林檎の唄 ~ アップルビデオ高津店オフィシャルブログ

アコースティック・バンド「アップルビデオ高津店」
火曜に店長、木曜にVROOOM、土曜につぁんが投稿します。

新しいギターが来る前にっ その2

2015年12月07日 13時47分59秒 | 新しいギター購入計画


初めて聞きながら、ブライアンに「誰なんだい」って訊いたら、「ロバート・ジョンソンだよ」って言うんだ。
それで、「うん、だけど一緒に弾いてるやつは誰なんだい」っておれは訊いてしまった。
2本のギターが聞こえてね。
ジョンソンがまったく1人でやっているのだと気がつくまで、かなり時間がかかったね。



すんません、いきなり引用ですわ(笑)


これはローリング・ストーンズのキース・リチャーズが、ブライアン・ジョーンズの家で、初めてロバート・ジョンソンの音楽を聴いたときの追想。



いや、前回ベース音をきちんと出しながらバンドに貢献するには、ってところまで考えたわけだけれども。


おいらにとっての、その答えがここにあるわけですね。


ロバート・ジョンソンですよっ!


アコギでブルースをやる人たちからしてみると、神様と呼んでもいいくらいの存在!!



んで、何がそんなにすごいのかと言われると、それはなかなか一言では答えられないんですよね~。



おいらも、最初に聴いたときは、正直、よくわかりませんでしたわ・・・



ところが今では、全曲収録されているCDセットを、2つも持っている有様(爆笑)
さらに、アメリカで発売されているスコアブックと、教則DVDまでっ!!

ほうら、こんなに(笑)




ですがね、これまでたくさん聴いてはきたけど、「本気でコピーしよう」とは、とても思えませんでした・・・



なぜなら、ものすごーく難しいから・・・

ただね、ここ最近、新しいギターを発注して、そろそろ本気でブルーズに取り組もうと考え始めると。

避けては通れませんよ、ロバート・ジョンソンは!!



といっても、全曲コピーしようなんて、そんな大それたこと、とても考えられませんよぉ。

ただ、冒頭で引用したように、キースリチャーズが感じたような、2人で弾いているかのように聞こえるギター・スタイルを手に入れたいなと!!


それを端的に言うと、「単音ベース奏法」と「交互ベース奏法」というスタイルなのですよ・・・

分かりにくいと思うので、さらにそれをすごーく簡単に言いなおすと、右手の親指でベースを刻みながら、右手の人差し指と中指(時には薬指)で、高音のメロディやリフを弾くということ。


これができるようになると、ベースがいなくても「低音が絶えず鳴る」ことになるではないか。


キースリチャーズにすれば、ロバートジョンソンが低音を弾いているパートと、高音を弾いているパートが、別人の演奏に聞こえたということ。



そういう演奏をできるようになりたい!!



そう思って、ここ数週間取り組んでいるのですが・・・



頭がおかしくなるんじゃないかというくらい難しいのですわ(涙)

いや、音符が速すぎて指が動かないとか、そういう難しさじゃなくて、2つのことを同時に考えなきゃいけないのですっ!!

まじで、脳みそが2つ必要です。
それを弾きながら歌うんだとしたら、さらにもう1つ、脳みそが必要です・・・


こんなことを、やすやすとやっていただなんて、ロバート・ジョンソンすごすぎです・・・

おいらの格闘については、次回に回すとして、そのロバート・ジョンソンの曲を、現在の人がやっている映像を見てみましょうか・・・
ロバート・ジョンソンの映像は残っていないもんで・・・

John Hammond - Phonograph Blues


この人、低音弾いて、高音弾いて、歌って、さらにハーモニカまで吹いてるよ・・・

脳みそが4つあるとしか思えん・・・

さらに続きは、次号ですわ・・・


最新の画像もっと見る

コメントを投稿