捻じ伏せる！

こんばんわ。
アップルビデオ高津店　ＤＩＹ担当ブルームです。


振動の激しいバイクに乗っていて一番厄介なこと。
長時間乗ってると手足の疲労が激しいってことよりも、
何が大変かって、それはネジが緩むことです。

しかも、アメリカ製なのでほぼ全てインチネジ。
と、いうことはどういうことだ？

ネジが落下しやすいっていうのに
予備のネジが入手し難いのだ！

ということで、一際緩みやすいのが
バッテリーケースのネジ。シート下の黒い四角いのがバッテリー。

ケースっていうか、金属製のバンドで括ってあるだけ。

トラックか何かかよ！って感じで、
現代のバイクとは思えないバッテリー剥き出し感。
（まぁ現代って言うにはちと古いか）
これ黒いカバーとかじゃなくて、バッテリーの外殻そのものですからね？

純正バッテリーなので、ちゃんとハーレーのマークが付いてます。
で、ここのナットがよく居なくなるのです。
それはもう、恐ろしく緩みやすいからでして、
緩いなら締めればいいじゃん？って思うでしょうが、
締めすぎると今度は上のフタが凹んでゆくのだ…
この困った仕様は２０年くらい改修されませんでした。
こういう大らかなところが実にアメリカン。
（現行の新エボでは収納場所・構造ごと改善されています）


そして、このネジの緩み対策として有効なのが
ダブルナットにしてしまうこと。
そういう特殊なナットに交換するのではなくて、
普通のナットをもう1個追加して2重にする締め方です。

二重の極み！ってやつですね（笑）

実はナットを2重にかますことで強度が増すのではなく、
ナット同士を締めてナット自体を動かなくする感じのテクニック。

これで言うこと聞かない悪い子（ネジ）を、捻じ伏せてしまいましょう！


ところが、いつものホムセンにはこのナットが単体で売ってない。
しょうがないからボルト・ワッシャとセットのを購入。

インチネジＷ１/４って、このセットのしか売ってないのだ…

でも、こっちのが10ミリのスパナで締めれるので
元から付いてたナットよりも実は使い勝手は良いぞ！
ていうか、インチスパナの合うサイズの持ってなかったから
今までモンキーレンチ（笑）で締めてたぞ！
こんな狭いとこなのにな！



これでもう大丈夫