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こんばんわ。
アップルビデオ高津店 シングルコイル・ブルームです。
旧エボ・スポーツスターの進角調整の話、第4回。
結局はパーツを交換することで
乗りやすい進角にしてしまおう。と云う事で
定番アイテムダイナ2000iを導入することにしました。
ノーマルのセンサーと入れ替え、
コイルへ配線すれば完了なのですが…
ノーマルセンサーが外れない外れにくい!
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ここのケーブルを切断すれば早いのですが
万が一のことを考えると、先にあるコネクターを外して
引っこ抜くほうが無難であろう。
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ところが、このケーブルが穴から抜けない抜けにくい。
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オイルスプレーを駆使して何とか取り外し成功。
ダイナ2000iを取り付け、ケーブルをコイルに接続。
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ノーマルセンサーでは先ほどのコネクターの先に
点火信号を発する電子装置がありまして
さらにその先にコイルがつながっています。
ダイナ2000iはその電子装置の機能も兼ねており
コイルに直結なのです。
電源入れる前に、本体の6つのスイッチを設定。
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1番は急激にアクセル捻ったときの挙動の切り替えで
進角カーブをグラフの点線か実線か選べます。実線なので1はオフ。
厳密には、急激に捻った時に実線から点線に変わるノーマルモードか、
常時点線のカーブのRETARDモードかの選択。
ケーブルを外すことで常時実線のカーブにすることもできます。
2・3番はグラフの1~4の進角カーブを選択するスイッチ。
2つのスイッチon/offの組み合わせで4パターンの設定が出来ます。
2のカーブが良い感じらしいので2をオン、3をオフ。
4・5番はレブリミット。6000、6500、7000、7500の切り替えが可能。
ここも2つのスイッチon/offの組み合わせで4パターンの設定が出来ます。
ノーマルエンジンなので当然一番低い値に。4も5もオフ。
6番のスイッチは大事。
「独立点火」「同時点火」の切り替えスイッチです。
ハーレーは2気筒なので前後シリンダーで交互に点火しますが
旧式の車両では点火コイルが1つしかなくて、
実は前後同時に点火しています。それが「同時点火」。
常に片方のプラグはカラ撃ちしてることになり、
カラ撃ちしてる方は排気ガスを押し出してるタイミングなので
燃焼には影響しませんが、コイルやらバッテリーやらプラグやらの
電装部品にはあまり優しくないと思うのです。
少なくともプラグの寿命は確実に半減するシステム…
近年の車種では改善されて「独立点火」になっています。
前後シリンダー個別に点火できるように点火コイルが2つに分かれています。
で、紛らわしいのが英語表記。
SINGLE FIRE と DUAL FIRE 、
SINGLE COIL と DUAL COIL です。
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組み合わせは4パターンあるわけですが、
ノーマルコイル流用だとシングルコイルのデュアルファイア。
2気筒両方に同時に点火するのでDUAL FIREです。
なんか、2回に分けて点火してる方がDUAL FIREで
1回で同時に点火するのがSINGLE FIREな感じですが逆です。
2回に分けて1気筒づつ点火するのがSINGLE FIRE、
1回で2気筒同時に点火するのがDUAL FIRE。
そんな訳でキーON。チェックランプも正しく作動。
(点灯してすぐ消える)
スターターON! 無事始動。
少し温めて走行テストです。
まずは低回転時。極低速時が非常に滑らかになりました。
クラッチ握らずアクセルオフでも諤々しない!
しかも今までだとエンストしてたくらいの回転数でも
全然止まらないで廻り続けてくれます。
そして高回転時。回転数に応じて進角してくれるので
今までよりも加速が早くなった感じです。
うむ。ダイナ2000i、これは良いものだ。
スイッチ設定により、もっと加速型に出来るのですが
低回転での進角も早くなるようなのでやめときます。
あとはコイルを換えて独立点火にするのもアリなのか?
まぁ、とりあえずしばらくコレで乗ってみますかね。
おしまい。
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