青い空とわたし

青い空の日  白い雲の帆船をみていると

どこかへ どこまでも Harmonyと

走っていきたくなります

また上士幌・帯広に戻る

2017年08月12日 22時00分00秒 | 青い空の日は旅立(全般)
8月12日(土)

摩周湖温泉を出発して、昨晩は温泉も併設している道の駅しほろ温泉で車中泊。

温泉は一般500円のところ、65歳以上は380円だった。
日帰り温泉で65歳割引を適用されたのは初めて!

生きていて良かった(笑)。



▲ 朝のローカルニュースで聞き及んで、近くだしここへ来て見た。

帯広の北にある上士幌航空公園。
年2回バルーンフェスティバルをやるようだ。
3日間入場無料。



▲ デモ用に2個の熱気球が、常時上がっている。

安全のために係留されている。



▲ バーナーで火をつけたり消したりで、上げ下げを調整する。

この人たちは搭乗希望者たちだ。




▲ 1000円で、希望者は乗れる。

人気があるようで二つのバルーンともに順番待ちだ。

で、ボクは?
エヘン、1000円は高いと思ったから乗らなかった。

午後4時から、バルーンの競技会。




午後7時半から、競技参加者のバルーンが空中でライトアップされるショーがある予定。



と、例年なるらしくて(笑)


もちろん見てみたいと思ったが、雨天では中止になる。
きょうの天気予報的では3時以降帯広は雨予報で中止の公算大。
待つのはやめた。

(その後中止になったはずだ)



帯広に来るたびに必ず食べているのは、そう豚丼。

今回も行ってみた。



▲ 道の駅紹介のパンフレットに掲載されていた店。




▲ 少し順番待ちして食べた。

「ほっかいどう」というネーミングで、980円。

今まで帯広で食べた牛丼は炭火焼きということで、黒焦げ部分がウリだったのが多かった。

がこれは、普通の焼き方だがアマダレとしみ出た脂肪のコラボがいい感じで、やはりウマイなあ。


満足したところで、帯広を出発!


5時過ぎに、道の駅南富良野着。

道の駅・摩周湖温泉での朝

2017年08月12日 06時00分00秒 | 青い空の日は旅立(全般)
8月11日(金)

道の駅摩周湖温泉での朝。

曇り。



▲ 昨日は疲れたわけではないのに、ぐずぐずと6時過ぎまで寝ていた。

顔を洗いに外に出てみると、お二人がトランジスターラジオを鳴らして、ラジオ体操をしていた。

偉いなあ・・

クルマで北海道を周っている方は、どうみてもボクより歳をとっているかたの方が多い。
皆さん実に元気だ。




▲ 道の駅の管理人さんが、掃き掃除をしている。

掃いている落ち葉は、もう紅葉色だ。

もう立秋は過ぎている。

ああ、また風立ちぬの季節か。

急がねば。(何を?・笑)




▲ うなぎさんに教えられたとおり、道をはさんだ林の中に湧き水があった。

ずいぶんと勢いよく出ている。

これで珈琲を淹れるか。







▲ 花壇の花が綺麗な道の駅だった。


900草原でランチしたあと、一路南富良野へ向かった。


やはり霧の摩周湖

2017年08月11日 09時54分45秒 | 青い空の日は旅立(全般)
8月10日(木)



▲ 2泊した道の駅パパスランドさっつる。

斜里岳ではクマが出ないということだったが。
やはりずっと雨模様だし、月曜日まで天気は回復しないことを理由に、登るのはやめ。

撤収。

キャンプ地の多いオホーツク海沿いに北上していく予定だったが、雨の海ではなあ・・

予定変更。

富良野を目指すことにした。






▲ 摩周湖に寄る。

この天気だし期待はしていなかったが、神秘の湖はやはり霧に包まれていた。




▲ 少し薄日が差し掛かった時。

ぼんやりと湖面が見える。

ま、はっきり見たことは過去にあるし、まいいか。


弟子屈(てしかが)町に入って、スーパーで食材を調達。

HOで半額の温泉ホテルへ。


今晩はここの道の駅摩周温泉で車中泊。




▲ スーパーで買った刺身980enを並べて海鮮丼を制作(笑)。

ワサビ醤油をかけてうまくできたと思うが、どうもいつも食べるような海鮮丼の味がしない。

無味なのだ。

恐らく売っている海鮮丼は、ご飯もすし飯かにしているのかもしれない。

ま、いいか。



想い出の知床五湖とウトロにて クマを思う

2017年08月09日 18時04分37秒 | 青い空の日は旅立(全般)
8月8日(火)

道の駅らうすでの朝は小雨模様。

まず情報を収集しよう。特にクマだ。



▲ 道の駅の情報館で。

これはボクではない。ボクは一人旅だ。

でも、仲が良さそうで。




▲ 「国道で、人を避けないヒグマがたびたび目撃されています」だとっ!!

チンチロリンなんか鳴らしててもダメじゃないか。




▲ しかも、目撃されるという羅臼湖入口~知床峠は、赤線で、

羅臼岳への登山道は、青線になる!

赤線の国道でヒグマがひょこひょこ現れるのなら、青線の山道で現れても全く不思議ではないじゃないか!!

そこを一人で登る?

ヤメ、ヤメ、やめたー。


壁のビッグスクリーンでは、知床の羅臼の自然の素晴らしさをずっと流している。

羅臼岳の紹介もあって、「上級者向けの百名山の羅臼岳、素晴らしい景色が楽しめます」とだけ前向きに紹介されている。「ただしヒグマに気をつけてください」なんてことは一言も触れない。

ここでは、羅臼岳は大きな観光資産なのだ。

いってみればヒグマも観光資産。
ヒグマもウヨウヨいるほどの原生的な自然が残されている、ということで世界遺産になったのだから。


もう一つ別のクマ記事が壁にクリップしてあった。


▲ 今年7月16日の北海道新聞。

「ヒグマへ畏れと優しさと」

ここではヒグマは駆除する対象ではなくて、共生していかざるを得ないのだ。

そこへ、「畏れ」もせずに一人で踏み込むヤツはアホだ。


朝食も食べた。

さあ、知床縦貫道路を走って半島の西側へ行こう。



▲ 縦貫道路のほぼ真ん中にある知床峠。標高738m。

残念ながら霧が立ち込めているが。




▲ 峠のすぐ前には、知床連山最高峰の羅臼岳1661m がはっきり見えるはずだが。

こんなもんで。

なんかショボいな(苦笑)。




▲ これまでは羅臼町で、この峠を越えたところからは斜里町になる。

どうせなら、トイレ・駐車場のあるこの知床峠で車中泊しようかと思っていたが、ここは全く電波なしだ。



知床峠を難なく下って(ヒグマに遭遇しなかった)、
途中でそれて、知床五湖へ来た.

別段、知床五湖を見たいわけではないが、そこは知床世界遺産のハイライト地。
ここに来たらの定点観測地だ。



▲ 一湖だけは、無料で木道で簡単に回れるので、ちょっと見て帰ろう。

あとの四湖めぐりは250円の有料で、しかも初めにレクチャーを受けねばならない。

decoと初めて一緒に周った2003年。
売店で買ったイモ串を食べながら、入口を入ろうとしたら係員さんに叱られた。




▲ 薄雨の中、20分ほど歩いて第一湖に到着。





▲ 全景。




▲ 蓮の花が咲いている湖面。

元々は蓮は無かったのだが、誰かが持ち込んだらしい。

蓮がきれいに咲いていいのか、悪いのか。
もちろん、悪いのだろうな。




▲ 自然センターに戻った。





▲ 売店では「熊出没」とプリントしたTシャツが、大々的に売られていた。

熊出没まで商売に結び付ける商魂に脱帽。

この五湖では、周回中に熊を見かけたら2時間の「クールダウン」という周回ストップするそうだ。
それでもまた同日にクマが現われたらその日は終日中止。

そういう来て中止の目に合った観光客は、先ほどの「熊出没」Tシャツを無料でもらえるそうな。
(なわけないよ)


知床五湖の定点観測を終えて、ウトロへ入った。

クルマをウトロの道の駅において、2003年にまだキャンカーがなくてレンタカーで道東を周ったとき、ウトロで回ったところを再訪してみた。



▲ 「酋長の家」と書いてある民芸店。

確かここで木彫りの丸い掛け時計を買ったのだが。
decoが若いにーちゃんと値段交渉していたな。

その掛け時計は、今でも自宅のリビングで時を刻んでいる。

店に入ってみた。
ばーちゃんが一人いた(笑)。

それとウトロでの、もう一つの想い出。



▲ すぐ近くにあったこの岩山に登ったのだ(decoは)。

「高さ約60mの岩の上まで登ると、オホーツク海や知床連山を一望することができ、また、ウトロ本来の野生の草花を楽しむこともできます・・」

この看板は、あの時もあったのだろうな。




▲ これがその「オロンコ岩」。




▲ 登る階段が岩壁にまとわりつくように、張り付いている。

青いリュックの誰かが登っている。

そう、階段を登ればいいのだが・・


ボクはあの時、10mほど上ったが、足がすくんでしまってそれ以上登れなくて、降りてきたのだ。

decoは、ひょこひょことボクを置いていとも容易く登っていってしまったが(涙)。





▲ 階段の手すりの高さが、高くなっているような。

あの時は、おざなりの手すりだったようで、あれも怖かった。

が、これなら登れるかもしれないな。

それにあれから14年もたった。その間ボクは高い山にいっぱい登ったし。

よしッ!




▲ やはり怖かった。

が、今回は頂上までなんとか登った!




▲ 頂上は平で、周りを周遊できるように道がある。

先に進めば、流氷の押し寄せるウトロ湾がもっとよく見えるのだが、行けなかった。

平なんだから行けばいいのに、という人は想像力が足らない人だ。

もし、足を踏み外したらとか、もし、柵が崖が崩れたらという想像力が欠如している人だ。


花は、そんなボクの気持ちを知ってか、知らずか






関係なく、綺麗に咲いていた。

(あたりまえだよ)


しかし、今度は下りねばという現実があって、



▲ 下りようと足を進めようとするが、

みよ、あの下のクルマの豆つぶのように小さいこと

下りれない現実があって、

腰を尻を石段の上に落として、右手で柵を握りしめながら、左手で地べたの草を掴みながら、

一段一段下りてきた。

幸いというか、周囲には他に誰もいなくて、十分時間をかけて下りてこれました。


もう、想い出を塗り替える試みは、これきりにしたい。




▲ ゴジラ岩もあった。

キミはずっと、そこに立っていたのかい。



戻ったウトロの道の駅。
トイレの便器の前に貼ってあったステッカー、



▲ 「知床はヒグマの高密度生息地」

「遊歩道でヒグマに出会っても」

「・あわてない・さわがない・走って逃げない」

あるひ 森のなか 
くまさんにであった

くまさんのいうことにゃ
おじょうさん おにげなさい
スタコラサッサッサのサ ♪

アレ、間違いだ。





▲ きのうから今までの道のり。

羅臼から知床横断道路を通って、ウトロへ来た。

ウトロから更に南へ下って、

斜里郡小清水町の温泉にHOの半額クーポンで入浴。





▲ そしてこの道の駅にきた。今晩のお泊りどころ。

「道の駅パパスランドさっつる」。

知床のもう一つの百名山、斜里岳の登山口に一番近い道の駅。

インフォメーションで「斜里岳でクマ出没の情報はありますか?」と年配のオバちゃんに質問した。

即座に、「ありません。」

うむむむー。

クマちゃんがいない!?





知床への入口・羅臼に来た

2017年08月09日 11時47分14秒 | 青い空の日は旅立(全般)
8月7日(月)

中標津町のある公園での朝。
山の中ではなく、受信環境の良いところでないと不安だから。



▲ 午前中は、東京からの電話連絡を待つ。

某大使館から無事受信し、今後の指示を受ける(笑)。

旅途中であっても、日常的庶務も通信手段の発達でこなせる。

懸案解決。出発!




▲ 羅臼(らうす)港へ到着。

ビジターセンターへ行き、羅臼岳のヒグマ状況をヒアリング。

・グループでの羅臼岳登山の募集は聞いたことがありません。
・個人でガイドを申し込むしかない。しかし前日では無理でしょう。
・普通は、ガイドなしでもみなさん登るようですが。
・ヒグマはいます。見かけても必ずしも襲われるわけではないですが。

なんとなく歯切れが悪い応対のように感じたが。

ビジターセンターで、当日登りたい人を集めて、ガイドのもとに登るようなことはないかと期待していたが、そんなものはなさそうだ。

個人ガイドを雇えばいいのだが、料金的に論外だ。

要はあたりまえだが、全て自己責任でどうぞということだ。



羅臼には、(ヒグマと一緒に入るような・笑)露天風呂はあるが立ち寄り湯はない。
ただ、2箇所ほどのホテルが制限的に立ち寄り湯をしているとのこと。

第一ホテルというところで、4時前に立ち寄り湯OKで滑り込みセーフ。


入浴後、


▲ 道の駅知床・らうす

海岸沿いにある道の駅。羅臼観光の拠点だ。

先ず、家人から依頼のあった羅臼昆布を購入。


ここでは海産物の販売の他、食堂も併設している。

海鮮食堂の「知床食堂」は、午後7時までオープンしているので助かる。

前回一人旅で、秋に来たときもここで食事をしたな。
少し早いが、夕食だ。



▲ 窓から羅臼港を眺めながらいただいものは、




▲ ラウス産のホッケ定食 1800エン。

こんな大きいホッケを食べるのは初めてかな。
油がのっていて噛むと口内が油でグジュグジュになった。
なんか潮の香りもした。

いつものように皮もバリバリ食べた(^^)。


暗くなって、寝る前。

海面が月の光で明るいので、外に出てみた。



▲ 月の光が、海面にボヨボヨと伸びている。

へえー、明るいなあ。



▲ 道の駅とHarmony も道を挟んで明るく照らされている。

いつのまにか、前の国道も静かになっている。


寝ようか。





開陽台で見て、歩いて、食べて、癒されて

2017年08月07日 10時25分13秒 | 青い空の日は旅立(全般)
8月6日(日)

標津町・開陽台での朝。
一昨日の夕方ここに到着。
昨日は霧で見えず。



▲ 今日、ようやく晴れた。

ここは標高270mの開陽台と呼ばれる丘の上の駐車場。

もう目の前には、牧草地が青々と広がる。




▲ 丘の真ん中にある円形の展望館にのぼろう。




▲ この屋上からは、360度のパノラマ風景が見えるはずだ。

たしか、キャッチフレーズは「地球の丸さを感じる」とかだった。




 まず、クルマを停めている駐車場の方向。

▲ Harmonyが、ちゃんといる。




▲ その右横は、町営の開陽台牧場が広がる。

実は朝起きて眺めていて、あの牧場の地平線のトコロまで歩いていったら・・と思った。





▲ 駐車場の真後ろの方向。

この手前のサイトは、キャンプ地になっている。
しかし、昨日は濃霧だったから今朝は誰もテントを張っていない。




▲ キャンプ地の右横の方角には。

知床連山が連なっている。

どれが羅臼岳で斜里岳なのかは、皆目見当がつかないが。

登ってみたい?




▲ 駐車場に戻ろう。

晴天のパノラマ展望をみてしまえば、これまで。

出発だ?





▲ 次から次へと来るライダーさんも、眺めている。




▲ この眼前に広がる緑の牧草地を、しばし眺めている。

やっぱり行こう。




▲ 古いほうの登山靴を履いて、ジーンズのままで、上はTシャツ一枚、ハットといういでたちで入り口にたった。

今日は山はないので、丘バカになるのだ(笑)。




▲ もくろみとしては、青い線をトレッキング。

下にくだって、右の建物(管理棟だった)へ曲がって、そこから上へ登って、分岐点から左右の地平線上に出てみる。
そして、開陽台を逆に眺めてみたい。

行動開始!



▲ オッカオー越えていこうよ 口笛 吹きつつ

空は澄み 青空 牧場を 指して

歌おう 朗らかに 共に手をとり

ランラララ ララララ  ♪

(写真は間違えてアート形式を選択していたので少しボケてます)




▲ 管理棟の前に差し掛かったとき

若いにーさんが、オフロードバイクでボクのところへ来て、

「どこへ行かれるのですか?」と一応にこやかに尋ねてきた。

「あの地平線がどうなっているのか確かめたくて」、とか答えると

「ここは一般の方は進入禁止ですので、終わりましたらすみやかに出てくださいね」

「ハイっ」





▲ 真っ直ぐの道を上がっていく。

オッカオー越えていこうよ ♪





▲ 牛さんが、集まっている。

こんなに広いのだから、もっと散らばって草を食めばいいのに。




▲ 右と左への地平線への分岐点まで登ってきた。

まず、右へいこう。




▲ 右の地平線を上がり切ったポイントから、開陽台の方向を眺めた。

真ん中の辺りの、ポツと出ているのが開陽台展望館だろう。




▲ ズームした展望館。

Harmony も右端に白く小さく見える。



地平線上のポイントで、さらに反対側を見たら、また平らな牧場がえんえんと続いていた。



こりゃキリがないわ。





▲ 分岐点まで戻って、左側の地平線上のポイントへ行ってみよう。

あの造形物が見えるところまで登って。




▲ 左側のポイントから、開陽台のほうを再度眺める。

いいねー。

気持ちが晴れ晴れする・・


さあ、管理棟のおにーさんに叱られるから戻ろう。




▲ 開陽台に近づいてから、見上げる。

もう一度上る遊歩道。

また別の牛の群れが。

彼らも、固まっている。

あんまり広いので、かえって一人で離れて草を食むのは怖いのだろう。
人間も普通はそうだろう。







開陽台展望館に戻る。



▲ 館内のカフェに入る。

開陽台では2泊してしまった。

二宿一飯の恩義というものがあろう。

昼時だ、何か食べていこう。




▲ ジャンボおにぎり 500エン。

実はリュックの中には、水、アンパンを入れて出かけたのだが、モトクロストにーさんとのお約束もあるので何も食べずに丘を降りたので。




▲ このおにぎりの中には、めんたいこ、いくら、さけ が入っていた。

カウンター席の前には、ここに来たみなさんの感想ノーツが所狭しと貼ってあって。




▲ 「雨の開陽台 一面まっ白。でもありがとう!!」

分かるよ、キミの気持ち。

いつも狭いところであくせくせざるを得なかったのだろうな。

ありがとう、開陽台。


さあ、街へ下りよう。


野付半島でトドワラを歩く

2017年08月05日 10時00分51秒 | 青い空の日は旅立(全般)
8月4日(金)

道の駅おだいとう での朝。

快晴。



▲ 根室半島周遊のあと北上、オホーツク海に面したこの道の駅で車中泊。




▲ 昼までゆっくりしたあと、ここでランチ。

ホッキカツ丼定食 1000エン

この辺りではホッキ貝が取れるのだろう。他にもホッキ貝カレーとかのメニューがあった。

ホッキは歯ごたえがあった。
味はあるような、ないような。
一回食べればもういい。



おだいとうから更に北に行く。

そこに野付半島が鳥の口ばしのように湾曲して出ている。



▲ 野付半島は、砂が堆積してできた砂嘴(さし)と呼ばれる半島だが全長26kmもある。

細い砂嘴を走り続ける。




▲ 先端にトドワラがある砂嘴が大きく拡がったポイントに到着。

駐車場のほかネイチャーセンターがある。
野付半島観光の起点だ。




▲ 野付半島の絵地図。

建物の絵があるところ現在地。




▲ 砂嘴の先端にあるトドワラへは遊歩道がある。

片道25分とある。

よし、歩いていこう。




▲ 道脇には、エゾカワラナデシコがあちこちに咲いている。




▲ お金のある人は、いや時間のない人はトラクターが引っ張るバスに乗ってトドワラへ向かう。片道500エン。

ボクはここ数日歩いていないので、もちろん歩くことにした。


  

▲ 北海道は今の時期、山に行かなくとも平地の野原でいっぱい花が咲くようだ。

自然が豊かということだ。




▲ トドワラに到着。

元々のトドマツが、海水に浸食されて一面に立ち枯れ状態になった地をトドワラという。



▲ 遊歩道木道の最先端まできた。

先方に枯れ木が数本立っているのが見えるだろう。
あれがトドワラ。
ボクが学生時代に来た時は、まだトドワラが林立していた。
もうそのトドワラ自体がくずれ倒れてしまった、ということだろう。


遊歩道木道のもう一つの先端へ行ってみる。



▲ この先端には船着き場があることになっている。

ここはすべて野付湾内だ。




▲ 先端に桟橋が見えるところまで進んできた。

が、ここからは砂浜を歩かねばならない。
砂がスニーカーに入るのでこれ以上はやめた。

海面がキラキラ光って、まぶしい。




▲ 戻りましょう。

トラクターバスで来た団体さんも、戻りはウォーキングで。

ゆっくり歩いてくれるので、スンマセンと脇をすり抜け続けた。

こういう団体さんは、ほとんどの方が女性。

男はどこへ行ったのだろうかと思う。


 

▲ ピンクの花は、もちろん北海道の代表花、ハマナス。

今回初めて会った。


野付半島のあとは、少し内陸へ入って。

温泉に立ち寄って、コープで買い物をして、



▲ かなり暗くなって、ライダーの聖地と言われる、この高台へ来た。

明日はここで360度の展望が広がるはずだが。



日本本土の最東端で

2017年08月04日 11時59分54秒 | 青い空の日は旅立(全般)
8月3日(木)

根室市内の公園での朝。

曇り。



▲ 市内で一番大きい公園のようだ。

芝生の向こうに塔が三つ。




▲ これはサイロだ。





▲ ここは明治公園と呼ばれている。

明治8年(1875)、北海道で2番目に創立された国立牧場の跡地。

レンガ造りの3本のサイロがここのシンボルだ。

公園といったら、憩いの場でそのために造成されるのが普通だろう。
しかし、北海道では開拓の歴史と結びついてしまう。


市内から東へ進むと、日本の最東端のノシャップ岬。



▲ 岬にあるノシャップ岬灯台.

きょうは、貝殻島を始め国後島も島影が見える。

岬には、前来た時もあった簡素な土産物屋が数軒たっていた。

それに前回は気づかなかったのかしれないが、北方領土返還を期成した建造物が多くなっていた。





▲ 昆布干し。

釧路を過ぎたあたりからの海岸では、このように砂利を敷き詰めた道端で昆布を干している風景が見られるようになった。

昆布はノシャップ岬の沖合いで取れる。
しかし更に昆布を求めて沖合いに出ると、即ロシアに拿捕される。

本来は日本の領地、領海にも拘わらず、拿捕されるわけにはいかないから漁業料を払って昆布漁をせざるをえない現実がある。

根室市内は今回も、なんとなく侘しい、寂しい感じがした。
漁業以外には目立った産業がなく、その漁業も頭を抑えられている状況からくるものだろうか。




▲ ノシャップ岬を時計回りに廻って、花咲港を過ぎて。

荒波が打ち寄せる花咲岬の突端にきた。

花咲灯台の下をおりていくと。





▲ 車輪のような奇岩、車石が。

柱状節理の一種だが、このように放射状に広がっているものは世界でも珍しい。

国の天然記念物だ。




▲ 周辺には、規模の小さな車石が岸壁にあちこちに埋め込まれている。

ゴチゴチ、ボコボコの車石を見ていると、ボクは硬いセンベイを思い出すが(笑)。


北方領土問題、ゴチゴチセンベイとは関係なく、やはりここでも





色んな花が咲いていた。

花咲岬。




海の幸をあぶって、ほじって

2017年08月03日 10時26分11秒 | 青い空の日は旅立(全般)
8月2日(火)

来止臥(きとうし)野営場での朝。



▲ 出発前に、炊事場に移動して洗い物を少しする。

無料で、ほんと申し訳ない。

ただ(ボクにとっての)難点がひとつ。

本線からこの野営場に入る道が、すれ違いができない一本道だということ。
数分走るがすれ違いできる箇所は1箇所のみ。
対向車と出会えばキャンカーではバックできないから相手にバックしてもらうことになる。

連泊するとなると、入浴、買出しに出かけるから、このすれ違いリスクは大きい。


太平洋岸ぞいに進んで、



▲ 道の駅厚岸(あっけし)グルメパークに到着。

この道の駅のウリは、海の幸を中心にした食事どころ。
中でも、炙り(あぶり)焼きのコンキリエだろう。

食事時なので、入ってみた。




▲ 好きなモノを買って払って。

厚岸の名産はカキということだから、カキは外せないだろう。




▲ 買ったものは

殻カキ2個、活ホタテ、ホタテ串、アサリ3個、えび、ホッケ半身 計1930エン

今気がついたが、大きい貝が何かを考えもせずに買ったからホタテがダブっているじゃないか。




▲ 中に入る。




▲ 焼いて、炙って食べました。

中途で、これだけじゃお腹がいっぱいにならないと分かって、ゴハンとあさり汁を追加した。

炭火焼きだが、焼けるまで案外時間がかかった。

まあ、まあかな。
1回試してみればそれで良い。


この道の駅に、同じマックレー製作の兄弟車が停まっていた。
非常に珍しいこと。



▲ ワオッ !

後ろが、お犬さん二匹の通用口になっていて、渡り廊下まで付いている!

お聞きすると根室から回ってきたということで、根室の車中泊スポット等の情報をいただいた。

サンキュー。




▲ 根室市内の手前にある道の駅スワン44に寄る。

道の駅の後ろが白鳥が飛来することで有名な、風連湖だ。
夏でも留まっているスワンがいるらしい。
北を忘れたスワン。
大丈夫かな。


根室市内に入って、銭湯へ寄って
イオンに寄っていろいろ調達。

お勧めのあった、ある公園駐車場に停泊。



▲ イオンで買ったカニ。

ここでカニといえば、真っ赤な花咲ガニだ。




▲ 正面を向けてみると、おおコワソー。

脚をハシで、フォークで身をほじくって食べるのに、悪戦苦闘した。

トゲで指先が痛くなるので、キッチンタオルを巻いてなんとか。

オマエだって、食べられたくないよな。


断崖上の野営場~ 海風に吹かれて

2017年08月02日 08時31分09秒 | 青い空の日は旅立(全般)

8月1日(火)

朝起きると曇り空だし、まずコインランドリーを探して行く。

近くの公園でランチを簡単に食べたあと、釧路湿原の方へ行くつもりだった。
北へ走り出したら、天気が曇りからどんどん良くなってきた。


ずっと向こうの太平洋側の方の空は、青~い空に白い雲の線が流れている・・
それを見ていたら、青~い空の方向へ走ってしまった(笑)。




▲ 来止臥(きとうしえい)野営場。

釧路市から東へいった海岸線上にあった。

無料、管理人不在。
簡易水洗トイレ、炊事場はある。
来る前に買ったキャンプガイドに載っていた。




▲ ここは断崖絶壁の上にあるようだ、下が見えない。

しかし、海はおだやかだ。

ゆっくりした潮風が吹いてくる。

3時ごろで気温は22度。
湿度40%で、爽やかだ。




▲ まずやったことは、窓を全開にして、朝の洗濯物の分別整理。

部屋のなかに散らばっている、本とか資料とか小物のかたずけ。

ずっとやっていなかったことを終えてスッキリ。




▲ 夕方になった。

ここは、残念ながら山影に夕日は隠れて、夕焼けは見れない。




▲ 陽が落ちると、急に気温は落ちた。

スパゲティカルボナーラを作って、先ほど食べた。

クルマは他に2台だけ。


潮風と波の音に包まれながら、静かな夜になるだろうな。