さて、春めいてきた、と言っていいのでしょうか?
寒さも和らいできて、梅の花も咲いておりますが。
おいらは、ちょびっとずつ元気が回復しております。
元気が回復すると、いろんなことをやりたくなるのが、おいらのサガでございまして。
ギターの音作りとか、ハーモニカの練習とか、いろいろと頑張りたいなあと。
さて、それはともかく、ヴァン・モリソンですよ。
冒頭の写真にもあるとおり、ハーモニカを吹いていますな。
ヴァンは、ギターやサックス、ハーモニカをステージで演奏します。
それぞれ、そんなに演奏がうまいわけではないのですが(苦笑)
すごーく、独特な演奏をしてくれます。
どの楽器を弾いても、一音一音に、パワーが込められていて、リズムが明確な感じがするっす。
音を区切る感じの演奏の仕方が特徴ですね。
そこらあたりも、おいらにとって、大好きなポイントでございますわ。
サックスについては、おいらは良くわからないのでコメントできないのですが。
ギターについては、指ではじく感じの弾き方で、ぱっと聴くだけで、
あ、ヴァンの演奏やな!
とわかるくらい、独特です(笑)
でもこれ、考えてみたら、素晴らしいことですよね。
一聴して、誰だかわかる演奏ができるなんて、ギタリストの夢ですからな。
ハーモニカについては、メロディを吹くというより、ジャカジャカと勢いで押していく感じです。
これがまた、味があって、ヴァンがハーモニカを持つと、うれしくなってしまいます。
そう、何が言いたいかというと、
ヴァンの魅力はヴォーカルだけではない!
ということなのですわ。
もちろん、そのヴォーカルは、唯一無二、もはや国宝(どこの?)にしてもいいレベルですが。
楽器の演奏もそうだし、ステージング、作詞作曲、そのすべてのファンでございます。
前回のブログで紹介した「キャラバン」という曲の終わりの方では、
よくわからないけど、空中を蹴り始めます(笑)
おいらが初めて見たのは、ザ・バンドのラストワルツでの映像でしたが。
度肝を抜かれたもんですわ。
そんなヴァン・モリソンとボブ・ディランが一緒に演奏している動画があります。
なんでかわからんけど、屋外で・・・
しかも、これ、ギリシャのアテネだよね・・・なんで??
Bob Dylan, Van Morrison, Outtake, BBC, And It Stoned Me , Athens 27.06.1989
いやあ、すっかりお太りになられて・・・
全く見た目が変わらないボブ・ディランとの違いがすごい(遠い目)
この時のギターの弾き方も、親指でバチンバチンと弦をはじく感じが、たまらんですなあ。
うちのバンドも、もともとはこんな感じで、アコギ2本のコード弾きだったんですが。
いろいろあって、現在のような変わったギター2本とカホンの編成になりました。
でも、こういうシンプルなのも味があって好きだなあ(陶然)
というわけで、おいらも、ギターとハーモニカの練習、がんばりますぞっ!!