年も押し迫ってきましたが、みなさま、いかがお過ごしですかな??
おいらは、元気ですぞっ!
さて前回は、
ぽええ~~~ん、えええええ~ん!
ぱっ、ぱっ、ぱっ
ぱらっぱ、ぱっぱ(以下略・笑)
について語ったわけですが(笑)
その時に言い忘れましたけども、この曲は、名曲です!!
イントロだけじゃなくて、メロディも、サビも、ブリッジも、完璧ですわ。
若い(当時、中学生の)女の子たちが歌ったから、というのもあるけど、人気が出て当然の曲です。
とは言っても、それを毎日毎日、延々と聞かされたら、それはさすがに厳しいですよね・・・
そんな日々、おいらは仕事が終わって、部屋に帰ると、
このアルバムを必ず聴くようになったのです。
もちろん、言わずと知れた、泣く子も黙る、マディ・ウォーターズのベスト盤ですね。
おいらは、その当時までに、ロックのルーツの1つとして、ブルースを聴かねばならんと思い。
このアルバムを購入していました。
でも、そんなに好きになれていなかったのですわ。
何だかわからんけど、とにかく凄いけれども、敷居が高い・・・
そんな感じで、部屋に置いてあっただけだったのです。
ところが職場に行けば、佐藤藍子推しの店長が、毎日のように
ぽええ~~~ん、えええええ~ん!
ぱっ、ぱっ、ぱっ
ぱらっぱ、ぱっぱ(以下略)
をかけ続けるわけで・・・(爆笑)
おいらは部屋に帰ると、なにか調子の違うものを聴きたくなったわけです。
そこで、毎日のように、このアルバムをかけるようになったのですな。
すると・・・
最初はどの曲を聴いても、同じように、重苦しかったはずのブルースが・・・
だんだん、生き物のようになって、おいらの頭の中に住み着くようになり・・・
1ヵ月くらい経ったら、このCDを、何度もかけ続けるようになっていたのですわ。
マディ・ウォーターズの歌が、最初はどれも一本調子に聞こえていたのに。
その声の深さと、闇と、力強さと、マッチョさと、節回しに、どんどんヤラレていってしまい・・・
気がついたら、完全に、ブルースの虜・・・
そして、
こんなCDまで購入してしまいます・・・
はい、サニーボーイ・ウィリアムスンⅡのCDですね・・・
このジャケットの黒人さん、サニーボーイ本人じゃないんですよ。
なんの関係もない、ホームレスさんだそうです・・・(まじかよ)
もう、何が何だかわからないジャケットですが、中身の音楽も、真っ黒・・・
おいらはどんどん、ブルースの泥沼に、はまっていきます・・・
そう、前回書いた「STEADY」を聞きまくったことによる副産物とは、
ブルースとの出会い
だったわけですね。
今考えてみると、店長が「STEADY」を、仕事場でかけまくってくれたおかげで、
その反動で、おいらはブルースを聴きまくり、ブルースの魔の手に捕らえられたと。
この時、おいらの年齢は22歳くらい。
それから、ずーーーーーーーーーーっと、ブルースを聴いております。
でも、全く、飽きないんですよ・・・
おいらは、ものすごーーーく、飽きっぽい性格なのに、ブルースだけは飽きない。
ニール・ヤングも、ヴァン・モリソンも、大好きだけど、たまに聴かなくなる時期がある。
でも、ブルースは、いつでも聴いていたいんだなあ・・・(遠い目)
というわけで、このマディ・ウォーターズのベスト盤。
ジャケットは、マディ様の横顔だけという、潔い名盤!
この名盤の、1曲目を聴いてもらいましょうか。
Muddy Waters I Just Want To Make Love To You
何と言えばいいんでしょうか、このリズムというか、世界観というか・・・
そして間奏のハーモニカ・・・
これ、人間業とは思えん(号泣)
1曲目から、これですからねえ・・・
この後も、怒涛の名曲ぞろいですぞ!!(鼻息)
とは言っても、耳慣れないうちは、全曲同じように感じてしまうかもしれませんが(笑)
こうして、おいらは「ブルース好きな男」として認知されるようになったわけですね。
うちのバンドでも、おいらがゴリ押しして、何曲かブルースをレパートリーに入れてますし。
全然ブルースに興味がなかった店長にも、ブルースの良さを布教しまくり(笑)
今では、ブルースで、ジャム・セッションができるようになりましたからなあ(感無量)
というわけで、以下次号じゃ!!