荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

東京下町で「大震災1周年記念碑」に出会う。

2018年12月25日 | 散文
東尾久の路地を走っていました。




古そうな地蔵堂がありました。
その中に1本新しそうな石碑が立っています。


「大震災1周年記念碑」との記載がありました。
東京であの東日本大震災の碑を見るのは初めてです。
この界隈は古い下町です。
被害に遭った家屋や人が居たのでしょうか?
それとも、遠い東北の災害を悼んでの碑でしょうか?
こういった石碑は氏子の総意でないと建立できません。


改めて周りを見ます。
典型的な下町の景色です。




古い床屋もあります。


もう廃業した様に見える蕎麦屋です。
決して裕福そうには見えませんが、被災者を思いやる人々が住んでいます。


あの南青山の一部の住民と違って、他人を自分の事のように思いやる人々が住んでいる街です。
もし転居するとしたら、こういう人たちが住む街で暮らしたいです。

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「大門湯」が再開した!?

2018年12月25日 | 散文
何となく気になっていました。
銭湯は残って欲しい日本の文化だと思っていますが、昨秋偶然見つけた銭湯に「当分の間休業させていただきます」の貼紙がありました。
こう言った場合の「当分の間」は、殆どが「永久」です。


さて、今日は目的を持って東尾久の路地へ入って来ました。
あの銭湯、どうなっているのだろう?
多分、跡形も無くなっているのだろうなあ・・・。


えっ!?
「大門湯」がそのままの姿でありました。
嬉しい予想外れです。


玄関口へ行ってみます。
前回同様、貼紙がありました。


なんと、営業再開しています!?
嬉しい!
いつから営業再開したのだろう?
張り紙を残しているので、今月の事だと思います。


でも、ホントに?
銭湯の外観は、休業しているのと全く変わりません・・・。
庭木がきれいに剪定されています。
これは、営業してる!


裏へ回ります。


ありました。


裏の廃品回収業の家です。


あれ!?
隣の建物が無くなって大門湯の煙突が見えています。
なんか食堂のような店があったような気がします。


こんな街なので、大門湯が休業している間は、近隣の住民が困った事でしょう。


いつまでもこの街の「風呂屋」として頑張って貰いたい。


時々覗きに来ますね。


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