青い空とわたし

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夏の黒姫山に登る

2020年08月26日 21時38分52秒 | 同上 (山歩き)

8月21日(金)

今日の朝も晴れ。

 

▲ 戸隠高原登山者用無料駐車場で。

今日は、少しでも早く出発をとこの駐車場を5時50分に出た。

登る山は200名山の黒姫山だ。

駐車場前の県道36号線にそって北へ30分ほど歩く。

 

▲ 古池入口へ

 

地図をチェックしよう。

 

▲ 現在古池入口駐車場だ。数台は停められるだろう。

古池 ⇒ 新道分岐 ⇒ 新道 ⇒ 大池分岐 ⇒ 黒姫山 

復路は、大池 ⇒ 西登山道を迂回して大橋林道を通って戻る予定だったが、西登山道は中止した。

往路CTが4時間20分。復路CTが3時間15分。合計7時間35分。標高差915m。

標高差はたいしたことはないが、歩く時間が今日も長い。一昨日の火打山登山に懲りて、きょうは対応策を3つ。

1.早く出発する。30分ほど早めた

2.水を3本でなくて5本(500ml x 5)持っていく。30分毎に給水する。

3.長ズボンは暑い、膝にかかって重いので、短パンにする

 

▲ まもなく古池に着いた。

 

 

▲ 古池の向こうに、どっしりと広がる黒姫山 2051m が目に入った。

ガイドブックの古池は、豊かな水をたたえているのだが、これは渇水状態だな。残念。

 

 

▲ 古池の周囲の木道を進む。

 

 

 

 

 

 

 

▲ 小川を横切って

湿潤な森を登って

 

▲ 新道分岐に来る。

この辺りは「戸隠竹細工の森」とよばれているようだ。

戸隠には篭などの竹細工が昔からあるが、その原材料になる笹竹が群生しているからだ。

 

▲ ブナとシラカバの林が続く。

 

中途で、二人の男性に抜かれた。二人とも古池経由ではなく大橋林道から。

最初の年配の方が、「熊はいませんでしたか?」とのっけから聞く。

「えっ、熊?」その方は、最近出てくるらしいと言う。

ボクを追い抜いたあと、その方は笛をピーピー鳴らしながら登っていった・・。ボクはもちろんチンチロリンだけで。

 

▲ しらたま平。

しらたま平では、「高妻山と焼山の展望が開ける」とガイドブックに書いてあるが・・

 

▲ 残念、山肌が少し見えるだけで雲がかかっている。

 

 

 

▲ オオッ、見つけた。

これは、リンドウだろう。今シーズン初めて見る。

 

▲ が、しかしシーズンがまだ早いのか、リンドウはまだツボミ状のものばかり。

まだきれいに開花していない。

 

 

▲ 大池分岐 に到着。

ここで、上から下りてきた熊笛ピーピーのおっさんに合う。(ボク)「熊はいました?」

このままピストンで戻るらしい。

 

▲ 頂上らしいピークが見えてきた(左)。

ピーク近は岩場になっていて、ちょっと登るのが面倒だった。

 

 

▲ 黒姫山 頂上 2053m。10:48AM。

4時間20分のコースタイムで、5時間要した。ま、こんなもんでしょ。

 

 

▲ 頂上の裏側(西)は、晴れているのだが樹々で視界が遮られている!

 

 

▲ 頂上の表側(東)は、雲で見えない。

下界もというより頂上だけが、偏って雲がかかっているみたいだ。

 

 

▲ きょうの昼食。

昨日、神告げ温泉の美人女将に尋ねたのだが、戸隠にはコンビニはない、弁当を売っているところもない。ので、持参している菓子パンを持ってきたのだが。

あまり食欲もなくて、アンパンだけ食べた。

水は、いつもなら1時間以上飲まずに登っていることが多いが、30分毎に飲んできた。それに汗は常時噴き出ているから、塩分補給のために塩分飴も3個なめてきた。

ボクを追い越したもう一人の若者と山頂でしばし一緒だったので、熊のことを聞いてみた。山で出たというより麓で出たらしい。うむむ・・。

空も曇り・・雨雲レーダーでは雨雲は来ないことになっているが、雷がこの空では怖いな。それに、にわかに熊も(笑)。

ということで、西登山道の迂回は止めた。そのまま新道分岐までは同じ道で下山することに決定。30分ほど山頂にいて下山開始。

 

▲ 下山途中で、黒姫山山頂を振り返る。

いい形の頂上だけどなあ。視界がないのは残念だけど、しょうがない。雨が降らないだけでもマシだったな。と、どんどん期待値を下げていった(笑)。

 

 

▲ 新道分岐まで下りてきた。

熊には遭わなかった(笑)。

ここからは、往路とは変えて大橋林道を下る。

 

▲ 大橋林道は、もろに笹竹の山道。

そこを管理者が、バッサバッサ笹薮を切って整備していった跡がある。笹は腐食しにくいのだろう、緑色を落として白色になったまま残っている。雑然とした山道が続く。

 

 

▲ 笹路が終わって、林道に出た。

もう少しで登山口だろうと思ったが、この林道が延々と30分以上続いた。最後はじれったくなって、ボクは走ったよ。ヨーキ君みたいに(笑)。

 

 

▲ 大橋の出口が見えてきた。

出口からまた県道36号を30分ほど、登って

 

▲ やっと、駐車場に戻ってきた。14:48PM

朝出発してから、9時間要していた。

西登山道を外したこともあって、変化のないつまらない山行だった。ヤマレコでも昨年の夏レポはあったが、今年はなかった。人気も無い山なのだろう。登りでは二名に遭遇、下り途中ではなぜか外人2名づれと、年配団体10名さんとすれ違ったのみ。

さあ、風呂に行こう。

途中で「そばの実」が店を開けているのが目に入った。

昨日は閉店だったのは、定休日と判明。

▲ そばの実

今3時20分。4時閉店だという。じゃあ風呂の前に、先に食べよう。昼はアンパンだけだったし。

時間もずれていることもあって、お客さんは一組だけだったかな。

 

▲ 十割そばは売り切れ。

じゃあ、「そば三昧」だ。

 

 

▲ 窓側の席で。

コロナ禍はいいねえ、店が空いていて。(不謹慎ダヨ!)

 

▲ クルミ汁、長芋とろろ汁、ざるつゆ の3種汁で、蕎麦三昧(ざんまい)だ。

ちょー美味かった。

これなら、毎日食べてもいい。

明日は何時オープンかと聞くと、10時半から。しかしその前からお客さんが来ているので整理券を配ると。明日は土曜日だし、さもありなん。

そばを食べたあとは、昨日に引き続いて神告げ温泉へ行った。

しかし、4時~5時だからだろう。満員ではないが、それなりに混んできていて、上がり湯はカットして出てきた。

 

▲ 目をつけていた、ある駐車場に停めさせていただく。(禁止はされていません)

明日は最終日、♬森と泉にかーこーまれてー といこうか。

しかしシャトーではないな。神社だ。

 

【続く】