荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

「但元いり豆本店」の風景

2019年04月29日 | 散文

「たんげん」ではありません。「たじもと」と読みます。「本店」とありますが、他の店を知りません。

寒の戻りの下町です。

 

亀戸4丁目の交差点にあって、人通りの多い角地なので、商店としては一等地にあります。

 

 

でも、あまり客はありません。

それでも経営が続いているのは店主であるおばあちゃんの人柄と、やっぱり立地だと思います。

 

いつも鳩が狙っている豆屋です。

 

 

 

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「ラッキー戎」の後日譚

2019年04月29日 | 散文

1ヶ月ほど前に根津の蕎麦屋で「ラッキー戎」に当たりました。

女将さんが私に当ててくれたものです。鯛が腰のビクにも入っています。数ケースに1本だけあるとの代物です。

 

 

・・・今日お勘定の際に女将さんから、「あのラベルを剥がすのに失敗しました。すみません、これ使って下さい」って渡されて、余り抵抗もせず気軽に貰って帰りました。「グラスです」って言うので・・・

 

 

開けてみたら、金色のリボンが掛かっています。

 

三越の文字が見えます。

 

 

包装紙を解くと、「王輝」の文字がありました。「銅製鎚目タンブラー」とも書いています。これって・・・数百円の品ではなさそうです。

 

そもそも事の次第は、「ラッキー戎」のビールを出して貰った時、軽い気持ちで「瓶を持って帰るの大変だから、ラベルを剥がしてよ」と私が言ったのです。

・・・軽率でした。

  女将さんも日本酒のラベルを剥がした事があって、気安く応じてくれました。蕎麦を食べに行く度に(毎週行きます)「日本酒のラベルと違って剥がし難いです。もう少し待って下さい」と女将さんが言う毎に、鷹揚に「いつでも良いよ、ユックリやってね」と応えていました。

 

その剥がしが失敗したようです。女将さんは失敗の代償に、このような高価なものを私に寄越したのです。私が拒まないようにわざとスーパーのレジ袋に入れて・・・

更にこうも言いました。「あれから探しているのだけど、、、今度出たら差し上げますから・・・」

蕎麦屋ですから毎日沢山のビールを消費しています。あれから約1か月になる間「ラッキー戎」は出ていないのでしょうね・・・

 

さあ、どうしよう!?

下手なものを持って行く訳にはいきません。審美眼に優れた女将さんですもの・・・

ここは久しぶりに夜の席を予約してお金を使うしか無いですね。飲み友の方々、お付き合いをお願いします。

 ・・・えっ、私の奢り!? 

 

コメント (4)
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