林檎の唄 ~ アップルビデオ高津店オフィシャルブログ

アコースティック・バンド「アップルビデオ高津店」
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ブルースマンへの道! その54

2022年03月30日 08時34分23秒 | ブルースマンへの道

みなさま、春爛漫ですな~。

東京は桜も満開、そろそろ散り始めるころですわ。

おいらも元気で頑張っておりますよ~。

 

さて、前回までに、おいらのギターの問題は、ほぼすべて解決。

今回は、ハーモニカの話をしますよ~。

 

ブルース・ジャム・セッションにハーモニカを持ち込んで、いろんな曲に合わせて吹いたのは、前にも書きました。

ここで、基本的なことを説明しますと。

ブルースを演奏する場合、その曲のキーとは違うキーのハーモニカを使うのです。

たとえば、Aのブルースを演奏する場合は、Dのハーモニカを使います。

これを「セカンド・ポジション」とか「クロス・ポジション」なんて言ったりします。

 

そうやって演奏すると、ブルースっぽいフレーズが吹きやすいわけですね。

この場合、ハーモニカの低音部分を、吸ってフレーズをつくる感じになります。

 

ところがこの吹き方では、うまく演奏できないブルースがあるんですよ。

 

それが、

マイナー・ブルース

なのです。

 

そう、短調のブルースで、暗く沈み込むような曲たちですね。

この曲を「セカンド・ポジション」で吹こうと思うと、使えない音が多く出てしまうんです。

なので、

「どの穴でもいいから適当に吹いたり吸ったりしてフレーズをつくる」

という、ハーモニカで最も楽しい演奏の仕方ができないのですわ・・・(遠い目)

 

そういう場合、多くのハーピストは「サード・ポジション」で演奏します。

これは、Amのブルースを、Gのハーモニカを使って演奏する方法です。

この場合、ハーモニカの高音部分を、吹いてフレーズをつくる感じになります。

独自の味が出て、上手く演奏できれば、とてもカッコいいのですが・・・

この方法を使って演奏する場合も、使えない音が出てしまうのです。

 

うちのバンドでも、マイナー・ブルースとして、

スリル・イズ・ゴーン

ミッドナイト・ブルース

の2曲をレパートリーに入れています。

この2曲、おいらはとても好きで、演奏する頻度も高いです。

 

ただ、この2曲にハーモニカを入れるのは、以上のような理由があって、難しかったわけですね。

 

 

そんな中、冒頭の写真のように、

おいらが昔買った、リーオスカー・ハーモニカの説明書には、

4つのチューニングがあると書いてあるのですよっ(鼻息)

 

おいらはギターのチューニングをオープンDに変えてから、ギターを弾くのがすごく楽しくなりました。

自分や、その曲に合ったチューニングに変えることに目覚めたわけですね。

ということは、ハーモニカだってチューニングを変えたモデルを買えばいい!!

 

そうすれば、これまで吹きにくかったマイナー・ブルースを楽しく、楽に演奏できるかもしれん。

 

 

説明書には、さらに・・・

マイナー・ブルースに特化したチューニングがある!!

おおお、かゆい所に手が届くではないか~。

 

 

これは買うしかない!!(大鼻息)

 

 

 

でも、そう簡単には買えなかったのです・・・

というわけで、以下次号じゃ!!



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