林檎の唄 ~ アップルビデオ高津店オフィシャルブログ

アコースティック・バンド「アップルビデオ高津店」
火曜に店長、木曜にVROOOM、土曜につぁんが投稿します。

バンドの歴史74(ピックに穴をあける)

2024年11月30日 05時17分21秒 | バンドの歴史

みなさま、お元気でございますかな?

すっかり寒くなって、いよいよ年越しでございますぞ。

今年も、バンド関係で、いろいろ楽しい思いをさせてもらいました~。

ありがたいことですじゃ(遠い目)

 

 

さて、それはともかく、冒頭の写真は、

ドリル

ですね(鼻息)

 

 

ドリルといって、思いだすのは、ファイナル・ファンタジーⅥでしょう。

エドガーの武器、ドリルにお世話になった方は多いのではないでしょうか。

おいらは、ドリルが手に入ってから、そうとう楽をさせてもらった記憶がありますわ。

いや、そのドリルじゃなくて・・・(苦笑)

 

 

これは、VROOOM宅の工房で使われているドリルですね。

そして、ドリルで穴をあけられているのは、そう、

店長のピック

なのです。

 

 

いや、これは、実は、多くのギタリストにおススメしたい作業なのですよ。

 

どういうことなのか、というのを詳しく語るとしましょうか。

 

まず、ギタリストにとって、ピックは、大変重要なものです。

もろに音を出す部分ですからね、その材質、厚さ、硬さ、形、大きさ、全てが大切な要素です。

なので、楽器屋には多くの種類のピックが陳列されていて、どれも手に取ることができるようになってます。

それらを一つ一つ試して、自分に合いそうなピックを探すのも、ギタリストの楽しみですわ。

 

んで、おいらは、このブログにもあるとおり、ピックを使っていた時期には、

ライブの本番で、

弦を切りまくってました(涙目)

これはもう、本当につらい時期でして、なんでこんなことになるんだろうと、悶々としたものです(遠い涙目)

そして結局のところ、おいらの弾き方が、当時使っていたマーチンのギターと合わなかった、ということがわかったのです。

ライブになると、力が入りすぎて、自分でもうまくコントロールできなかったのですな・・・

 

なもんで、おいらは、しばらく(10年弱くらい)ピックを捨てて、指で弾いていました。

今でも、基本は指で弾いていて、ときどき、サム・ピックを使っています。

それについても、いずれ、しっかりと書こうと思うのですが。

 

そんなおいらに対して、店長は、ずーっとピックを使っています。

 

それは、

このピックですね。

これ以外のピックを使っているところを見たこともありますが。

ほぼ8割くらい、このピックを使っている印象です。

あとは、このピックの色違いの、緑色のヤツか、ここ数年は鼈甲のピックを使っていますね(ぜいたく)

 

それくらい、店長にとっては馴染みのあるピックなのですが。

 

ギタリストにとって、1番こだわりたいところとして、ピックの硬さ、というか、

どれくらい、しなるか

というポイントがあります。

このしなり具合が、ふにゃふにゃ過ぎてもいけないし、硬すぎてもいけない。

エレキ・ギターみたいに、弦が細くて柔らかいから、とにかく硬いピックの方が良い、とかなら別ですが。

アコースティック・ギターを弾く場合には、これは、大切なポイントですわ。

特に、店長は12弦ギターを弾いていますからね。

 

 

んで、ある時に、バンドの飲み会中に、店長が、

今のピックが、ほんの少し、しなるようになるといいんだけどね~。

と言ったのです。

 

すぐさま、おいらかVROOOM(どっちが言ったか憶えてない・笑)が、

ピックに穴をあければいいんですよ。

と提案して、冒頭の写真になるわけです。

そう、ピックにいくつかの穴をあければ、しなるようにもなるし、滑りにくくもなる。

 

 

ただ、上手く穴をあけないと・・・

割れます(苦笑)

ただ、VROOOMはすぐにコツをつかんで、

ゆっくりやると割れやすいかも、一気に穴をあけた方が良い。

ということに気づいたらしいですわ。

 

これは、ドリルじゃなくても、キリで手作業でもかまわないっす。大変ですけどね。

ギタリストの皆さま、試してみると、その効果に驚きますよ。

大変おすすめな作業であることは間違いないっす。

 

 

というわけで、

店長のピックに、穴をあけまくる!!

しかも、ピックのヘリもヤスリで削って、新品同様にします。

 

こうして、店長のピックが、店長が望む形にカスタマイズされたわけです。

こういうのを、ちまちまとやっていくことが、良い演奏にもつながると信じていますぞ。

 

というわけで、以下次号じゃ。



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