林檎の唄 ~ アップルビデオ高津店オフィシャルブログ

アコースティック・バンド「アップルビデオ高津店」
火曜に店長、木曜にVROOOM、土曜につぁんが投稿します。

思い出の音楽 その13 I Just Want To Make Love To You  

2020年12月28日 07時41分22秒 | 思い出の音楽

年も押し迫ってきましたが、みなさま、いかがお過ごしですかな??

おいらは、元気ですぞっ!

 

さて前回は、

 

ぽええ~~~ん、えええええ~ん!

ぱっ、ぱっ、ぱっ 

ぱらっぱ、ぱっぱ(以下略・笑)

 

について語ったわけですが(笑)

その時に言い忘れましたけども、この曲は、名曲です!!

イントロだけじゃなくて、メロディも、サビも、ブリッジも、完璧ですわ。

若い(当時、中学生の)女の子たちが歌ったから、というのもあるけど、人気が出て当然の曲です。

 

とは言っても、それを毎日毎日、延々と聞かされたら、それはさすがに厳しいですよね・・・

 

そんな日々、おいらは仕事が終わって、部屋に帰ると、

このアルバムを必ず聴くようになったのです。

もちろん、言わずと知れた、泣く子も黙る、マディ・ウォーターズのベスト盤ですね。

 

おいらは、その当時までに、ロックのルーツの1つとして、ブルースを聴かねばならんと思い。

このアルバムを購入していました。

でも、そんなに好きになれていなかったのですわ。

何だかわからんけど、とにかく凄いけれども、敷居が高い・・・

そんな感じで、部屋に置いてあっただけだったのです。

 

ところが職場に行けば、佐藤藍子推しの店長が、毎日のように

 

ぽええ~~~ん、えええええ~ん!

ぱっ、ぱっ、ぱっ 

ぱらっぱ、ぱっぱ(以下略)

 

をかけ続けるわけで・・・(爆笑)

おいらは部屋に帰ると、なにか調子の違うものを聴きたくなったわけです。

 

そこで、毎日のように、このアルバムをかけるようになったのですな。

 

すると・・・

 

最初はどの曲を聴いても、同じように、重苦しかったはずのブルースが・・・

だんだん、生き物のようになって、おいらの頭の中に住み着くようになり・・・

1ヵ月くらい経ったら、このCDを、何度もかけ続けるようになっていたのですわ。

 

マディ・ウォーターズの歌が、最初はどれも一本調子に聞こえていたのに。

その声の深さと、闇と、力強さと、マッチョさと、節回しに、どんどんヤラレていってしまい・・・

気がついたら、完全に、ブルースの虜・・・

 

 

そして、

こんなCDまで購入してしまいます・・・

はい、サニーボーイ・ウィリアムスンⅡのCDですね・・・

このジャケットの黒人さん、サニーボーイ本人じゃないんですよ。

なんの関係もない、ホームレスさんだそうです・・・(まじかよ)

もう、何が何だかわからないジャケットですが、中身の音楽も、真っ黒・・・

おいらはどんどん、ブルースの泥沼に、はまっていきます・・・

 

 

 

そう、前回書いた「STEADY」を聞きまくったことによる副産物とは、

ブルースとの出会い

だったわけですね。

今考えてみると、店長が「STEADY」を、仕事場でかけまくってくれたおかげで、

その反動で、おいらはブルースを聴きまくり、ブルースの魔の手に捕らえられたと。

 

この時、おいらの年齢は22歳くらい。

それから、ずーーーーーーーーーーっと、ブルースを聴いております。

でも、全く、飽きないんですよ・・・

おいらは、ものすごーーーく、飽きっぽい性格なのに、ブルースだけは飽きない。

ニール・ヤングも、ヴァン・モリソンも、大好きだけど、たまに聴かなくなる時期がある。

でも、ブルースは、いつでも聴いていたいんだなあ・・・(遠い目)

 

というわけで、このマディ・ウォーターズのベスト盤。

ジャケットは、マディ様の横顔だけという、潔い名盤!

この名盤の、1曲目を聴いてもらいましょうか。

 

Muddy Waters I Just Want To Make Love To You

何と言えばいいんでしょうか、このリズムというか、世界観というか・・・

 

そして間奏のハーモニカ・・・

これ、人間業とは思えん(号泣)

 

1曲目から、これですからねえ・・・

この後も、怒涛の名曲ぞろいですぞ!!(鼻息)

とは言っても、耳慣れないうちは、全曲同じように感じてしまうかもしれませんが(笑)

 

こうして、おいらは「ブルース好きな男」として認知されるようになったわけですね。

 

うちのバンドでも、おいらがゴリ押しして、何曲かブルースをレパートリーに入れてますし。

全然ブルースに興味がなかった店長にも、ブルースの良さを布教しまくり(笑)

今では、ブルースで、ジャム・セッションができるようになりましたからなあ(感無量)

 

というわけで、以下次号じゃ!!