ぼう。
シカ撮りのあとは、お弁当の助六寿司。
しかしね、もうハエが多くてね、まとわりついて、弁当どころじゃない。
避難小屋の陰に移動したら、少しは減ったので、そこでパクパクと。
いつもは頂上には1時間近くゆっくりしているのに、ハエでそうもいかず、30分ほどで下山だ。12時。
▲ テン場まで来ると、先ほど頂上におられた方が、また土手に並んで山並みを見ていた。
あの時 同じ花を見て
美しいと言った二人の
心と心が・・ ♪
横のテント泊かな。イイ瞬間(とき)だね。
戻りは、ブナ坂分岐で、今度は七ツ石山経由とした。
▲ 七ツ石山頂上。
この頂上に行くためにはブナ坂から登り返して、疲れた。
そのあと又降りるのだから、余計な山行のように思えた。
下りも林間だし、下の巻き道を再度降りるほうが良い。
それに頂上からブナ坂まで下りてくるあいだに、三回アップダウンがあったがあれも直登直下するのではなくて、側道を通り抜けたほうが早い。
▲ 駐車場に戻ってきた。15時15分。
結局、8時間45分ほどの山行になった。
10時間ほどかかってもと覚悟していただけに、上出来だ。
単純標高差は1275mだが 累積標高差は2100mあり、簡単な山ではない。
よし、これならトムラウシでも日帰りできる (これは冗談だが)。
奥州・蝦夷の山、今年もまだ登れるな。
林道を下って、道の駅たばやまへ。
▲ 道の駅から、つり橋で川を渡って日帰り温泉のめこい湯へ。
▲ お風呂のあとは、夕食。
ソバとミニ豚丼のセット。
生ビールも付けて、もう満足、満足だ。
さあ、明日からは奥州蝦夷地へ向かう準備に大車輪だ。
もう一度、カンパーイ
参考;
14年たって、ようやくこの地図が日の目をみた。