さて前回、うちのバンドでやる曲を考えて・・・
ヴァン・モリソンの「ムーンダンス」をアレンジして、バンド・メンバーに提案した、というところまで。
その時のアレンジでは、
店長 ギターでコード・バッキング
VROOOM カホン・パーカッション
つぁん ヴォーカル・ハーモニカ
という編成にしました。
そう、おいらがギターを弾かない、という編成ですね。
これは当時としては、かなり画期的な編成でした。
このブログでは何度も書いていますが、おいらと店長は師弟関係です。
おいらは店長と出会って、はじめてギターを弾く楽しさを知ったわけでして・・・
当時は、店長に対して・・・
遠慮があった
んですわ(苦笑)
そう、今は遠慮なんてしてませんけどね(笑)
なので、当時は店長にバッキングだけをやらせるなんて、おそれ多くて頼めなかったのですよ。
ところが、店長は、
面白いリズムじゃん、やろうやろう!
と言ってくれて、どういう弾き方をした方がいいか、真剣に考えてくれたのですよ。
そう、店長にとっては、ギターが弾ければ、ソロでもバッキングでも楽しくてたまらない、ということのようなのです。
いやあ、さすがはギターの求道者!
言ってみてよかった、この曲が突破口になって、アレンジの幅が広がりましたわ。
そして、VROOOMも、
この曲、カッコいいよ、やろうやろう!
と言ってくれて、いろんなライブの演奏曲を考えるときに、この曲を推してくれたのですわ。
この曲はジャズっぽいリズムだし、ブレイクも多いし、カホンを叩いていて、楽しいらしい。
マイナーな曲を嫌うVROOOMにしては、かなり珍しいことで、うれしいかぎり。
なるべく、メジャーな曲を選ぶのは大切なことだけども、こういう、
うちのバンドのこだわりの曲
を増やしていくのも、大切なことですな。
んで、問題は、おいらの歌とハーモニカですよ・・・
これが、難しい!(驚愕)
ジャズっぽい歌って、歌ったことないし、カッコよく決めるのは大変ですよ・・・
まあ、でも歌は、何度も歌い込んでいけば、なんとかなると信じたい。
ところが、ハーモニカが、うまく決まらないのですよ・・・
こういう曲に、どうやってハーモニカを合わせるのか、これは初めての経験でしたわ。
おいらが使っているハーモニカは、
テンホールズ・ハーモニカ
というものでして、ハーモニカごとに、キー(調)が設定されてるのですわ。
普通、Cの曲には、Cのハーモニカを使います。
もしくは短調の場合、その平行調のハーモニカを使うのです。
Amの曲に、Cのハーモニカを使うわけですね。
これをファースト・ポジションと言って、1番曲に合わせやすい方法です。
この曲はAmです。
だから、普通に考えると、Cのハーモニカを使うのが、第一候補なわけです。
ところがっ!
この曲のソロをCのハーモニカで吹こうと思うと、うまくいかないのです。
音は合うけども、カッコよくない・・・
ということは、ブルースと同じように、セカンド・ポジションで吹くべきか・・・
その場合、Dのハーモニカを使うことになります。(詳しい説明は、割愛)
ところが、それも、この曲の雰囲気に合わないのです・・・・
というか、音が外れているように聞こえてしまいます・・・
おいらは途方に暮れてしまいました。
でも、こういう経験をして、いろいろ調べることによって、音楽知識は増していくわけで・・・
おいらは、ハーモニカについて、調べまくることにしたのです!
以下次号じゃ!