11月27日(水)
昨晩は、はなの湯+コインP で車中泊。朝早々に出動。
今日は、京都市内でも興味があったところ2カ所回ってみたい。
30分ほど南へ下って
▲ 伏見稲荷大社の参拝者用駐車場(無料)に滑り込み。
9時前なので、空きは十分あった。
まずは伏見稲荷大社を見てこよう。
▲ 伏見大社は全国に約3万ある稲荷大社の総本宮だ。
その起源は711年まで戻り、古来から五穀豊穣、商売繁盛、家内安全、所願成就の神様として庶民の信仰を集めてきた。
▲ 楼門
1589年、豊臣秀吉が母・大政所の病気平癒祈願のために造営。
さらに進んで
▲ 本殿 重文
この本殿のうしろから、背後の稲荷山頂上まで
▲ かの有名な、千本鳥居が続いていく
▲ さあ、ここから千本鳥居が始まる。進むと
▲ まもなく、分岐点が。右側の鳥居が上る人のため、左側の鳥居が下りてくる人のため。
ここが撮影スポットとしてよく紹介されるが、こう人出が多ければ奥行きある鳥居にならない。
あれっ、ヨーキクンだ。ここも登るんだ。頭がちょっと邪魔だよ(笑)。
▲ ま、とにかく上がっていこう。
頂上までの1周で約2時間らしい。
▲ 鳥居を横から眺めた。
傾斜は強くないから、ゆっくり上がれば大丈夫。
▲ 四ッ辻で一休み。
後ろから、京都市内が一望できる。
▲ さらに登り続ける。
▲ 中途の宮では、こんな狐像も。口には榊(さかき)を咥えているのかな。
こんな姿態でいるのは、女狐に違いない。騙されないようにしなくては(笑)。
▲ 絵馬もここではキツネだ。
なぜ狐か。狼信仰は昔からあったが、狩猟が稲作に代わる中で、狼から狐へ信仰の対象が変わったようだ。狐は穀物を食べる野ネズミを襲うので、狐が稲の守り神になった。
▲ 山頂233mに到着。
▲ 一の峰の社がある。
登ってこれたことに感謝。
さあ、下りよう。
▲ 下りでは、「疲れた」とリュックをボクに持たせて
「ああ、せいせいするわ」
一万基あるといわれる鳥居は全部、民間から奉納寄進されたもの。右側に寄進日と趣旨、左側には寄進者名が記されている。
▲ 下山出口付近で。
着物すがたのお嬢さんたち。いいねー。この人たちはもちろん頂上までは行かなかっただろうが。
後ろの若者は、「どんな女なのかな・・」
気をつけろよ。女狐かもしれないぞ。
▲ おもかる石
参道下にある。灯篭の上に丸い石が置いてある。願い事を心に念じながら石を持ち上げる。軽く感じれば願いが叶い、重く感じれば叶わないとか。
「あらっ、わたし持ち上げらなかったわ」 はい、問題外です。
境内にあった食事処で昼食を
▲ もちろん、いなりうどんセットで。1100円。
▲ こんな仲の良さそうな狐カップル像も。
稲荷大社でのスタンダードな狐像は
▲ 左の狐が五穀豊穣を表す鍵(かぎ)を咥え
▲ 右の狐が丸い珠を咥えている。
▲ 晴れてきたな。
キツネくんたち、バイバイ。
伏見稲荷大社をあとにして、北へ東福寺を過ぎて少し行って
▲ 三十三間堂の参拝者用駐車場。
▲ 本堂
本堂内陣の柱間が33あることから三十三間堂とよばれる。
平清盛が1164年に創建。
▲ 現在の建物は1266年に再建されたものだが、南北に約120mあり、日本一長い木造建築。
しかし、三十三間堂で有名なのは建物というより堂内の仏像群だ。HPから
▲ 中央の千手観音座像をはさんで、左右合わせて1000体の等身大の千手観音立像が林立する。
前列には風神雷神像等が並び、これら全部、国宝だ。
▲ かいま見る仏像群。
ああ、ありがたや、ありがたや。
伏見稲荷、三十三間堂を見終えて、再びねぐらの花の湯、コインPへ移動。
風呂に浸かったあと
▲ 今日(京)に乾杯! お疲れさんでした!
▲ ツレはビビンバ丼、ボクは親子丼+湯豆腐で、お腹いっぱいに。
ほな、またあしたということで。
本日総歩行数 17,800歩
【続く】