さてさて、台風が通り過ぎていきましたけども。
みなさま、いかがお過ごしですかな??
前回はダダリオの「フラット・ワウンド」の弦について語りました。
確かに上品でまろやか、ジャズにはピッタリな音色なんだけども。
たまたまなのか、仕様なのか、おいらが購入した弦は3弦がつるつるじゃなくて。
他の弦との差が激しくて、弾きにくかったですわ・・・(遠い目)
そして今回は「プロ・スティールス」という種類の弦ですぞ。
お値段は「フラット・ワウンド」に比べて、少し安めです。
おそらく加工のしやすさが違うんでしょうね。
で、最大の特徴は、巻き弦の素材が「ステンレス」であるということ!!
これは、ちょっとビックリいたしましたぞ!!
こんなところにも、ステンレスが使われているのか~。
今までおいらが使ってきたエレキ弦は、ニッケルばっかりだったなあ(遠い目)
で、さっそく、ギターに張ってみます。
うわ、なんか、これも、いろいろ違う!
まず、肌触りがかなりザラザラしてます。
前回のと同じように1弦が13からのセットを購入したのだけども。
なんか、弦が硬くて、テンションが強い気がする・・・
そして肝心の音ですが・・・
バカでかい(爆笑)
サステインもバカ長い(遠い目)
なんじゃこりゃあ、すげえ音だ!!
前回の弦も、圧倒的にまろやかになって、音が変わったなあ、という実感がありましたが。
今回のは、余りにも違いすぎて、しばらく呆然としたほど・・・
ものすごく硬くて、バシッとした音が、ぐわあああんと鳴り響く感じです。
リゾネーターギターに張ったので、もはや、うるさいと言ってもいいかも(笑)
弦が硬いので、スライド・バーをはじく感じがして、ちょいと癖がありますが。
なんか、ガツンとくるブルースには、とっても合う音色だと思いますわ。
とにかく、パワーで押しまくる感じのサウンドです。
音としては、嫌いじゃないなあ~(好感)
今回、短期間にいろんな弦を試そうと思って、バンド用のギターに「フラット・ワウンド」を。
ブルース・ジャム用のギターに「プロ・スティール」を張ったので。
バンドで使用したわけじゃないので、厳密には比べられていないとも言えるんだけども。
これはいつか、バンド用のギターに張って、そのパワーを堪能してみたいとも思いましたわ。
それぐらい、魅力的なパワーです。
しかも、この弦は、アンプに通した時の方がパワーを発揮するらしいので。
もしかしたら「ここぞ」というライブの時の、勝負弦になるかも!
イメージとしては・・・
こんな感じです(笑)
1000万パワー!!
これはもしかして、新たな、お気に入り弦(主役)の誕生か???
ところが・・・
張ってから2週間ぐらい(雨が多かった)が経過すると・・・
1・2弦が、錆びました(大爆笑)
おいおいおい、ステンレスじゃないのかよ??
ステンレスは、錆びないからステンレスだろ!!
と激しくツッコミましたが、よくよく考えてみたら。
プレーン弦(1・2弦)は、普通のスティール(鋼材)弦なのね(納得)
巻き弦も、芯弦はスティールで、巻いてある部分がステンレスだということみたい。
なるほど・・・
こういうことか・・・(笑)
瞬発力はあるけど、長続きはしないかもしれないわけね・・・
というわけで、まだまだ弦探しの旅は続くのです!!
以下次号じゃ!!