林檎の唄 ~ アップルビデオ高津店オフィシャルブログ

アコースティック・バンド「アップルビデオ高津店」
火曜に店長、木曜にVROOOM、土曜につぁんが投稿します。

ヴァン・モリソンの曲をやるならばっ! その7

2023年03月22日 05時34分30秒 | 演奏曲

さて前回、うちのバンドでやる曲を考えて・・・

ヴァン・モリソン「ムーンダンス」をアレンジして、バンド・メンバーに提案した、というところまで。

 

その時のアレンジでは、

店長 ギターでコード・バッキング

VROOOM カホン・パーカッション

つぁん ヴォーカル・ハーモニカ

という編成にしました。

そう、おいらがギターを弾かない、という編成ですね。

 

これは当時としては、かなり画期的な編成でした。

このブログでは何度も書いていますが、おいらと店長は師弟関係です。

おいらは店長と出会って、はじめてギターを弾く楽しさを知ったわけでして・・・

 

当時は、店長に対して・・・

遠慮があった

んですわ(苦笑)

そう、今は遠慮なんてしてませんけどね(笑)

なので、当時は店長にバッキングだけをやらせるなんて、おそれ多くて頼めなかったのですよ。

 

ところが、店長は、

面白いリズムじゃん、やろうやろう!

と言ってくれて、どういう弾き方をした方がいいか、真剣に考えてくれたのですよ。

そう、店長にとっては、ギターが弾ければ、ソロでもバッキングでも楽しくてたまらない、ということのようなのです。

いやあ、さすがはギターの求道者!

言ってみてよかった、この曲が突破口になって、アレンジの幅が広がりましたわ。

 

そして、VROOOMも、

この曲、カッコいいよ、やろうやろう!

と言ってくれて、いろんなライブの演奏曲を考えるときに、この曲を推してくれたのですわ。

この曲はジャズっぽいリズムだし、ブレイクも多いし、カホンを叩いていて、楽しいらしい。

マイナーな曲を嫌うVROOOMにしては、かなり珍しいことで、うれしいかぎり。

 

なるべく、メジャーな曲を選ぶのは大切なことだけども、こういう、

うちのバンドのこだわりの曲

を増やしていくのも、大切なことですな。

 

んで、問題は、おいらの歌とハーモニカですよ・・・

これが、難しい!(驚愕)

ジャズっぽい歌って、歌ったことないし、カッコよく決めるのは大変ですよ・・・

まあ、でも歌は、何度も歌い込んでいけば、なんとかなると信じたい。

 

ところが、ハーモニカが、うまく決まらないのですよ・・・

こういう曲に、どうやってハーモニカを合わせるのか、これは初めての経験でしたわ。

 

 

おいらが使っているハーモニカは、

テンホールズ・ハーモニカ

というものでして、ハーモニカごとに、キー(調)が設定されてるのですわ。

普通、Cの曲には、Cのハーモニカを使います。

もしくは短調の場合、その平行調のハーモニカを使うのです。

Amの曲に、Cのハーモニカを使うわけですね。

これをファースト・ポジションと言って、1番曲に合わせやすい方法です。

 

この曲はAmです。

だから、普通に考えると、Cのハーモニカを使うのが、第一候補なわけです。

 

ところがっ!

この曲のソロをCのハーモニカで吹こうと思うと、うまくいかないのです。

音は合うけども、カッコよくない・・・

 

ということは、ブルースと同じように、セカンド・ポジションで吹くべきか・・・

その場合、Dのハーモニカを使うことになります。(詳しい説明は、割愛)

ところが、それも、この曲の雰囲気に合わないのです・・・・

というか、音が外れているように聞こえてしまいます・・・

 

おいらは途方に暮れてしまいました。

でも、こういう経験をして、いろいろ調べることによって、音楽知識は増していくわけで・・・

おいらは、ハーモニカについて、調べまくることにしたのです!

 

以下次号じゃ!