荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

東尾久で「大門湯」に行き当たる。

2017年11月02日 | 散文
下町で道に迷っています。
電柱の住所表示によると、東尾久の大門通りのようです。

初めての街です。
向こうに煙突が見えます。

私は銭湯が存在する景色が好きです。
そこには人の営みを感じる事ができます。
銭湯は残すべき日本の文化だと思っています。

玄関にシャッターが下りて、白い貼り紙が見えます。

行ってみます。


やっぱり。

この場合の「当分の間」は、「永遠」の事だと皆知っています。
現実に、休んでからもう4ヶ月経っているのに、改造工事をしている様子がありません。
生活の為には何時までも休んでいられません。
直ぐに改造して営業を再開するか、廃業して生活の糧を得る新しい手段を講じるしかないのです。

銭湯の裏側へ行ってみます。
煙突を見上げながら行きます。


振り返ります。
こんな景色が好きです。

銭湯の醸し出す街の雰囲気が好きです。

周辺の様子です。


典型的な下町です。

この銭湯が閉鎖する事で、困った人々が居たはずです。

何処にも銭湯の名前がありません。
帰宅して地図で確認すると、「大門湯」らしいです。
発見の喜びより、こんな所に迷い込んでいたのか、という驚きが先行していますが・・・。

冒頭の電柱の住所表示に「大門通り」とありました。
通りがあったので「大門湯」なのか、銭湯があったので「大門通り」なのか、もはや永遠の謎です。
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神田須田町の名店達

2017年11月02日 | 散文
「まつや」です。




実は、日当たりの良い店です。


「神田やぶそば」です。


「まつや」と同じく、日当たりの良い店です。


実は、この店舗に建て替えて約3年、一度も入った事がありません。
「まつや」が好きなのです。


「いせ源」です。




これからシーズンを迎えますが、実は、あんこう鍋が苦手です。






「竹むら」です。


「いせ源」の向かいにあります。

甘味処です。
従って、入った事がありません。

「ぼたん」です。


暖簾を出して、




玄関灯を点して、


開店です。


「松栄亭」です。


洋食店です。




須田町に勢揃いの、風情ある名店達です。
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