荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

大黒湯(2軒目の「ぬ板」と「わ板」)に出逢う。

2018年12月05日 | 散文
立派な銭湯に行き当たりました。
唐破風の屋根を戴いた堂々たる風情です。


玄関上には大黒天と、その上は何でしょうか波のような精緻な木彫です。


間口も広い、これこそ日本文化を代表する「ザ・銭湯」です。


最近の風呂屋らしく多様な浴槽もあるようです。


奥行きも広いです。
入ってみます。


突き当たりました。


ここも大黒湯の一部でしょうか?
機械の部品らしき物があります。


ボイラーを動かしている音がします。
お湯を沸かしているようです。


見上げると大きく高い煙突です。


大黒湯の裏の路地には長屋が並んでいます。


長屋の庇と大黒湯の屋根の狭い空間の煙突を見上げます。


ん、煙突に何か居ます。


猿だ!

煙突に猿を配するなんて、粋です。
さすが、堂々たる「ザ・銭湯」です。

再び玄関に回って驚きました。
「ぬ板」がありました!
しかも、説明まで付けて・・・。


板を裏返すとやっぱり「わ」です。

説明の下の「ウエハラ ヨシハル」って誰?

そして、前回発見したタカラ湯の「わ板」と字体が同じなのです。

タカラ湯のある「千住大川町」と、ここ大黒湯がある「千住寿町」は隣町です。
千住が「ぬ板」と「わ板」発祥の地でしょうか?

でも、両隣町に入り組んでいる千住柳町の「金の湯」にも、


「ニコニコ湯」にも


「ぬ板」、「わ板」はありません。


実は、ウエハラ ヨシハルさんが「ぬ板」と「わ板」の発案者らしいのですが、ここで出逢えるとは驚きました・・・。
ひょっとしたら、ここ大黒湯のオーナー?


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

レストラン・アブルボアの紅葉/2018年初冬

2018年12月05日 | 散文
異人坂を上がったら正面にあります。


柵の向こうです。


柵の間から覗きます。


このアングルも捨てがたい。




門扉のチャイムを鳴らして、柵の中から。


足を止めて、只々魅入っています。




言葉が有りません。




沈黙の音が聞こえそうです。


さて、歩みを始めましょう。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする