荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

昌平橋から

2017年11月01日 | 散文
昌平橋から神田川を見ています。


岸辺にはレストランです。




神田川は江戸時代に造った人工の川です。
この丘を削るのが難工事でした。


御茶ノ水駅に向かって中央線が走ります。




秋葉原駅に向かって総武線が走ります。


鉄橋の上には、秋の空です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

荒川区で「蛇塚」に行き当たる。

2017年11月01日 | 散文
自転車で走っていたら、道路工事中の場所があったので迂回したところ、知らない住宅街に迷い込みました。


向こうには高架鉄道が見えます。
おそらくJR常磐線だと思いますが、この線路は西日暮里で大きくUターンしているので、益々方向が分かりません。

まあ、方向音痴なので初めての迷子ではなく、むしろ慣れているので慌てている訳ではありません。
むしろ最近はこういった状況を楽しんでいます。

見上げる空が高いです。
清涼な秋の空の色です。

その蒼い空の下に鮮やかな紅い文字が見えました。

行ってみます。


住宅の間の狭い空間に「蛇塚」がありました。


横から見ると、何だかよく分からない茂みが、住宅街にポツンと存在しています。


案内書がありました。
「蛇塚」と認識すると、左下に映った薔薇の枝の影が恐ろしげです。

「蛇塚 新堀村字蛇塚と呼ばれたこの地は、江戸時代は新堀村と谷中本村(ほんそん)との入合地(いりあいち)で、塚は両村の境に位置していた。蛇塚という字名は、この塚に由来する。文政十一年(1828)成立の江戸時代の地誌『新編武蔵国風土記稿』には「蛇塚 陸田の内にあり」と記されており、昔は田畑の中に祀られていたことが分かる。・・・云々」 

へええ!
住居の密集したこの場所が「田畑」で、蛇がいっぱい居たのですね。
そういえば、「蛇塚」をここに置いた謂われが書かれていませんが・・・。

もう二度と来る事は無いと思います。
さて、私はどちらへ行けば良いのだろう・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする