林檎の唄 ~ アップルビデオ高津店オフィシャルブログ

アコースティック・バンド「アップルビデオ高津店」
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バンドの歴史60(スライド・バーが上手く使えない)

2024年08月24日 10時38分56秒 | バンドの歴史

さて、みなさま、元気で過ごしていらっしゃいますかな?

前回、ようやっと、自分好みのメイン・ギターを手に入れることができた、というところまで書きました。

これで、おいらのギターの問題は、ひとまず片付いたと。

 

しかし、表題にもあるとおり「スライド・バーを上手く使えない問題」というのが発生します。

これ、全国数万人のスライド・ギタリストの皆さんは、どのように克服していらっしゃるのでしょうか。

大変気になるところではありますな。

 

いや、スライド・ギターをやってみたいと思うギタリストの方は、けっこう多いのですが。

自分に合うスライド・バーが見つけられずに挫折されている方が多いのではないかなと。

もしくは「合わないなあ」「使いにくいなあ」と思いながら、スライドバーを使っている方も多いように感じてます。

 

そう、自分に合うスライド・バーは、そうそう見つかるもんじゃないのですわ(遠い目)

おいらも、スライド・バーだけで、10本くらいは持ってますよ・・・

というのも、まず、

スライド・バーを、どの指にはめるか問題

というのがあります。

 

まあ、人さし指にはめる人はほとんどいない(見たことない)ので、

中指

薬指

小指

の3択になるとは思うのですが、これ、指の大きさ・長さが全然違いますからね。

 

まず、中指で有名な方といえば、

ボニー・レイットですよね!

スライド・ギターを演奏する女性、というだけでも珍しいのに、中指とは・・・(賞賛)

 

 

次に、薬指にはめる人は、たくさんいます。

デュアン・オールマンが有名でしょうな。

それにしても、指が長すぎるような気がするのは、おいらだけなのか・・・(仰天)

 

 

んで小指にはめる人が、それこそ、1番多数派なんじゃないかなと。

大好きな、サニー・ランドレスを挙げておきましょうか。

 

んで、中指とか薬指だったら、指自体がかなり太いので、大体のスライド・バーにフィットします。

それでもバーが太すぎることはあるかもしれませんが、指自体が長いので、わりにコントロールしやすいのです。

 

でも、小指に装着する場合、指が細くて短いので、ぶかぶかになってしまうのですわ。

 

そして、それが、ものすごーく、弾きにくい・・・

 

おいらも、最初かなり苦戦して、細いスライド・バーにしてみたり、いろいろ試してみたんですが。

小指とスライド・バーが密着しないので、演奏する時に、タイム・ラグができてしまうんですよ。

これ、多くの人の悩みの種になっているようですね・・・

おいらも、これまでいろんなブルース・ジャムに参加してきましたが、小指に装着する人は、みんな苦労していましたわ。

スライド・バーの中に、ティッシュや、布切れを詰めたり、中には何重にも絆創膏を貼るという人もいました。

 

 

こういう時には、うちのバンドの工房長、VROOOMに相談するのが1番早い。

 

 

おいらは、冒頭の写真のように、

スライド・バーをVROOOM宅に持って行って、相談したのです。

 

すると、しばらく考えたVROOOMは、

これ、中に、パテを盛ればいいじゃん。

と言ったのです。

いや、まさに、コロンブスの卵!

そうか、補修用のパテ(2種類のパテを混ぜるだけで、時間が経つと固まるタイプ)を使えばいいのか・・・

 

というわけで、おいらは、すべてのスライド・バーに、自分の小指に合うように、パテを入れたのです。

すると、素晴らしく使いやすくなりまして・・・

このおかげで、スライド・ギターをストレスなく弾けるようになったのです!

 

ちなみに、ここで紹介したスライド・バーは、

ジャイアント・ボーン・バー(真鍮製)

という種類でして、2016年に購入したものですが・・・

現在は、製造が中止されて、販売してません・・・(遠い目)

おいらはたまたま、ストックも含めて2本持っているからいいけども。

これ、ガラス製だったりすると、割れたらそれで終わりですからね・・・

自分の使いやすいスライド・バーを見つけたら、買い溜めしといたほうがいいですな。

 

それはともかく、スライド・バーの中にパテを詰める!

これはねえ、全てのスライド・ギタリストにお勧めしたい技ですわ(鼻息)

 

というわけで、また1つ課題をクリアしたのでした。

それ以降、おいらは、新しいスライド・バーをいつ買い足してもいいように、パテは常備してあります(ニヤリ)

 

でも、使い勝手が良くなっただけでは、まだまだおいらが使うスライド・バーとしては不十分!(鼻息)

2016年の夏に、おいらは帰省するのですが、その時にこのスライド・バーを持ち帰ることにしたのです。

 

以下次号じゃ!!



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