青い空とわたし

青い空の日  白い雲の帆船をみていると

どこかへ どこまでも Harmonyと

走っていきたくなります

あと7日で思い出に~毎日登る階段

2016年02月05日 22時01分13秒 | 日々の思い
2月5日(金)

「ハー、フー、ハー」



▲ 毎日登ったこの階段。

会社での一日は、まずはこの階段を登ることから始まる。
健康のためにエレベーターを使わずに、登ることにしている。
10階のオフイスまで休まずに登る。
息は多少荒くはなるが、交感神経が一気に銭湯でなくて戦闘モードになる(笑)。

同志は他にもいて、このかたは↑ボクではない。

ランチで外に出る時も階段利用だから、1日に2往復だ。

リタイヤ後は、自宅の階段を上り下りする?
でも2階しかないからな・・


【好きな階段の風景】



▲ 無味乾燥なコンクリート階段だが、陽が差しこむと、やわらか~い、安心感あふれる風景になる。


仕事の合間に、息抜きにこの階段にきて、陽を浴びたビル街をぼやーっと眺めるのが好きだった。



▲ リタイヤすれば、これに代わるものは、もうないだろう・・




あと8日で思い出に~駅ホームのダッシュ

2016年02月03日 21時51分03秒 | 日々の思い
2月3日(水)

【ホームでダッシュ】

通勤途中で、乗り換え駅がある。
同じホーム上で、各停(各駅停止列車)から対面(といめん)の急行に乗り換えるだけだが。




かなりの人が、各停のドアが開くやいなや急行のドアに向けダッシュする。
座席は既に埋まっているのだが、座席前のつり革の立ち位置を手に入れるためだ。

ボクも新聞を読み、スマホチェックするため立ち位置を確保すべく走る。

走りながら「60過ぎてまで、なんで走らなあかんのや」
「せこいな~こいつら・・あオレも」

と自己卑下しながらも、ダッシュを毎朝繰り返してきた(笑)。

しかし、まもなく失われたプライドを取り戻せる 


【歩行の最適化】



▲ 私鉄、JR、地下鉄が乗り入れる、I駅の朝ラッシュはすごい。

無言で足早の通勤者集団の人波が動く。
もたもたとしてると、邪魔だ、押し出される。

改札口から次の改札口に、無駄なく素早く移動しなくてはならない。
どこを通って、どう人波みに乗って、避けて歩くかを、瞬時に判断する能力が要る。

初めは大いに人波にとまどい、ほんろうされたが、今は胸をはって言える。

ボクが I駅では一番、合理的で最適化された歩きをしていると。

しかし、まもなくこの経験値が活かせなくなる。


ほんとうに見えなくなった八方尾根

2016年02月01日 00時10分17秒 | 同上 (スキー)
1月30日(土)

八方尾根スキー場・第3駐車場での朝は、曇り空の朝。
きのうのようにみぞれ混じりではない。
なんとなくテンションが上がらないけど、意を決して、行くぞ!



▲ 名木山ゲレンデ。

7時半からリフトは動く。
8時に乗る。

リーゼンクワッドに乗り継いで、
兎平ゲレンデを左横に見ながらさらにリフトで上がる。



▲ モーグラーのための兎平ゲレンデ。

昨日からの新雪がかぶって、コブは無いようだ。
モコモコの雪面を雪煙を上げて滑り降りてくる。

よし、最初はここだ。




▲ 兎平ゲレンデのトップに立つ。

ゲレンデ向こうには雲海。
きのうよりは視界はマシだな。




▲ 山は、はっきり見えないが、晴れ間が出ないかなあ。





▲ 今乗ってきたリフトを左に、兎平ゲレンデを見下ろす。

新雪でパフパフというより、滑走跡もあってだいぶモコモコだな。

モコモコにつまづきながら、それでも降りて行く。

モコモコをモタモタしながら降りていく途中で、急にガスがかかる。




▲ その中を、ものともせずに滑走していく白い恋人たち。

うまいねー。

コブ状になっていれば絶対降りれない兎平ゲレンデ。
新雪のおかげで、今日は2、3回滑ったかな。


次は、さらに上部のリーゼングラートへ上ろう。



▲ リーゼングラートの上は、すこし煙っているな。

きのうは1度だけ上ったが、ホワイトアウト状態で即退散した。




▲ リフトで上がる途中に標識が。

「男子滑降スタート地点 1765m」。

そう、長野オリンピックではこの斜面を滑降の選手が滑り降りたのだ。




▲ 左手には五竜岳が見えるはずなのだが、雲に隠れて見えない。





▲ リーゼングラートの頂上の八方山荘。

夏に、ここから唐松岳を目指したよね。


山荘から、グラート斜面の方向に進むと、



▲ ケルン(石を積み上げた標識)が雪をかぶって、ツリーのようになっていた。

その向こうが、グラートの非圧雪の大斜面だ。

前進して、下を覗いて見ると・・



▲ リーゼングラートの非圧雪斜面が広がる。

いい眺めだ。
下のレストランピラールの右下の兎平ゲレンデも、左下の黒菱ゲレンデも、雲海の下になって見えない。




▲ オッ、ボーダー君降りるかね。

では、恥ずかしながらボクも。




▲ 下りながら、斜面の左には白馬三山が見えるはずなのだが、やはり雲に隠れている。


八方尾根スキー場の最大の魅力は、スキーをやりながら白いアルプスが間近に見えることだ。

まあきょうは、しょうがねーなー。


このあと、黒菱ゲレンデに移動した。
黒菱の下まで滑走して、そこから黒菱第三ペアでのぼって・・



▲ ここに立った。

ここは黒菱オフピステ(裏黒)。
今季も一番最後まで、滑走可能にならなかったコースだ。
今コースマップを見ると、※自己責任エリアとなりますと赤字がここだけ添えてある。

八方の悲劇はここで起こった!

この↑写真のあと、滑降開始。
何もブッシュの方角へ滑るこたーないのに、赤丸のブッシュを除けきれなくて突入、転倒!

転倒と同時に、キャップ、ゴーグルが外れ飛んで、メガネも飛んだ!
スキーも外れ転がっていった。

体に負傷はないが、メガネが見つからない!!
よく見えない裸眼で、フワフワ雪面を手探るが、分かるわけがない(涙)。



▲ マップ上の、赤丸印の所で転倒した。

あかん、メガネはあきらめた。
片方のスキーが流れ落ちてしまった。
はっきりは見えないが、板を拾ったボーダーさんが下で雪上に立ててくれている。
ありがとう。

そこまで歩いていこうにもここはオフピステ。足がめり込んで歩けない(涙)。
尻ソリの恰好でズリ落ちながら(ああ恥ずかしい)たどりついて、苦労して板を装着。

目が良く見えないまま、ソロソロと小刻みにリフト下まで下りた。

リフトの係員さんにパトロールを要請。

まもなくパトロールの兄さん到着。
メガネ無しでは、下に降りれないと訴えると。
「ゴムボート持って来ましょうか」

ゴムボート? それは止めてくれ。恥ずかしすぎると言うと、

「じゃあ、ボーゲンで私が滑るのでゴンドラまでついてきてください」
「はい」

黒菱第二クワッドに乗って、上からゴンドラまでパトロールの兄さんの後をボーゲンでついて行きました。はい。

ゴンドラで下まで降りたあと、テクテクと第三駐車場まで板を担いで戻る。

クルマには、幸い予備のメガネが置いてある。

悲しくても、腹は昼になって空くので、カレーレトルトを食べる。
コーヒーを飲んで休憩。


~・~・~・~

休憩していると、段々自分に腹が立ってきてこのまま帰ろうかとも思ったが、それではあまりにも意気地が無いので、体勢を立て直してもう一度、メガネを探しに行くことに。




▲ 午後1時半頃に、兎平ゲレンデ頂上に戻った。

しかし、相変わらずガス状態で、この先の先ほどの黒菱オフピステに行っても2次遭難(笑)しそう。
2時までガスが晴れるかレストランで待ったが、晴れず。
あきらめる。




▲ このまま帰ろうかともまた思ったが、あほらしいのでまた滑ることに(笑)。

下部の方は、ガスがとれていて名木山コースを何度か滑って3時頃にあがった。


また、郷の湯に行って、夜はピラフとシチューレトルトで簡単に済ませた。
こうして涙の八方はどうにか終わった。

~・~・~・~・


転倒することはスキーだからある。
やはりメガネにヒモを付けておく(山登りの時はしている)べきだった。
ゴーグルのバンドも弱かった。

パトロールの兄さんは、ヘルメットをしていればヘルメットは抜けないからゴーグルもメガネも外れませんよ、と言っていた。ヘルメットか・・。
災害用のヘルメットはあるのだが。