さて、みなさま、元気で過ごしていらっしゃいますかな?
前回、ようやっと、自分好みのメイン・ギターを手に入れることができた、というところまで書きました。
これで、おいらのギターの問題は、ひとまず片付いたと。
しかし、表題にもあるとおり「スライド・バーを上手く使えない問題」というのが発生します。
これ、全国数万人のスライド・ギタリストの皆さんは、どのように克服していらっしゃるのでしょうか。
大変気になるところではありますな。
いや、スライド・ギターをやってみたいと思うギタリストの方は、けっこう多いのですが。
自分に合うスライド・バーが見つけられずに挫折されている方が多いのではないかなと。
もしくは「合わないなあ」「使いにくいなあ」と思いながら、スライドバーを使っている方も多いように感じてます。
そう、自分に合うスライド・バーは、そうそう見つかるもんじゃないのですわ(遠い目)
おいらも、スライド・バーだけで、10本くらいは持ってますよ・・・
というのも、まず、
スライド・バーを、どの指にはめるか問題
というのがあります。
まあ、人さし指にはめる人はほとんどいない(見たことない)ので、
中指
薬指
小指
の3択になるとは思うのですが、これ、指の大きさ・長さが全然違いますからね。
まず、中指で有名な方といえば、
ボニー・レイットですよね!
スライド・ギターを演奏する女性、というだけでも珍しいのに、中指とは・・・(賞賛)
次に、薬指にはめる人は、たくさんいます。
デュアン・オールマンが有名でしょうな。
それにしても、指が長すぎるような気がするのは、おいらだけなのか・・・(仰天)
んで小指にはめる人が、それこそ、1番多数派なんじゃないかなと。
大好きな、サニー・ランドレスを挙げておきましょうか。
んで、中指とか薬指だったら、指自体がかなり太いので、大体のスライド・バーにフィットします。
それでもバーが太すぎることはあるかもしれませんが、指自体が長いので、わりにコントロールしやすいのです。
でも、小指に装着する場合、指が細くて短いので、ぶかぶかになってしまうのですわ。
そして、それが、ものすごーく、弾きにくい・・・
おいらも、最初かなり苦戦して、細いスライド・バーにしてみたり、いろいろ試してみたんですが。
小指とスライド・バーが密着しないので、演奏する時に、タイム・ラグができてしまうんですよ。
これ、多くの人の悩みの種になっているようですね・・・
おいらも、これまでいろんなブルース・ジャムに参加してきましたが、小指に装着する人は、みんな苦労していましたわ。
スライド・バーの中に、ティッシュや、布切れを詰めたり、中には何重にも絆創膏を貼るという人もいました。
こういう時には、うちのバンドの工房長、VROOOMに相談するのが1番早い。
おいらは、冒頭の写真のように、
スライド・バーをVROOOM宅に持って行って、相談したのです。
すると、しばらく考えたVROOOMは、
これ、中に、パテを盛ればいいじゃん。
と言ったのです。
いや、まさに、コロンブスの卵!
そうか、補修用のパテ(2種類のパテを混ぜるだけで、時間が経つと固まるタイプ)を使えばいいのか・・・
というわけで、おいらは、すべてのスライド・バーに、自分の小指に合うように、パテを入れたのです。
すると、素晴らしく使いやすくなりまして・・・
このおかげで、スライド・ギターをストレスなく弾けるようになったのです!
ちなみに、ここで紹介したスライド・バーは、
ジャイアント・ボーン・バー(真鍮製)
という種類でして、2016年に購入したものですが・・・
現在は、製造が中止されて、販売してません・・・(遠い目)
おいらはたまたま、ストックも含めて2本持っているからいいけども。
これ、ガラス製だったりすると、割れたらそれで終わりですからね・・・
自分の使いやすいスライド・バーを見つけたら、買い溜めしといたほうがいいですな。
それはともかく、スライド・バーの中にパテを詰める!
これはねえ、全てのスライド・ギタリストにお勧めしたい技ですわ(鼻息)
というわけで、また1つ課題をクリアしたのでした。
それ以降、おいらは、新しいスライド・バーをいつ買い足してもいいように、パテは常備してあります(ニヤリ)
でも、使い勝手が良くなっただけでは、まだまだおいらが使うスライド・バーとしては不十分!(鼻息)
2016年の夏に、おいらは帰省するのですが、その時にこのスライド・バーを持ち帰ることにしたのです。
以下次号じゃ!!
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